これぞ音に聞くぜいたく 鎌倉ヒグラシ小紀行

 どういうわけか、7月も終盤に入って涼しくなりました。それなら、ということで本日(27日)は大船まで遠征して果物の買い出し。かなり安い・・・。

 帰り道は鎌倉まで1時間ほどの道のりを歩いて戻りました。北鎌倉あたりでは、はやヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。

 

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 鎌倉は実はヒグラシ名所でもあるのですが、中でもおすすめは北鎌倉から鎌倉に抜ける亀ケ谷(かめがやつ)切通しでしょうか。建長寺のちょっと手前、長寿寺の角を曲がると、長い坂道は樹木に覆われてトンネル状態です。

 

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  中に入るとこんな感じ。右からも左からも高くて透明なヒグラシの音が降り注いでくるようです。 

 

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 坂のピークを越え、鎌倉側になると、なぜかヒグラシが消えて、ウグイスの鳴き声が急に増えてきます。亀も登れずにひっくり返ったという急坂を半分ほど降りたところで振り返ってパチリ・・・といっても私のIT技術では音は伝わりませんね。イマジンしてください。

 ひと坂で二度おいしいといいますか。ピザで言えば、こっちはアンチョビとトマトにして、反対側はキノコや野菜をいろいろ載せてみたいな感じでしょうか。

  

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 などと、くだらないことを言っているうちに堂々の切通し小紀行は終わり、ゴジラもまたいだ横須賀線の扇ケ谷(おうぎがやつ)ガードに出てきました。実は、またいだのかどうか、記憶が定かではありませんが、こうやって残っているのだから、踏みつぶさなかったのでしょうね。シンゴジラ、意外にいいやつだったのかも。