遮断機につるべ落としの秋の風 なぜか衆院解散の日に

 9月も終わりになると、日が落ちるのが早いですね。午後6時にお寺の鐘がご~んとなるころにはもう真っ暗。江ノ電和田塚駅から海へ向かう道も。 

 

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 世の中は解散で浮足立ち・・・というか、沈み込んでいくような気分でもあります。去年の今頃は、ヒラリーかドナルドか、どっちも選びたくないよ、もう・・・という米国の友人たちの嘆きにご同情申し上げていたように思いますが、よその国の選挙に同情している場合ではありませんね。どうする、この選挙・・・。実は1022日は鎌倉市長選挙の投開票日でもあり、暗い夜道、トボトボ感がいや増しに増しますが、あまり絶望ばかりしてもいられない。踏切の遮断機が下りて、電車が来ました。 

 

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 鎌倉行き。希望という名の電車・・・などと言っている場合ではありませんね。おっと、あれは欲望という名の電車だったか。希望と欲望の混同・・・いや、他意はありません(お断り:この文章はフィクションではありませんが、特定の個人、団体ともまた一切、関係ありません)。NHK100分で名著』で、ハンナ・アーレントの勉強もしたばかりだし、考えることを放棄せずに、しっかりと判断していこう。