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エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)第125回フォーラム『エイズ予防指針見直し傍聴報告』 3月21日(火)

昨年12月から続けられているエイズ予防指針の改訂に向けた議論をテーマにフォーラムを開催します。 日時:2017年3月21日(火)午後7時~8時半 場所:ねぎし内科診療所(地下鉄丸ノ内線四谷三丁目1番出口) 東京都新宿区四谷三丁目9 光明堂ビル5階 http://www…

「HIV.gov」に名称変更へ 

米国政府のHIV/エイズ啓発サイト「AIDS.gov」の名称がこの春から「HIV.gov」に変更になるそうです。昨年の世界エイズデー(12月1日)の前日にAIDS.govのコミュニケーション担当の方が公式サイトのブログで変更方針を発表しました。その日本語仮訳です。 春と…

「はじめに」で綴るエイズ対策史 その5

《課長と部下2人が残業をしていた。部下の1人が指先を切って出血したので、もう1人が手当をしようとすると、指を切った部下があわてて「さわっちゃだめ」と制止する。会社には黙っていたが、HIVに感染しているのだという。HIV陽性者であることをカミングアウ…

復刻シリーズ3 浅読みエイズ動向委員会報告2012年確定値 エイズと社会ウエブ版100

先ほどの復刻シリーズ2は2012年の年間報告数の速報値段階での話でした。こちらはその3カ月後に確定値が発表された段階での感想文。この年は速報値と確定値の誤差がわずか3ということで、件数としてはほぼ同じでした。委員長コメントも《今回はあくまで傾向の…

復刻シリーズ2 「感染横ばいの可能性」2012年速報値動向委員長コメント エイズと社会ウエブ版90

失われたブログからの復刻シリーズ第2段です。2013年2月のエイズ動向委員会で発表された2012年の年間新規HIV感染者エイズ患者報告の速報値について取り上げた《「感染横ばいの可能性」2012年速報値動向委員長コメント》およびその続報の《しつこいようです…

米国内の新規HIV感染は6年前より18%減少 CDC

全米のHIV新規感染は《2008年には推計4万5700人だったのが14年には3万7600人になっている》ということで、年間ベースの比較では18%の減ということです。 米国政府のエイズ啓発サイトAIDS.govのブログに2月14日付で掲載されたCDC報告の日本語仮訳。昨年末か今…

『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』 基本メッセージとコンセンサス声明

前置き 昨日も声明本体を含む前半部を紹介しましたが、米国のU=Uキャンペーンなどが発表している『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』というコンセンサス声明の日本語仮訳です。英文はPrevention Access Campaignというサイトに…

『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』 コンセンサス声明

米国のU=Uキャンペーンなどが発表している『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』というコンセンサス声明の日本語仮訳です。 翻訳リクエストもいただいているので、取り急ぎ声明部分および冒頭の基本メッセージだけ紹介します。専…

《先日の記事『 恐怖と感染性と検出限界以下について』のフォローアップ》GNP+

2月8日付で『 恐怖と感染性と検出限界以下について』という声明を発表した世界HIV陽性者ネットワーク(GNP+)が1週間後の15日付で公式サイトにフォローアップの文書を発表しています。その日本語仮訳です。 声明の中で批判的に紹介しているU=U(Undetectable…

復刻シリーズ 『それでも世界は ラヴズ・ボディ6 エイズと社会ウエブ版36 』

ビギナーズ鎌倉の旧ブログはいまはもう消えてしまいましたが、いくつかの原稿は引っ越しの際に大急ぎでサルベージしました。その一つ2010年に東京都写真美術館でラヴズ・ボディという作品展が開かれた際のレポートです。 Facebookで一度、再掲載したのですが…

どうやって訳すかな Make Some Noise

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が3月1日の差別ゼロデーに向けた今年のキャンペーンを発表しました。 http://www.unaids.org/en/ UNAIDSの公式サイトからスピーチバブルという吹き出しカードのようなものをダウンロードして、何かノイズを書き(あるいは描き)…

3月9日(木)にHIVcheck報告会

2015年から続けられていた『UNAIDSが掲げる臨床評価指標90-90-90達成のための男性同性愛者に対する新しいHIV検査システムの構築に関する研究』の成果報告会が3月9日(木)の夕方、国立国際医療研究センター(東京都新宿区戸山1-21-1)で開かれます。 http://…

UNAIDSがコンドームを必要とする人へのアクセス改善を呼びかける声明

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が2月13日、コンドームの利用拡大を呼びかけるプレス声明を発表しました。内容的にはこれまでのメッセージの繰り返しですが、T as Pだとか、PrEPだとかに入れ込み気味の時期にまたどうしてわざわざ声明なのか・・・と思って訳し…

大島も ワカメも波も サーファーも

風はまだ冷たいけれど、光の春と言いますか。午後の散歩に出ると・・・。 海も輝いていました。雲の下に見えるあの島は。 伊豆大島ですね。ヨットが通り過ぎて行きます。 由比ガ浜の遠浅の砂浜に降りると、のどかなようで波もけっこうありました。寒さも何の…

 たとえば、いかにもお金をかけたパンフレットとか・・・

ちょっとしつこいかもしれませんが、昨日のGNP+の声明に関する感想の続きです。引用でも紹介した『口先だけのマーケティングは別にして』という部分は、英文では『Slick marketing aside』となっています。Slickはとりあえず『口先だけの』と訳しましたが、…

恐怖と感染性と検出限界以下について GNP+

最近はすっかり世界のHIV感染予防対策の中心となった感がある「予防としての治療」(T as P)について、世界HIV陽性者ネットワーク(GNP+)が2月8日付けで公式サイトのニュース欄に見解を発表しています。声明と受け止めてよさそうですね。 On Fear, Infecti…

1000万人にHIV治療 グローバルファンド成果報告

世界エイズ・結核・マラリア基金(グローバルファンド)が2002年1月の創設以来、昨年6月末までのデータをもとに、成果報告を発表しました。その概要がグローバルファンド日本委員会の公式サイトに掲載されています。 http://fgfj.jcie.or.jp/topics/2017-02-…

レトロだからねえ~

いつもはのどかな朝の和田塚駅ホームに、なぜか大変な人。無人駅なのに本日は江ノ電の警備の方も配置されていました。 どうも映画かテレビドラマの撮影のようですね。カメラと集音マイクの向こうでは、大正もしくは昭和初期あたりの服装とおぼしき役者さんが…

TOKIOは空を飛び、垣根を超えて、未来へつなぐ~ なんだか・・・

誤解する人は少ないと思いますが、それでも誤解のないようにあえて付け加えておくと、昨日の書き込み 《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その4 でバナーを紹介した第24回日本エイズ学会学術集会・総会が開催されたのは2010年です。 このバナーですね。開催…

《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その4

TOP-HAT Forum(東京都HIV/AIDS談話室)の資料室に《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その4を掲載しました。2009年9月から2010年3月までの4本(第16~19号)です。 http://www.tophat.jp/material/d4.html 《アジアの女性5000万人に親密なパートナーからのH…

TOP-HAT News 第101号(2017年1月)

特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて毎月発行しているTOP-HAT Newsの第101号(2017年1月)です。HATプロジェクトのブログに掲載しました。当ブログにも再掲しますので、よかったらお読みください。 昨年12月に第100号の節目…

90-90-90ってなに? 第2回エイズ性感染症に関する小委員会報告3

少し間があいてしまいましたが、1月23日(月)の第2回エイズ・性感染症に関する小委員会の報告を続けます。ほぼ5年ごとのエイズ予防指針と性感染症予防指針改訂に向けた検討を進めている小委員会です。私の関心はエイズ予防指針なので、そちらの報告が中心に…

昨年とほぼ同程度 1月の新規HIV感染者・エイズ患者報告 東京都

メルマガ東京都エイズ通信の第113号が発行されました。 http://archives.mag2.com/0001002629/?l=nzj09bf662 今年1月2日(月)から22日(日)までの感染者報告数(東京都)は以下のようになっています。 ◇ ※()は昨年同時期の報告数 HIV感染者 18件 (20件…

WHOがHIV自己検査推奨 Policy Brief(政策解説)

もうひとつ資料紹介です。世界保健機関(WHO)は2016年の世界エイズデーの直前(11月29日)にHIVの自己検査の推奨とパートナー告知に関するガイドライン(Guidelines on HIV self-testing and partner notification)を発表しました。このうち自己検査推奨に…

『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』の日本語仮訳PDF版 第2回エイズ・性感染症に関する小委員会報告番外編

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のパンフレット『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』の日本語仮訳PDF版がAPI-Net(エイズ情報ネット)にアップされました。昨年6月の「エイズ終結に向けた国連総会ハイレベル会合」で採択された政治宣言の約束…

第2回エイズ・性感染症に関する小委員会報告2 発生の予防及びまん延の防止(前置き的感想)

あらかじめ言い訳です。すいません。説明がだらだらと長くなるのは、すきっと理解できていないからでしょうね、きっと。1月23日に厚生労働省で開かれた第2回エイズ・性感染症に関する小委員会の報告の続きです。要領を得ない感想を書き連ねた文章で恐縮です…

予防指針追加編 第1回エイズ・性感染症に関する小委員会資料

12月20日に開催された第1回エイズ・性感染症に関する小委員会の資料が厚労省の公式サイトにアップされています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000148004.html 発生動向と対策の現状、参考人として報告された熊本大学の松下修三先生のパワーポイント…

第2回エイズ・性感染症に関する小委員会報告1 医療の提供

感染症法に基づくエイズ予防指針と性感染症予防指針の改正に向けた厚生科学審議会感染症部会の第2回エイズ・性感染症に関する小委員会が1月23日午後、厚生労働省で開かれました。今回の議論は現行予防指針の項目ごとの論点の確認を中心に進められました。 議…

梅に江ノ電

いつもの江ノ電和田塚駅。出勤風景です。マンネリ気味で恐縮ですが、季節の便りということで・・・。ホームの向かいのお宅では、庭の梅がずいぶん咲いてきました。屏越しに一枚。 と思ったら、電車が走り込んできてしまいましたねえ。走るなら、入れて見せよ…

「はじめに」で綴るエイズ対策史 エイズと社会ウェブ版 259

「101回目のプロポーズ」というTVドラマがむかし、ヒットしましたね。100回の大きな節目をなんとか迎え、やれやれと思うと同時に、101回目には新たな出発といいますか、これからも続けるぞという勇気のようなものもわいてきます。 特定非営利活動法人エイズ…

『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』 UNAIDS

昨年6月の「エイズ終結に関する国連総会ハイレベル会合」で採択された政治宣言の約束を10項目にまとめた資料が国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトにPDF版で紹介されています。その日本語仮訳です。英文PDF版はこちらでご覧下さい。 http://www.unaids…

春よ来い船も晴れ着もサーファーも

このところ、海の夕暮れがきれいです。三連休の最終日の昨日(9日)は、ラグビーの大学選手権決勝をテレビ観戦した後、ぶらっと海岸に出てみました。定番だけど・・・。 風はなく、雨が上がった後は意外に寒さも厳しくなかったし・・・とはいえ、春まだ遠き…

 いまこそ必読 『新エイズ予防指針と私たち―続けよう、HIVとの闘い』

前回は2005年のエイズ予防指針見直しについて紹介しました。では、その次の2011年の見直しに関する議論(改正告示は2012年1月)は、どうだったのか。 よくぞ聞いていただきました・・・え、聞いていない? そんなことを言わずに、こちらが参考にしていただけ…

エイズは「不死の病」か 2005年のエイズ予防指針見直しの議論から

エイズ予防指針の見直し作業が昨年の暮れから、現在進行形で進められています。帷幄研究の成果や社会の対応などの変化を対策に反映させるための見直しは今回で3回目になります。1回目の見直しは2005年でした。当時の議論はどんな様子だったのか。古い資料を…

見る前に跳べ・・・じゃなかった、見る前から憎まれ口

これは見逃せないぞと、楽しみにしている番組ではあるのですが・・・。 NHKスペシャル 1月14日(土)放送 www6.nhk.or.jp 基本的にNHKの感染症報道はおおむね脅威強調型で、「いまにも」とか「すでに忍び寄っている」とか「今年は異例の」みたいな印象をあの…

 ローズパレードでPulse銃乱射事件の犠牲者を偲ぶ

カリフォルニア州パサデナのローズパレードは、米カレッジフォットボールの試合、ローズボウルの前に行われる盛大なパレードです。例年なら1月1日なのですが、今年は1日が日曜日だったため、翌2日に第128回ローズパレードが華々しく展開されました。ローズボ…

ロウバイに束の間の悟り初出勤

さあ、お仕事だ・・・ということで、いつもの出勤風景。江ノ電の和田塚駅手前の古戦場・和田塚です。石段の上方右側に咲く黄色い花は・・・。 ロウバイです。石垣の上のこのあたりは、春になるとヤマブキ、梅雨時はアジサイ、秋口には萩・・・と季節の花が咲…

こいつぁ春から

元日は初日の出、そして正月2日は・・・国会で青島幸男さんが決めたわけではないけれど、夕日ですね、鎌倉の場合。鶴岡八幡宮に初詣でをされた方も、本覚寺の初えびすで商売繁盛をお祈りされた方も、夕方になると、若宮大路をぐっと南下して由比ガ浜の砂浜に…

厳しいことは覚悟のうえ、ではありますが、明るくいきましょう (エイズ関係で少し追加あり)

明けましておめでとうございます。 Face bookではすでに紹介しましたが、2017年の年明けは露座の大仏で有名な長谷の高徳院にお参りしました。元日の午前零時開門ということで防寒対策を周到に行って繰り出しましたが、幸いにして風もあまりなく、おだやかな…

グローバルファンドのトップもかわります 今年の漢字は『外』追加編

HIV/エイズ分野では、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のマーク・ダイブル事務局長が2017年5月末で退任します。もともと1期限りという約束での就任だったそうで、新事務局長の選出プロセスがすでに開始されています。グローバルエ…

ちょっと出遅れましたが、今年の漢字は・・・

2016年も今日で終わりですね。振り返ってみれば、あまりいい年ではなかったと思っている人が多いのではないでしょうか。私も実はそのひとり。個人的には可もなし、不可もなしなのですが、残り少ない人生の中の1年を漫然と過ごしてしまったなあと思うと、残念…

2016年を振り返る TOP-HAT News第100号

東京都エイズ通信にも後ろの方に載せてもらっていますが、TOP-HAT Newsの第100号(2016年12月)をHATプロジェクトのブログにアップしました。 記念すべき100号ですが、いろいろあった2016年の総括も必要ということで、節目が重なってしまい、熟慮の末、年末…

【ノロウイルス】手を洗い水分補給しよう

おっと、日付が変わる前に紹介しておきましょう。本日(28日)付産経新聞の主張(社説)です。【ノロウイルス】手を洗い水分補給しよう 年末年始の休暇を控えて、体調の変化に注意したい。 医療機関の診療体制も手薄になるので、感染症の予防にも普段以上に…

報告から何を読み取るか 東京都エイズ通信第112号

メルマガ東京都エイズ通信の第112号が発行されました。今年の最終号ですね。12月18日までの都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数が掲載されています。昨年は報告数が減少していましたが、今年はまた増加に転じているので、ここ何年かの傾向でいえば、横ば…

『感染症医が教える性の話』(岩田健太郎著)  読後感想文

世の中には苦手なものがごまんとあって、苦手じゃないものを探す方が早いくらいだが、ひょっとすると「感染症医」と「性教育」は数多ある苦手品目の双璧といえるかもしれない。そんな私のもとに筑摩書房から一冊の本が送られてきた。 『感染症医が教える性の…

HIV/エイズに関するクイズその他 スポーツコミュニティのためのHIV/エイズ教育ツールキット9

IOCとUNAIDSによるHIV/エイズ教育ツールキットの日本語仮訳は今回が最後となります。最終部分の参考資料のうち、「HIVとエイズに関するクイズ」と「用語集」を紹介します。以下の付属文書は省略します。悪しからず。 クイズ、用語集ともおそらく2010年当時の…

SDGs実施指針とエイズ予防指針 国内の関心度は・・・ エイズと社会ウェブ版258

政府のSDGs推進本部が22日、持続可能な開発目標(SDGs)実施指針を策定したのを受け、東京・内幸町の日本記者記ラブで同日夕、政府、国連、NGO、民間企業組織による共同の記者会見が開かれました。指針策定のプロセスには政府だけでなく、多様な分野のステー…

予防指針と世界の動き 第1回エイズ・性感染症に関する小委員会 傍聴記3

予防指針改正に向けた議論はスタートしたばかりなので、外野席からあれこれ注文をつけるのもはばかられるのですが、憎まれっ子、世にはばかるというしゃれにならない現実もあります。この際、気が付いたこと、感じたことはメモにしておきましょう。 予防指針…

2つの指針はどう違う 第1回エイズ・性感染症に関する小委員会 傍聴記続編

昨日のエイズ・性感染症に関する小委員会の続きです。厚労省の冒頭説明には現在のエイズ予防指針と性感染症予防指針のそれぞれの項目も示されています。 どちらも2012年1月19日に直近の改正大臣告示があり、エイズ予防指針は9項目立て、性感染症予防指針は6…

第1回エイズ・性感染症に関する小委員会 傍聴記

ほぼ5年おきに行われるエイズ予防指針の見直し作業が始まりました。今回はエイズ予防指針と性感染症予防指針が改正に向け、厚生科学審議会感染症部会のエイズ・性感染症小委員会(岩本愛吉委員長)で同時に検討されています。 第1回エイズ・性感染症に関する…