さあ桜の季節だ・・・と盛り上がろうと思ったら、またまた肌寒い週末になってしまいました。4月1日（金）と2日（土）は鎌倉市が管理する扇湖山荘の庭園の特別公開日。どうしようかなあ、寒いしなあ。
意を決して鎌倉山遠征を敢行しました。午後の部の開門は午後1時から。15分ほど前から門前には行列ができていました。
入ってすぐの切り通しには橋がかかっています。
ループ状態と言いますか、けわしい山道を上がり、回遊式の散策が楽しめるというとてつもない庭園ですね。昔の金持ちはムチャをするといいますか・・・。
いただいた鎌倉市の資料によると、「扇湖山荘は製薬会社で財を築いた長尾欣弥の別邸として昭和9年に飛騨高山の民家を移築・改築したもの」であり、平成22年に鎌倉市が寄付を受け、管理しています。
戦後は料亭になったり、銀行が所有したりと、様々な変遷を経ていたようですが、2階のテラスからの眺めは格別。
ね。窓から一望できる相模湾が扇形の湖のように見える。それで「扇湖山荘」の名前がついているそうです。右側の山は稲村ガ崎の裏山。海は逗子、葉山沖で、晴れて見晴らしがいい日なら、三浦半島の先端まで見え、東京湾を出入りするタンカーも確認できるそうです。
せっかくだから庭に出て、桜の向こうの海もご覧下さい。束の間の大富豪気分を味わったらバスに乗って帰ろう。えっと、時刻表は・・・。
