『三猿は四猿だった』 

 連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の4回目です。7月15日発行の現代性教育研究ジャーナルNo76の13ページに掲載されています。
『現実を見ず、情報を閉ざし、何も言わずに黙っている。三猿はそうした態度を批判しているのだと思っていたら、実はその逆で、evil(悪徳)などには目もくれず、耳も貸さず、言及もしないようにという教えのようだ。困ったな』
 時代とともに教訓も変わります。人によっても変わるでしょう。「沈黙は金」というのもありましたね。
 キース・へリングのメッセージは「IGNORANCE = FEAR / SILENCE = DEATH(偏見は恐怖/沈黙は死)」でした。昔の話ではありません。
『今年は11月24~26日に第31回日本エイズ学会 学術集会・総会が東京で開かれるのに合わせ、東京エイズウィークスというキャンペーンが学会前後に展開される。そのメーンビジュアルが踊る3人のポスターに決まった』
 ところで、見ざる、言わざる、聞かざるの三猿は実は四猿でした。四番目の猿が隠していたのは・・・ということで、あとはコラムをお読みください。