ラグビーの世界最高峰リーグとされるスーパーラグビーが来年(2018年)から15チームのトーナメント体制に再編されることになりました。現在の18チーム体制から3チーム削減され、この再編に伴い、日本から参戦しているサンウルブズは南アフリカカンファレンスからオーストラリアカンファレンスに移行します。
主催者であるSANZAAR(南ア、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンのラグビー協会連合体)が4月9日、発表しました。
それによると南アフリカから2チーム、オーストラリアから1チームが外れるということです。現行はニュージーランド、オーストラリアの各カンファレンスが5チームずつ、南アフリカが昨年から参戦したアルゼンチン、日本の2チームを合わせて8チーム体制ですから、拡大はしてみたものの、やってみたらやっぱり南アは多すぎたという感じでしょうか。
南アカンファレンスのサンウルブズがオーストラリアカンファレンスに移行するので、来年は3カンファレンスがそれぞれ5チームの編成になります。
サンウルブズのオフィシャルサイトにも《トーナメント方式再編に関するお知らせ》 が掲載されています。
サンウルブズにとってはカンファレンスの移行により、遠征時の移動距離が短くなり、時差も解消されるので、歓迎すべき変化でしょうね。それよりも何よりも、ファンとしては残って良かったと思います。アジアにおけるラグビーマーケットの拡大はワールドラグビー全体にとっても重要なので、これまでの成績は芳しくないけれど日本のチームは外せないということでしょう。
発表の前日、サンウルブズは待望の今季初勝利をあげました。絶妙のタイミングでしたね。2019年のラグビーW杯日本開催に向けて、お楽しみはこれからです。がんがん存在感を発揮していきましょう。