4358 アジア大会7人制ラグビー決勝

 

 仁川のアジア大会で3日、男女7人制ラグビーの準決勝、決勝が行われました。日本は男女とも決勝進出。その結果は・・・。  http://www.sanspo.com/rugby/news/20141002/jap14100220350002-n1.html

 男子 日本 24 - 12 香港
 女子 中国 14 - 12 日本

 7人制ラグビーは2016年リオ五輪の正式種目。来年のアジア予選で1位にならないと五輪出場は苦しいので、前哨戦となる今大会では男女とも優勝を目指していました。

 女子はあと1歩でしたね。若い選手も多く、今後半年ののびしろを大いに期待したいと思います。

 結果は男子がアジア大会3連覇の金メダル。女子は銀メダルでしたが、決勝は中国と互角の戦いだったので、大いに期待が持てます。しかし、男女とも油断はできません。7人制ラグビーはいわば、世界のエマージングマーケットです。オリンピック種目になったので、これから伸びてくるチームがどんどん出てきそうです。日本は男女とも、のびしろナンバー1のチームになってアジア予選に臨んでほしいですね。

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 Jsportsのセブンズラグビーのサイトに、リオ五輪の出場チームの選考プロセスが紹介されています。
 
http://www.jsports.co.jp/rugby/sevens/

 出場チームは12カ国(地域)で、開催国ブラジルを除く11カ国は以下の3つのカテゴリーで決まります。

(1)セブンズワールドシリーズ2014-15上位4カ国(地域)=4チーム
(2)来年6~12月にアジア、オセアニア、アフリカ、ヨーロッパ、北米・カリブ、南米の6地域で行われる各地域予選の優勝国=6チーム
(3)各地域予選敗退国による世界最終予選優勝国=1チーム

 正直言って、(1)と(3)は日本にとってかなり厳しく、(2)のアジア地域予選優勝が五輪出場の絶対条件と考えておくべきでしょう。