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OPT-OUT検査について 米国のAIDS.govサイトから

 あくまで米国ではこういう考え方に基づいて対策が進められているということで、そっくりそのまま日本に当てはめられるものではありませんが、参考にはなります。まずはAIDS.Govに掲載されているOpt-Out検査の説明から。

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 2006年の勧告がいまも生きているようですね。Q&Aでは検査カウンセリングもインフォームドコンセントも不要とする考え方が示されています。

《CDCによると、予防カウンセリング廃止の背景には、保健医療機関における検査の妨げになるものをなくす、もしくは減らす意図があります。HIV検査は、すべての医療サービスを対象にした一般的な承諾書(同意書)でカバーできるとCDCは考えています》

 ちょっと意地悪な言い方をすれば、ごちゃごちゃ言っていないで、邪魔なものはさっさとなくせという扱いでしょうか。相当乱暴な印象も受けますが、日本のお医者さんの間にも最近は、こうした考え方への待望論が広がっているように思います。

     ◇

オプト・アウト検査 (AIDS.govのHIV/AIDS BASICS から)

 CDCは2006年に保健医療機関における成人、若者、妊婦に対するHIV検査のための改正勧告 https://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr5514a1.htm を発表し、保健医療提供者に以下の助言を行っています:

・13歳から64歳までのすべての人、および妊婦を対象にルーティンHIV検査を行う方針を採用する。

HIVのオプト・アウト・スクリーニングを実施する ― つまり、患者がはっきりとHIV検査を拒否しない限り、HIV検査をルティン(日常的)に行う。

・検査前カウンセリング、インフォームドコンセント、検査後カウンセリングは必要としない。

 

 「オプト・アウト検査」は、あなたが必ずHIV検査を受けなければならないという意味ではありません。一般論としていえば、あなたにはHIV検査を断る権利があります。(ただし、血液提供者や臓器提供者、兵役志願者、現役兵士、一定条件下における連邦および州刑務所の収監者、いくつかの州における新生児、外国からの移住者は除く)

 CDCはオプト・アウト・スクリーニングを以下のように考えています:

 ・より多くの人が自らのHIV感染を確認することを助ける。

 ・HIV感染をより早く知り、治療効果を高める。

 ・HIVに感染して生まれてくる赤ちゃんをさらに減らせる。

 ・HIV検査に伴うステイグマを減らせる。

 ・HIVに感染している人がパートナーの健康を守るための対応を取れるようになる。

 

よくある質問

 CDC勧告がオプト・アウトHIVスクリーニングをルティン(日常的)に実施する対象を13歳からにしているのはどうしてですか。

 10代で性的に活発な人の割合は相当高く、必然的にHIVを含めた性感染症の高い感染リスクにさらされていることがこれまでの研究で示されています。日常的HIV検査スクリーニングなら、多数の10代の若者が、両親に性的な活動を明かすことなく検査を受けられるようになります。(10代の性リスク行動に関する最新情報はCDCのDepartment of Adolescent and School Health  で)

 

 保健医療機関において、検査前/予防カウンセリングとインフォームドコンセントがもはや推奨されなくなっているのはどうしてですか。

 CDCによると、予防カウンセリング廃止の背景には、保健医療機関における検査の妨げになるものをなくす、もしくは減らす意図があります。HIV検査は、すべての医療サービスを対象にした一般的な承諾書(同意書)でカバーできると考えています。

詳しくはCDCのHIV Testing in Clinical Settings で。

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OPT-OUT TESTING

 

In 2006, the CDC released its Revised Recommendations for HIV Testing of Adults, Adolescents, and Pregnant Women in Health-Care Settings, which advise providers in healthcare settings to:

  • Adopt a policy of routine HIV testing for everyone between the ages of 13-64 and all pregnant women
  • Use opt-out screening for HIV—meaning that HIV tests will be done routinely unless a patient explicitly refuses to take an HIV test
  • Eliminate the requirements for pretest counseling, informed consent, and post-test counseling

 

“Opt-out testing” does not mean that you MUST take an HIV test. In general, you have the right to refuse an HIV test. (Exceptions include blood and organ donors, military applicants and active duty personnel, Federal and state prison inmates under certain circumstances, newborns in some states, and immigrants.)

 

The CDC believes that opt-out screening for HIV:

 

    Will help more people find out if they have HIV

    Will help those infected with HIV find out earlier, when treatment works best

    Can further decrease the number of babies born with HIV

    Can reduce stigma associated with HIV testing

    Will enable those who are infected to take steps to protect the health of their partners

 

Frequently Asked Questions

Why does the CDC recommend that routine, opt-out HIV screening start with 13-year-olds?

 

Research indicates that a significant percentage of teens are sexually active, which automatically puts them at risk for contracting STDs, including HIV. Routine HIV screening also allows many teens to get tested for HIV, without having to disclose their sexual activity to their parents. (For current information on teen sexual risk behavior, see CDC’s Department of Adolescent and School Health.)

 

Why are pretest/prevention counseling and informed consent no longer recommended in healthcare settings?

 

According to the CDC, the intention behind eliminating prevention counseling was to reduce or end barriers to testing in healthcare settings. CDC believes HIV testing can be covered under a general permission form (consent form) that is signed for all medical care.

 

 For more information, see CDC’s HIV Testing in Clinical Settings.