「健康でより良い世界」への投資 FGFJレポートNo21発行

 グローバルファンド日本委員会(FGFJ)が定期的に発行する『FGFJレポート』のNo.21(Winter2019)が年末ぎりぎりに発行されました。巻頭報告は日本国際交流センターの執行理事でもある伊藤聡子FGFJ事務局長の『「健康でより良い世界」への投資-第6次増資を振り返る』です。

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 2020年から始まる3年間の世界エイズ結核マラリア対策基金(グローバルファンド)の必要資金を調達する第6次増資会合は今年10月9、10日の2日間、フランスのリヨンで開かれ、目標額を超える140億2000万ドルの資金拠出を各国や民間のドナーが誓約しました。

 この資金は、途上国におけるエイズ結核マラリアの三大感染症対策、およびその土台となる保健基盤の強化に役立てられます。

 見出しは、会合を主催したフランスのエマニュエル・マクロン大統領の「不平等と闘い、社会正義を実現して次の世代に健康でより良い世界を届けよう」という呼びかけの一部を採用しました。

 まさにその会合の場に身を置いていた伊藤さんは、基礎的な数字や経緯を冷静に踏まえつつも、マクロン大統領の呼びかけに応え、目標額達成に至る劇的な展開と会場の熱気を臨場感あふれる報告で伝えています。

 レポートのPDF版はこちらでご覧ください。 

http://fgfj.jcie.or.jp/wp-content/uploads/2019/12/FGFJreport21.pdf