土曜日の人出散策は実は28日（土）掲載予定のSANKEI Express連載「湘南の風 古都の波」のための「人知れず一人時間差取材」が真の目的でした。仕事をしてるぞ、してるぞと触れて回ることなく、ひっそりと現場を抑えておく、記者はすべからくそうありたい（・・・って触れ回ってるじゃん）。まま、とにかく、本日は午前中、所用の外出ついでに雨の慕情編といいますか、かすかに雨が降りかかる大町の妙本寺を訪れました。
まだちょっと見ごろには早そうですが、人の背丈の倍はあろうかというこのボリューム感、見事ですね。ちなみに右端の女性は私とは無関係、熱心に花の写真を撮られていたので、アジサイの大きさが分かっていただけるのではないかと思い、登場していただきました。悪しからず。妙本寺はカイドウだけでなく、鎌倉アジサイ散策に関しても知る人ぞ知るの穴場スポットなので、この時期に写真を撮りに訪れる人がけっこういます。
途中で消えてしまう苔むした階段。その脇のアジサイ。雨に合います。
参道の石段を上がると、3年前に修理を終えたばかりの二天門。うっそうとした木々の緑と門の朱色。階段脇のアジサイはまだ少し色が浅く、来週末あたりが見ごろになりそうですが、そうなるとますます色彩のコントラストが鮮やかでしょうね。おお、いよいよこれは楽しみじゃないの、ということで、♪雨、雨、降れ降れ、もっと・・・じゃなくて、ほどほどに～。お酒はぬるめの燗でいい～、 ん？ そのあたりは適当にひとつ、よろしくお願いします。
