釈迦に説法といいますか 東京都エイズ通信138号

 メルマガ東京都エイズ通信の第138号(2019年2月)が発行されました。
 

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 平成31年1月1日から平成31年2月22日までの感染者報告数(東京都)
  ※( )は昨年同時期の報告数
HIV感染者  47件  (48件)
AIDS患者     6件  ( 7件)
     合計      53件  (55件)
 AIDS患者数、HIV感染者とも昨年同時期より若干下回っています。
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 まだ、最初の2カ月なので前年より下回っているとはいえ微妙ですね。あくまで若干です。1年前の第126号(2018年2月)をみると、HIV感染者・エイズ患者報告の合計55件は2018年2月25日現在の数字となっています。
 時期もわずかにずれているし、報告数の比較はますます微妙であります。若干減っているとみるよりは、前年同時期とほぼ同数で推移しているとみるべきでしょうか。楽観は禁物、油断はもってのほかという状態は依然続いています・・・ということは、教育現場や医療現場、そして政策に携わる皆さんにはとくにお伝えしておきたい。

 釈迦に説法と言うか、暖簾に腕押しと言った方がいのか、どちらも少し違うような気もするけれど、最近はどうもまずいぞという場面に遭遇したこともあって、個人的にはアラームが鳴り響いています。