快挙再び 日本 26 - 5 サモア

 勝ちましたね。ラグビーW杯。日本はこれで今大会2勝1敗です。サモアも決して弱いチームではありません。むしろ手強い相手だったのですが、前半から一つ一つの局面で日本が少しずつ上回り、その結果として大きな点差になりました。初戦の南ア戦の勝利が単なる偶然ではなく、奇跡でもなく、十分に根拠のある勝利だったことが、サモア戦によって改めて示されました。

 

 ただし、後半の日本はトライ0。ボーナスポイントを獲得できる1試合トライ4には届かなかった。したがって、勝点は南ア戦の4ポイント+この試合の4ポイントで計8。

 

 つまり、次の米国戦で勝って3勝1敗になったとしても勝点から判断すると、目標とするベスト8にかなり厳しい展開です。ああ、後半に何とか2つトライがほしかったとか、そもそもスコットランド戦が悔やまれるとか、あの日程はないぞとか、テレビ画面のこちらからは好き勝手なことが言えますが、W敗で勝ち越すことができたとしたら、それだけでも大変なことです。それどころか南アに勝っただけでも、信じられないことだったし、サモアに勝って改めてそれが信じられるようになった。そんな素晴らしい試合、そして選手たちに感謝して、こんばんはすやすやと寝ることにしよう。