バングラディシュのダッカで11月20~23日に開催予定だった第12回アジア太平洋地域エイズ国際会議について、会議の組織委員会が15日、開催延期を発表しました。日程については後日、改めて発表するということです。
会議の公式サイトにバングラディシュ保健・家庭福祉省による延期発表が掲載されていますが、理由については「やむを得ない事情により(Due to unavoidable circumstances)」とされているだけで、はっきり分かりません。
したがって、これはあくまで私の推測に過ぎませんが、国際的なテロ事件の発生に伴い、バングラディシュ政府も高度な警戒態勢の必要性を認識しているのではないかと思います。繰り返しますが、あくまで推測です。詳細については今後の情報を待つ必要があります。以下は、会議の公式サイトに掲載された短い発表文の日本語仮訳です。
http://www.icaap2015.org/
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ICAAP12 発表
やむを得ない事情により、第12回アジア太平洋地域エイズ国際会議(ICAAP12)組織委員会は、残念ながら開催を期します。日程については後日、改めて発表します。
さらに詳しいことはICAAP12事務局にお問い合わせ下さい。
( coordinator@icaap2015.org )
ICAAP組織委員会決議
2015年11月15日 バングラディシュ保健・家庭福祉省
Announcement of ICAAP12
Due to unavoidable circumstances, the Executive Committee of 12th International Congress on AIDS in Asia and the Pacific (ICAAP12) regrets to announce that the Congress is hereby deferred to a date which will be announced later.
For further details, please contact ICAAP12 Secretariat (coordinator@icaap2015.org).
Resolution of the EXCOM of ICAAP12
12/11/2015
Ministry of Health and Family Welfare, Dhaka, Bangladesh