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Week4は「若い女性少女を力づける」

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2016世界エイズデーキャンペーンHands up for #HIVprevention(HIV予防に手を上げよう)のWeek4(11月7日~13日)は「若い女性、少女のエンパワメント」です。Empowermentは「力づける」と訳しました。日本語に訳しにくい単語の一つで「地位向上」などと訳すときもあります。しっくりくる訳語がなかなかありませんが、言わんとするところは分かるといいますか・・・。

 『人口は世界の11%なのに2015年の成人の新規HIV感染は世界全体の20%を占めている。サハラ以南のアフリカでは、若い女性が新規HIV感染の25%を占め、女性の感染は成人の56%に達している』

 日本ではHIV感染の大半が男性とセックスをする男性(MSM)の間の感染で占められていると推定され、予防や支援の対策もMSM層中心に組み立てられています。これはもちろん、いま流行はどこで起きているのかという認識を踏まえ、極めて重要かつ有効な選択ですが、同時に女性の感染予防対策および感染した女性、感染の高いリスクにさらされやすい女性の支援に関する目配りもまた大切です。

 

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若い女性、少女を力づける

   2016年11月7日

http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/featurestories/2016/november/20161107_youngwomen

 15-24歳の若い女性はとりわけHIV感染のリスクが高く、人口は世界の11%なのに2015年の成人の新規HIV感染は世界全体の20%を占めている。サハラ以南のアフリカでは、若い女性が新規HIV感染の25%を占め、女性の感染は成人の56%に達している。ジェンダーに基づく暴力を含むジェンダーの不平等は、女性、少女のHIVに対する心理的脆弱性に拍車をかけ、HIVサービスの利用を阻むことになる。若い人たちは情報を閉ざされ、自らの性の健康に関して情報を得たうえで自発的な判断を行うことを拒まれる結果になっている。HIV感染から自らを守るために必要な知識を欠いているのだ。こうした障壁がもたらす影響は東部、南部アフリカを中心にした高い陽性率の地域でとくに大きい。

 

 

Empowerment of young women and girls

 

07 November 2016

 

Young women aged 15–24 years are at particularly high risk of HIV infection, accounting for 20% of new HIV infections among adults globally in 2015, despite accounting for just 11% of the adult population. In sub-Saharan Africa, young women accounted for 25% of new HIV infections among adults and women accounted for 56% of new HIV infections among adults. Gender inequalities, including gender-based violence, exacerbate women’s and girls’ physiological vulnerability to HIV and block their access to HIV services. Young people are denied the information and the freedom to make free and informed decisions about their sexual health, with most lacking the knowledge required to protect themselves from HIV. The impact of these barriers is strongest in high-prevalence settings, predominantly in eastern and southern Africa.