日本代表のメンバー発表に先立ち、アイルランド代表も昨日(26日)、先発、リザーブ計23人のメンバーを発表しています。(RUGBY WORLD CUP JAPAN日本2019のサイトから)
https://www.rugbyworldcup.com/news/483229
『先発15人のうち、初戦のスコットランド戦から入れ替えたのは4人。決勝トーナメントをにらんで、昨年の世界最優秀選手、SOジョナサン・セクストンがベンチ外となったが、スコットランドを圧倒した強力なFW8選手はそのまま』
むむ、FW、そのまま来ますか。厳しいなあ。
SOジョナサン・セクストン選手はスコットランド戦で足を気にしていました。大事をとって回復に専念するようです。さすが、優勝候補というか、決勝トーナメントもにらんだ選択でしょうね。
代わってSOに入るジャック・カーティ選手についてはSHのコナ・マレー選手が「落ち着いている選手で、ここぞというときにうまく対応できる。チームの戦略などの理解もどんどん深まっている」と語っています。
https://www.rugbyworldcup.com/news/483964
畳の上で泳いでいるような想像で恐縮ですが、「どんどん深まっている」ということは、あまり深まっていなかった選手なのかもしれません。セクストン選手よりもキックの精度が少し下がるようなら、強力FWのパワーも減殺され、付け入るスキが出てくるか。でも、SHからのボックスキックという選択肢もある。ここはひとつ、SHが動きにくくなるような作戦を・・・せこい感想で申し訳ありません。
問題は相手の戦力低下を願うことではなく、ジャパンがどこまで、どういうパフォーマンスを発揮できるかということであります。
こうして、テレビの前のラグビーファンは、人生というものも少しずつ学んでいきます。深いなあ(深くもないか)。
(追加)RUGBY REPUBLICのサイトにジェイミー・ジョゼフHCの会見報告が掲載されているけれど、それを読むと、どうもジェイミーも同じことを言っているみたい。つまり、工夫はいろいろしているけれど、奇策はないということでしょうか。
転んでも転んでも起きてくる。仮にリードを許しても、前半で試合を壊さず、ひたひたと追いかけていく。先発メンバーにはまずその役割が求められています。