HIV検査普及週間(6月1~7日)

12月1日の世界エイズデーの対角といいますか・・・。官製のキャンペーンは地味だし、おもしろみはないし、ということで、きらびやかな諸々の話題に伍していけず、埋没することになりがちです。それでも地味な部分を担える機能も世の中には必要。キャンペーン…

どっちが重要ということではなく・・・ エイズと社会ウェブ版268

実施はずっと先になりますが、【TOKYO AIDS WEEKS 2017】のメインイベントのお知らせをコミュニティアクションのイベント情報欄にも掲載しました。 www.ca-aids.jp 実施期間は第31回日本エイズ学会学術集会・総会と同じ2017年11月24日(金)~26日(日)で、…

夜も更けて、なんだなんだの人の波 GW余話

昨日午後7時頃、コピーの必要な書類があったので海岸のコンビニに行きました。店内は何と大混雑。レジの前もトイレの前も大変な行列です。いかにGWとはいえ、この時間にこの混雑はちょっとおかしい。どうなってるの? コピー機の前には行列もできていなかっ…

TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要 UPDATE YOUR REALITY

世界エイズデー(12月1日)の前後に様々なNGOやグループと連携してHIV/AIDSに関する情報発信を行う【TOKYO AIDS WEEKS 2017 】のメインイベント開催概要がTAW2017実行委員会から発表されました。 TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要【会期】2017…

CDC HIVの基礎知識 PrEP

HIV感染に対する曝露前予防服薬(PrEP)は数年前から、新たな予防対策のツールとして国際的に注目されています。日本で導入すべきかどうかについては、これから研究班を作って検討が始まるのではないかと考えられています(注:ここで受け身表現を使うと主語…

しょうがないと町を歩けば緑も鯉も

昨日は、ぼったくりにあうこともなく、無事帰還を果たしたので、本日は鎌倉から出ずに、のんびり一日を過ごすことに・・・。とはいえ、大変な人ですね。 鎌倉駅西口。新緑シーズン恒例といいますか。江ノ電鎌倉駅構内に入れない乗客が駅前の広場を囲む歩道に…

安全 安心 ロマンスの街

昨日は家庭の事情といいますか、所用につき、東京は池袋まで繰り出しました。それにしてもまあ、GWはどこもかしこも大変な人ですね。雑踏を逃れ、池袋三原堂2階の甘味処でひと休みしましょう。 顧客平均年齢が高いせいか、店内は少々レトロで落ち着いた雰囲…

CDC HIVの基礎知識 検査

こちらは米疾病予防管理センター(CDC)のサイトから。HIV検査基礎知識。 www.cdc.gov 『HIVに感染しているかどうかを確認する唯一の方法は検査を受けることです。CDCは13歳から64歳までのすべての人に健康管理の一環として、少なくとも一度はHIV検査を受け…

OPT-OUT検査について 米国のAIDS.govサイトから

あくまで米国ではこういう考え方に基づいて対策が進められているということで、そっくりそのまま日本に当てはめられるものではありませんが、参考にはなります。まずはAIDS.Govに掲載されているOpt-Out検査の説明から。 2006年の勧告がいまも生きているよう…

ブルジンスキ氏はなぜUNAIDSに入ったのか エイズと社会ウェブ版267 

グローバルファンド日本委員会のFGFJレポートNo.12(April 2017)に国連合同エイズ計画(UNAIDS)のリチャード・ブルジンスキ上級顧問(人権・ジェンダー・予防・コミュニティ担当)のインタビュー『HIV/エイズ流行収束への道 コミュニティのたゆまぬ努力』…

Living Togetherの今日性 TOP-HAT News第104号 

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)が東京都の委託を受けて編集しているTOP-HAT Newsの第104号(2017年4月)が発行されました。HATプロジェクトのブログでもご覧いただけますが、ここでも再掲しておきます。 ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆1 はじめに Living Togetherの今日…

東京都エイズ通信第116号

メルマガ東京都エイズ通信の第116号(2017年4月)が発行されました。 archives.mag2.com 今年に入ってから4月23日までの都内の感染者報告数は以下のようになっています。 ( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 111件 (118件) AIDS患者 31件 (34件) 合計 …

トランプ予算案に強い危機感 追加情報 どうなるフォガティセンター

すいません。あまりにも知識が不足したままにトランプさんの予算提案を紹介してしまったので、フォローします。ネットで少し関連情報を調べました。依然として掘り下げ不足、表面をなぞっただけの追加情報ではありますが、補足しておきます。 トランプ大統領…

トランプ予算案に強い危機感 国際エイズ学会(IAS)

トランプ政権の発足で、米国はどう変わるか。少なくとも国際保健の分野では、かなり困った事態が進行しつつあるようです。国際エイズ学会(IAS)もともと科学の側に立つ組織なので、言わずもがなの感もなくはないのですが、科学擁護論の特集ページを設け、三…

ATLAS2018 東京編 エイズと社会ウェブ版266

オランダのアムステルダム近郊にスタジオを持つフリーランスの写真家、マーヨライン・アンネガーンさんが東京を訪れ、4月18日に東京・新宿二丁目のコミュニティセンターaktaで日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス(JaNP+)理事の長谷川博史さんにイン…

目に青葉 モンローウォーク 水の音 ~ パクるにしてももうちょっと・・・ 

節度がないと言いますか。すいません、一気に初夏になってしまいましたね。半袖姿の観光客も増えました。鎌倉の町は冬から春を駆け抜けて、はや新緑が目にしみる季節です。 鎌倉市雪ノ下の川喜多映画記念館。映画会に多大な功績があった川喜多長政、かしこ夫…

こっちはもっと目立たないと・・・

「世界エイズデー」キャンペーンテーマフォーラム『一緒にテーマを考えよう』 日時:5月20日(土)午後5時~6時半 場所:コミュニティセンターakta(東京都新宿区新宿2-15-13、第二中江ビル301) 参加費:無料(充実感あり) なお、API-Net(エイズ予防情報…

 ♪目立たぬように~ 

現代性教育研究ジャーナルNo73が発行されました。 www.jase.faje.or.jp お前が性について書くとは、世も末だね・・・などとおしかりを受けそうな予感もするので、なるべく目立たないようにしたいと思ったのですが、書いたものはできればたくさんの人に読んで…

個別施策層の表記をどうするか 第4回エイズ・性感染症に関する小委員会傍聴記その3

4月11日の小委員会で示された改正案のたたき台について、もう少し感想を書きます。前文には個別施策層に言及したくだりがあります。外国人を対象から外したかたちで別途、記載すべきか、あるいは引き続き個別施策層に含めるべきか。この点については、第4回…

本命は自己検査? 『HIV検査革命』続き

コメント集の中で、ミシェル・シディベUNAIDS事務局長は『HIV検査は保健医療施設からコミュニティへと移していく必要があります』と語り、ジンバブエの保健大臣が『自己検査のような新たな形式の検査を導入すれば、最初の90は実現できるのです』と自己検査に…

『HIV検査革命』を提唱 UNAIDS科学技術専門委員会

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の科学技術専門委員会が4月9、10日に会議を開き、2020年の90-90-90ターゲット実現に向けて「HIV検査革命」の必要性を強調する勧告をまとめました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 HIV検査の革命とは何か。リリースを読む…

郵送検査をどう考えるか 第4回エイズ・性感染症に関する小委員会の傍聴記その2 

4月11日の第4回エイズ・性感染症に関する小委員会の傍聴記の続きです。厚労省の公式サイトには、エイズおよび性感染症のそれぞれの予防指針改正案について、資料として当日、配布された「たたき台」がアップされました。 『検査・相談体制』の項を見ると、『…

リスとおじさんの微妙な無関係 和田塚駅頭にて

さすがに今日はもう、コートはいらないかな。暖かくなりましたね。江ノ電和田塚駅のホームも、すっかり春の日射し。 ん? 電線と木の枝の交差するあたりで何かが動いています。さすがに暖かくなると・・・。 リスでした。新芽を食べているのか。のどかですね…

「はじめに」で綴るエイズ対策史 その6 (2010年8月~2010年11月)

TOP-HAT FORUM(東京都HIV/AIDS談話室)の公式サイトの資料室欄に《「はじめに」で綴るエイズ対策史 その6(2010年8月~2010年11月)》を掲載しました。 《「続けよう」》(第24号 2010年8月) 《シディベ氏、東京を走る》(第25号 2010年9月) 《デフレに負け…

2020年目標は90-90-90なんだけど

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに90-90-90治療ターゲットの特集ページがあります。ただし、90-90-90は、2020年までにHIVに感染している人の73%が抗レトロウイルス治療継続の結果として、体内のHIV量を検出限界以下の状態に保てるようにすることが…

第4回エイズ・性感染症に関する小委員会傍聴記

厚生科学審議会感染症部会の第4回エイズ・性感染症に関する小委員会が4月11日(火)午後、厚生労働省で開催されました。エイズ予防指針と性感染症予防指針の改正に向けた議論も4回目となり、厚労省からは改正案のたたき台が示されました。 今回の小委員会は…

首の皮一枚 世界の期待を担って残りましたサンウルブズ

ラグビーの世界最高峰リーグとされるスーパーラグビーが来年(2018年)から15チームのトーナメント体制に再編されることになりました。現在の18チーム体制から3チーム削減され、この再編に伴い、日本から参戦しているサンウルブズは南アフリカカンファレンス…

日曜だし、雨だし、花見でもするかな

やみそうでやまず、ついに夕方まで雨の日曜日になってしまいましたね。しかたがないので、部屋の窓から花見。 遅ればせながらほぼ満開でしょうか。 外から撮るとこんな感じ。雨に濡れて色鮮やかな印象もあります。 枝の先の方はまだ蕾が開きかけ状態なので、…

1点差、価値ある勝利。サンウルブズ 21 - 20 ブルズ

やりましたねえ。今季初勝利。善戦はしても勝ちきれない。その壁を破る貴重な1点差です。 www.sanspo.com ホームでの試合。しかも相手のブルズは強豪とはいえ、今季はいまひとつ波に乗れていないし、負傷や疲労で必ずしもベストのメンバーを組めているわけで…

今年11月にはモスクワで閣僚級世界結核会議

一日遅れですが、日本語バージョンも紹介しておきましょう。国連合同エイズ計画(UNAIDS)のインフォグラフィック『結核とHIV』の日本語仮訳版です。 参考までに付け加えておくと、結核に関しては2018年に国連ハイレベル会合が開催されることが決まっていま…

インフォグラフィック『結核とHIV』

今年の世界結核デーについては、当ブログでも《本日は世界結核デー エイズと社会ウェブ版262》(3月24日)、《世界結核デーでUNAIDSがプレスリリース エイズと社会ウェブ版263》(3月25日)と2日連続で紹介しました。 国連合同エイズ計画(UNAIDS)も指摘し…

『カミングアウトの有無にかかわらず』 エイズと社会ウェブ版 265

大阪府は3月30日付で、公式サイトの報道発表資料ページに『性的マイノリティの人権問題についての理解増進に向けた取組について』という資料を掲載しました。 大阪府/報道発表資料/性的マイノリティの人権問題についての理解増進に向けた取組について 《大…

ベイゴマでしたか 『東京の下町』拾遺

吉村昭さんの長編エッセー『東京の下町』の読後感想文続編です。感想にもなりませんが、「え、そうなの」という個人的な驚きを一つ追加します。 当時の子どもたちの遊びを紹介した「其の十二 ベイゴマ・凧その他」に次のような記述がありました。 『ベイゴマ…

吉村昭著『東京の下町』 読後感想文

2006年に亡くなった作家の吉村昭さんは東京の日暮里で生まれ育った。エッセイ『東京の下町』は戦前の日暮里周辺の町の様子を少年時代の記憶とともに描いている。ご自身が書かれているように雑誌の編集者に進められ、自分でも、そんなに書く材料はないだろう…

HIVcheckをチェックする  TOP-HAT Newsの第103号 

エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて編集しているTOP-HAT News第103号が発行されました。HATプロジェクトのブログでご覧いただくことができます。 asajp.at.webry.info といっても、クリックしてリンクに跳ぶのもおっくうだという方もいらっし…

鎌倉の大工さんが総出で・・・御成小旧講堂、国の登録有形文化財に

鎌倉駅の西口から3、4分歩いたところにある御成小学校の旧講堂は外から見ただけでも大変、風格のある建物です。10年ほど前に鎌倉に引っ越してきた頃は、道を歩きながら、屋根の上の塔屋を仰ぎ見ては「何だろう」と思ったものです。立派ですね。 かつて講堂と…

東京都エイズ通信115号

メルマガ東京都エイズ通信の第115号(2017年3月)が発行されました。 archives.mag2.com 今年の東京都内の感染者報告数(3月28日まで)は以下のようになっています。 ※()は昨年同時期の報告数 HIV感染者 82件 (86件) エイズ患者 20件 (23件) 合計 102…

2016年速報値 エイズ動向委員会報告

厚生労働省のエイズ動向委員会が3月29日(水)に開かれ、昨年(2016年)の新規HIV感染者・エイズ患者報告の速報値が委員会終了後の記者会見で発表されました。私は記者会見に出られなかったのでAPI-Net(エイズ予防情報ネット)のエイズ動向委員会報告欄から…

推計通りなら日本の現状は80-90-90 エイズと社会ウェブ版 264

国内でHIVに感染している人のうち、自らの感染を知らないでいる人は約5800人。厚労省研究班のこんな推計が昨日、NHKニュースで紹介されました。 www3.nhk.or.jp 《厚生労働省によりますと、保健所や医療機関などでHIVの感染が確認された日本人は、去年ま…

♪ハートのエースが出てこな~い

何とか寒波も切り抜けましたか。朝の江ノ電も通勤客、観光客を取り混ぜ、たくさんの人。鎌倉駅の脇にある花壇にも日が降り注いでいました。 ちょっと前までここは「えの田」という田んぼでしたが・・・。 ね。2014年6月の写真です。いつのまにか変わって、小…

日本語仮訳だけ通しで読みたい方はこちらで IAS書簡2017

国際エイズ学会(IAS)の公式サイトに掲載された2017年の年次書簡については、当ブログで5回に分けて日本語仮訳を掲載しました。 毎回の冒頭には、その都度、私の独断と偏見・・・とまでは言いたくないけれど、思い込みの強い感想が付いているので、煩わしく…

『力強い科学、果敢なアクティビズム』 IAS2017年次書簡その5

IAS書簡2017の最後のまとめの部分です。書簡全体のタイトルもここから取ったのですね。IASが今年取り組む優先事項を「科学」「人」「前進」の3点にくくって示しています。 《エイズ運動の歴史はクライアントと保健医療従事者、アクティビストと政策決定者、…

世界結核デーでUNAIDSがプレスリリース エイズと社会ウェブ版263

3月24日の世界結核デーにあわせ、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が結核とHIV/エイズのプログラムの一層の強化と統合を求めるプレスリリースを発表しました。その日本語仮訳です。 《結核はHIV陽性者にとって、最大の入院および死亡原因となっている。2015年の…

本日は世界結核デー エイズと社会ウェブ版262

3月24日(金)、つまり本日は世界結核デーです。といっても、結核にはあまり詳しくないので公益財団法人結核予防会 結核研究所のサイトからの受け売りですが、どうして今日が「世界結核デー」なのかは次のよう説明されています。 http://www.jata.or.jp/tp_d…

著者と語る『バブル―日本迷走の原点―』 日本記者クラブ会見感想記

『バブル―日本迷走の原点―』の著者、永野健二さんが3月15日(水)午後、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見を行いました。「著者と語る」と題し、話題の書籍について著者自身からお話をうかがう会見シリーズです。永野さんは日本経済新聞の証券部記者と…

いよいよ明日開催。『エイズ予防指針見直し傍聴報告』

改めてもう一度、お知らせしておきましょう。明日(3月21日)午後7時からです。ふるってご参加下さい。 エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)第125回フォーラム『エイズ予防指針見直し傍聴報告』 《感染症法に基づくエイズ予防指針は1989年に告示されて以来、…

波よけの築港遺跡に水温む

暑さ寒さも・・・の言葉通り、お彼岸の3連休中日はようやくの暖かさでしたね。昼過ぎに材木座から小坪方面に遠征。 干潮で海面上に姿を現わした石群は鎌倉時代の築港遺跡、和賀江嶋です。材木座海岸は当時の国際的物流拠点でありました。遠浅の海岸なので船…

《HIV活動を映像に残す》 エイズと社会ウェブ版262

旧ブログからサルベージした記事の復活シリーズです。2011年11月11日に『One Day on Earth』という世界的なイベントがあり、UNAIDSもそれに参加しているというので、それにあわせて新宿二丁目のコミュニティセンターaktaが毎週金曜日に行っているデリヘル活…

♪あのころキミは~ エイズと社会ウェブ版 261

エイズ対策の観点からすると、2011年は「予防としての治療」や「曝露前予防投薬(PrEP)」などが大きく注目され、話題になった年でした。3年前にブログ移転に伴うサルベージ作業で回収した2011年8月11日の感想文です。最近、自分が書いていることは当時と比…

『薬の価格を下げる』 IAS2017年次書簡その4

国際エイズ学会(IAS)の年次書簡2017『力強い科学 果敢なアクティビズム』。日本語仮訳の4回目です。限りある資金で最大限の成果を収めるには、抗レトロウイルス薬の価格引き下げが急務という指摘です。まったくもってその通り・・・ではありますが、これも…