パレードは、みんなポジティブ(ちょっとまとめすぎか?) エイズと社会ウェブ版685

東京レインボープライド2024、最終日(21日)午後のパレードのみの参加でしたが、規模が大きくなり、会場でまごまご。なんとか出発直前に#UPDATE HIVのフロート集合場所にたどり着きました。 その途中で、沖縄から参加されたレジェンド、南定四郎さんにもお…

『HIVとともに生きる』 エイズと社会ウェブ版684

現代性教育研究ジャーナル4月号(No.157)の連載コラム『多様な性のゆくえ』第84回。『HIVとともに生きる』は、明治大学専任助教、大島岳さんから送っていただいたご著書のタイトルの一部でもあります。4月号Pdf版はこちら。11ページに掲載されています。 ht…

95-95-95ターゲットとは何か エイズと社会ウェブ版683

国際的なエイズ対策分野では90-90-90ターゲットが2020年までの中間達成目標となっていました。公衆衛生上の脅威としてのエイズ終結を2030年までに実現するには、まず90-90-90でHIVの新規感染やエイズ関連の死亡を減らし。勢いを付けようというのが2020年まで…

反同性愛法無効化認めず ウガンダ憲法裁判所 エイズと社会ウェブ版682

ウガンダの反同性愛法の無効化を求める訴えに対し、ウガンダ憲法裁判所が4月3日、訴えを棄却する決定を行いました。AFPの翌4日付け報道によるとこの法律は2023年5月に成立していますが、国際的に強い批判にさらされ、ウガンダ国内でも撤廃を求める訴えが提出…

報告数をどう判断するか、困った

東京都エイズ通信第200号が3月29日、配信されました。 ***********************************● 令和6年1月1日から3月17日までの感染者等報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 47件 (49件) …

2023年速報値は960件 新規HIV感染者・エイズ患者報告数 エイズと社会ウェブ版681

第162 回エイズ動向委員会が26日、開催され、昨年(2023年)の年間新規HIV感染者・エイズ患者報告の速報値がまとまりました。 エイズ予防情報ネット(API-Net)の日本の状況:エイズ動向委員会のページで2024年四半期報告をご覧ください。委員長コメントのPD…

『地下鉄の駅で』 エイズと社会ウェブ版680

現代性教育研究ジャーナル3月号(No.156)の連載コラム『多様な性のゆくえ』第83回。大塚隆史さんの著書を紹介した前号の『まさしく目からウロコ』の続編です。9ページに掲載されています。 https://www.jase.faje.or.jp/jigyo/journal/seikyoiku_journal_20…

『人権の観点からエイズ対策に取り組む』 エイズと社会ウェブ版679

TOP-HAT News 第186号(2024年2月)です。巻頭の『人権の観点からエイズ対策に取り組む』は1月18日に亡くなったエイズ&ソサエティ研究会議副代表、樽井正義さんの功績をエイズ研究に焦点を当てて紹介しました。感謝の言葉とともにご冥福をお祈りします。 ◆◇…

新規HIV感染者報告数は増加傾向 東京都エイズ通信第199号

東京都エイズ通信第199号が2月29日、配信されました。************************************* ● 令和6年1月1日から2月18日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 31件 (22件…

早くも2030年以降見据え、HIV対策長期継続アプローチを発表 エイズと社会ウェブ版678

エイズ終結を2030年までに達成することを国際共通目標として掲げる国連合同エイズ計画(UNAIDS)が1月19日、その目標年である2030年以降を見通して『持続可能なHIV対策入門』という報告書を発表しました。念を押すようですが、今年(2024年)の1月19日です。…

『まさしく目からウロコ』 エイズと社会ウェブ版677

少し報告が遅れましたが、昨年12月1日に発売された大塚隆史さんの『二丁目からウロコ 新宿ゲイ街スクラップブック』の増補改訂版を読みました。連載コラム 多様な性のゆくえ第82回『まさしく目からウロコ』はこの名著を読んだ感想文です。2月15日発行の現代…

「みんなの健康を守るには、みんなの権利を守ろう」2024年差別ゼロデー エイズと社会ウエブ版676

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに2024年差別ゼロデーのキャンペーン特設ページが公開されました。 テーマは'“To protect everyone’s health, protect everyone’s rights”。日本語だと「みんなの健康を守るには、みんなの権利を守ろう」あたりでし…

HIV関連のスティグマ・差別解消に向けて グローバルパートナーシップ報告書 エイズと社会ウェブ版675

あらゆるかたちのHIV関連スティグマ・差別を解消するためのグローバルパートナーシップ(略称:グローバルパートナーシップ)は2018年の国際人権デー(12月10日)に発足し、活動を続けています。その概要報告が昨年(2023年)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)…

米CDCが東京に東アジア・太平洋地域事務所

東京に雪が降り、寒さに震え上がった2月5日、感染症対策分野ではおなじみの米疾病対策センター(CDC)の東アジア・太平洋地域事務所が開設されました。家にこもって、テレビもあまり見なかったので、夜遅くまで気が付きませんでしたが、けっこうニュースでも…

テーマはピープル・ファースト

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース) 第185号(2024年1月) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発マガジンです。企…

前年より微増 昨年のHIV感染者報告速報値(東京都内) 東京都エイズ通信から

メルマガ東京都エイズ通信の第198号が1月26日に発行されました。************************************* ● 令和6年1月1日から1月21日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 10件…

惜しまれつつ、でも、やり切った イルファー釧路ファイナル エイズと社会ウェブ版674

北海道釧路市で20年にわたってHIV/エイズ分野の啓発活動を続けてきたイルファー釧路が昨年(2023年)12月10日、釧路ろうさい病院の講堂で20回目となる師走講演会を開催し、2004年8月発足以来の活動に終止符を打ちました。 ファイナルと銘打った講演会の様子…

『鍵を握る個別施策層』 エイズと社会ウェブ版673

どういうわけか、今回は具体的な動きがなかなか把握できませんが、厚労省のエイズ予防指針見直し作業がいま、現在進行形で進んでいるようです。もうちょっとオープンいしてもいいように思うけれど・・・。その見直しがどうなるかということも意識しつつ、前…

Nothing About Us Without Us エイズと社会ウェブ版672

現代性教育研究ジャーナルの連載コラム「多様な性のゆくえ」の第80回です。昨年12月15日発行のNo.153に掲載されていますが、年末は珍しく多忙、そして年が明けてからは厳しい状況が続き、紹介が1カ月遅れになってしまいました。https://www.jase.faje.or.jp/…

試練の2023年を振り返る TOP-HAT News 第184号 

《国際的にも国内でも、2023年は厳しい試練に見舞われ続けた1年でした。それでも、というか、だからこそ、希望の光はあることを願いつつ、新しい年を迎えたい。HIV/エイズとその関連分野はどうだったのでしょうか》TOP-HAT News 第184号(2023年12月)です。…

報告の微増傾向続く 東京都エイズ通信から

メルマガ東京都エイズ通信第197号が27日、発行されました。今年1月1日から12月17日までの都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 ********************************* ● 令和5年1月1日から12月17…

世界人権宣言75周年でUNAIDSがプレス声明 エイズと社会ウェブ版671

世界人権宣言は1948年12月10日、国連総会で採択されています。つまり明日(2023年12月10日)が国連人権宣言75周年。国連合同エイズ計画(UNAIDS)が公式サイトにプレス声明『To protect everyone’s health, protect everyone’s rights(すべての人の健康を守…

2023年世界エイズデー報告書『コミュニティ主導でいこう』要約版の日本語仮訳をAPI-Netに掲載 エイズと社会ウェブ版670

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2023年世界エイズデー報告書『LET Communities LEAD(コミュニティ主導でいこう)』は11月28日に発表されました。エイズデー当日の3日前ですね。 全文は無理だけど、せめてサマリー(要約版)だけでも・・・ということでエッ…

エイズの教訓を受け継ぐ(注:終わったわけではまったくないけど) エイズと社会ウェブ版669

世界エイズデー前日の11月30日(木)、『40年目のパンデミック エイズの教訓を受け継ぐ』が東京プリンスホテル(東京都港区芝公園)で開催されました。主催は日本国際交流センター(JCIE)とグロバルファンド日本委員会(FGFJ)。《ブロードウェイ舞台「イン…

『PWAは犠牲者ではない』 エイズと社会ウェブ版668

現代性教育研究ジャーナルNo.152(2023年11月15日発行)に掲載された連載コラム『多様な性のゆくえ』第79回のタイトルです。前回に続き1983年のデンバー宣言について取り上げました。 日本性教育協会のサイトでPDF版がダウンロードできます。13ページに載っ…

コミュニティ主導に合わせ技1本 エイズと社会ウェブ版667

2023年世界エイズデー(12月1日)に向けたキャンペーン特設ページが国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されています。テーマは『LET COMMUNITIES LEAD - WORLD AIDS DAY 2023』(コミュニティ主導でいこう 世界エイズデー2023)です。 サイトの…

報告の微増傾向続く 東京都エイズ通信から

メルマガ東京都エイズ通信第195号が30日、配信されました。今年1月1日から10月15日までの東京の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 ************************************* ● 令和5年1月1日から1…

『未知の感染症に立ち向かう』 エイズと社会ウエブ版666

現代性教育研究ジャーナルNo.151(2023年10月15日)が発行されました。日本性教育協会のサイトでPDF版をダウンロードできます。 https://www.jase.faje.or.jp/jigyo/journal/seikyoiku_journal_202310.pdf 連載コラム『多様な性のゆくえ』第78回は14ページに…

メディアセミナー「2030年までのHIV流行の終結に向けた道筋とは」 エイズと社会ウェブ版665

TOP-HAT Newsの第181号(2023年9月)でもお知らせしたHIV/AIDS GAP6の主要メンバーがスピーカーとして登壇するメディアセミナー「2030年までのHIV流行の終結に向けた道筋とは」が10月5日午後、東京・千代田区の大手町ファーストスクエアで開催されました。実…

GAP 6がエイズ流行終結で要望書 TOP-HAT News 第181号

TOP-HAT News 第181号(2023年9月)が発行されました。 ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆ 1 はじめに エイズ流行の終結とは 2 理解のギャップを埋めるには 3 世界エイズデーの国際共通テーマは『コミュニティ主導でいこう』 4 年間確定値は884件 2022年新規HIV感染者・エイズ患…