「ん」のつく野菜は

 師走寒波の襲来で寒い寒いと言っているうちに冬至になりました。1年で最も昼が短く、その分、夜が長い1日です。もう寒くても文句を言えない。いさぎよく寒さを受け入れよう・・・と思うけど、寒いね、やっぱり。

 今年は冬至と旧暦11月1日の新月が重なっているそうです。つまり、長い夜に月は輝かず、一段と闇が深くなります。めったにそういう日はないので、この暗さをこそ大いに楽しみましょう。その意味でも鎌倉の冬はなかなか魅力的です・・・とはいえ、寒いね。

 実は20日の土曜日に、少しぜいたくをして、由比ガ浜の魚源で会席料理をいただきました。夫婦2人で会席のコースと越の参州というお酒をしっかり楽しみ、それでも1万円でおつりが来るという東京ではちょっと考えられないお店です。

 20日の夜は冬至が近いということで、「ん」のつく野菜がコースの中に5つ使われていました。最初のかぶら蒸しのぎんなん、口取りのキンカン・・・あとは、なんきん(カボチャ)とニンジンと、もうひとつ、何だったかな。