アジサイに人も潤う切通し

 梅雨に入ると人の集中度がますます高くなる。これが観光都市としての鎌倉の魅力であり、住民にとっては少々、つらいところでもあります。この季節は、どこへ行っても人とアジサイですね。雨上がりの午後、久々に食パンの買い出しに出かけた帰り道。北鎌倉と鎌倉旧市街をワープのように結ぶ亀ヶ谷坂切通です。北鎌倉側から長寿寺の角を曲がり、切通に入ると、あれあれ、いつの間にか・・・。 

 

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 ここにもアジサイ新名所がありました。たくさんの人が写真を撮っています。

 

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 鎌倉と言えばアジサイというイメージが再帰的にアジサイの数を増やしているのではないか。最近はそんな印象も受けます。ま、悪くはないけど。

 

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 花の坂道を過ぎると、いつもの光景、若葉も苔も緑が深くなってきました。年寄りはちょっと温度が下がると、すぐに鼻とのどの粘膜が乾いて痛くなるので、この湿り気がありがたい。どういうわけか最近は優柔不断で湿度の高い日本的社会風土もあまり気にならなくなり・・・それとこれとは話が別・・・とも言えなくなってきました(どっちやねん)。