『安心して集える場所』 エイズと社会ウェブ版407

 現代性教育研究ジャーナルの連載『多様な性のゆくえ One side/No side』の28回目です。No101(2019年8月15日発行)に掲載されました。

 

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 画像は文字が小さくて読みにくいかもしれませんね。
 日本性教育協会のサイトでPDF版をダウンロードしてご覧ください。10ページ目に載っています。

www.jase.faje.or.jp

 前回に続いてラグビーW杯関連の話題です。
《「ラグビーはすべての人のためのゲームであることを私たちは強調してきました。ジェンダーや人種、出身、宗教、セクシュアリティに関わりなく、誰もが安全に、そして喜んで迎え入れられていると感じられなければならないのです」》
《勝利よりも優先する価値を自覚的に示すこの発言により、プライドハウス東京 2019 もまた、予行演習にはとどまらない存在感を持つ施設になろうとしている》
 あと1か月で開幕ですね。日本代表はパシフィックネーションズカップでフィジー、トンガ、米国各代表に3連勝し、優勝しました。着実に力をつけているようです。
 しかし、W杯になると参加各チームも陣容を整えてくるので、これまでの成績はあてにはなりません。もちろんそれは日本代表にも言えること。伸びしろに期待しましょう、といった話は別の機会に譲るとして・・・。
 日本対ロシア戦が行われる9月20日(金)には、東京都渋谷区神宮前のコミュニティスペース subaCO(スバコ)にプライドハウス東京2019がオープンします。巨大スポーツイベント開催時に、性的マイノリティの人たちが安心して集える場所であり、情報発信の拠点にもなる期間限定の施設です。
 どうしてまたこの時期に・・・ま、つもる話はコラムをお読みください。