エイズ・感染症

もう少し、もう一息といいつつ師走 東京都エイズ通信第172号

メルマガ東京都エイズ通信の第172号が12月24日、配信されました。今年に入ってから12月19日までの都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 ************************************* 令和3年1月1日から…

報告の減少傾向、変わらず メルマガ東京都エイズ通信第171号

東京都の月刊メルマガ、東京都エイズ通信の第171号が11月26日、配信されました。今年に入ってから11月21日までの都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ********************…

『医薬品特許プール(MPP)とメルクシャープ&ドーム(MSD)の画期的な合意を歓迎』 UNAIDSプレス声明

新型コロナウイルス感染症COVID-19の経口治療薬として注目される「モルヌラビル」について、製薬大手のメルクシャープ&ドーム(MSD)が医薬品特許プール(MPP)とライセンス契約を結びました。この薬については、米食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可を検討…

報告数の減少は、前年比20件で推移 東京都エイズ通信

東京都が毎月発行しているメルマガ東京都エイズ通信の第170号(10月28日)が配信されました。今年に入ってから10月24日までの都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 *********************************…

毎月、同じことを書いているようで・・・ メルマガ東京都エイズ通信第169号

メルマガ東京都エイズ通信第169号が発行されました。今回も月末最終日の配信となりました。コロナ緊急事態宣言の最終日でもあります。忙しい中を忘れずに出していただきかたじけない。 *********************************…

ここであせらず 東京都エイズ通信第168号

メルマガ東京都エイズ通信第168号が発行されました。私のメールに配信されたのは8月31日のしかも午後4時でした。ぎりぎり8月中に間に合ったという感じですね。コロナの緊急事態下で、東京都の感染症担当部門の皆さんの超多忙ぶりが、しのばれます。忘れずに…

こういう時期だからこそ、地道な努力を 東京都エイズ通信167号

メルマガ東京都エイズ通信の第167号(2021年7月28日発行)が配信されました。新規HIV感染者・エイズ患者の報告数は、昨年同時期と比べると、HIV感染者報告が少し増加、エイズ患者報告数は減少という傾向は変わっていません。 ***************…

事態はますます読みにくい 東京都エイズ通信第166号

メルマガ東京都エイズ通信の第166号(2021年6月28日発行)が配信されました。今年もほぼ半分が過ぎています。新規HIV感染者・エイズ患者の報告数は、昨年同時期と比べると、HIV感染者報告が少し増加、エイズ患者報告数は減少しています。 *********…

6月はHIV検査・相談月間だけど 東京都エイズ通信第165号

メルマガ東京都エイズ通信の第165号(2021年5月28日)が配信されました。今年に入ってから5月23日までの新規HIV感染者・エイズ患者告数は以下の通りです。 ************************************ ● 令和3年1月1日から令…

緊急ウェビナー『米国・バイデン政権がコロナ・ワクチンの特許免除を決断!』(参考情報)

日本では子供の日であり、連休最終日でもあった5月5日、米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ大使(通商代表)による注目すべき発表がありました。新型コロナウイルス感染症COVID-19のワクチンについて、米国政府が世界貿易機関(WTO)のTRIPS協定(知的…

新規HIV感染報告が昨年同時期と同数に 東京都エイズ通信第164号

メルマガ東京都エイズ通信第164号(2021年4月30日発行)が配信されました。今年に入ってから4月25日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 もう5月1日なので、2021年も3分の1が過ぎちゃったことになりますが・・・。 *********…

それでも扉は開いている 東京都エイズ通信第163号

東京都エイズ通信第163号(2021年3月30日)が配信されました。新規HIV感染者・エイズ患者の報告数は減少の傾向が続いています。 ************************************* ● 令和3年1月1日から令和3年3月21日までの感染…

ハイレベル会合に向け、マルチステークホルダー・タスクフォース(多様な関係者による特別委員会)メンバーの推薦を UNAIDSが要請

6月のHIVに関する国連総会ハイレベル会合に向けて、幅広く意見を集約するための手続きが動き出しました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに4月のヒアリングに向けたマルチステークホルダー・タスクフォース(多様な関係者による特別委員会)の設置…

TOP-HAT News第150号『COVID-19ワクチンとHIV』 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ メルマガ:TOP-HAT News(トップ・ハット・ニュース) 第150号(2021年2月) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ TOP-HAT Newsは特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発マガジ…

「はじめに」で綴るエイズ対策史その16

毎月発行しているTOP-HAT Newsのバックナンバーから、巻頭報告のみをピックアップした特集記事です。その時々の行き当たりばったりのレポートでも、蓄積されていけば逆に行き当たりばったりだからこそ、記録としての価値が生まれるかもしれない・・・と都合…

2020年の年間報告数(速報値)は400件を下回る 東京都エイズ通信

メルマガ東京都エイズ通信の第161号が1月28日、配信されました。今回は毎月の速報に加え、2020年の年間速報値の集計結果も、(参考)として紹介されています。 ************************************* ● 令和3年1月1日…

「ギャグ」はもう終わりにしたい Oneside / Noside45

20日に行われる米大統領就任式は2万1000人規模の州兵が投入され、厳重警戒にあたるようです。 www.sankei.com いったいどこの国のニュースなの?と疑いたくなることも、最近は珍しくなくなってしまいましたね。当日はどうなることやら。 現代性教育研究ジャ…

『覚書がもたらすレガシーへの期待』 TOP-HAT News第148号

2020年は新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行が世界各地、および国内で拡大傾向を続ける中で幕を閉じようとしています・・・ということは、2021年もCOVID-19の流行継続を覚悟して迎えなければならないということですね。 TOP-HAT Newsは、その2020年の最…

報告の傾向は変わらず年の瀬へ メルマガ東京都エイズ通信第159号

メルマガ東京都エイズ通信の第159号(2020年11月30日発行)が配信されました。 ************************************* ● 令和2年1月1日から令和2年11月22日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 …

忘れちゃうといけないので・・・分科会提言について

すでにたくさんの報道がなされているので、いまさらの感もありますが、当ブログでも備忘録的に取り上げておきたいと思います。私の考えを整理するためのものなので、いまさらと思う方は読み飛ばしてください(または、忘れた頃に「どれどれ」と呼んでいただ…

『報告数の減少が見せる2つの顔』 TOP-HAT News 第146号(2020年10月)

ちょっと遅くなりましたが、TOP-HAT News10月号です。巻頭は9月15日に厚労省エイズ動向委員会がまとめた2019年新規HIV感染者・エイズ患者報告数の年間確定値、および2020年上半期の速報値の紹介です。 いつもは年間確定値がニュースの中心になるのですが、今…

むむ、判断が難しい メルマガ東京都エイズ通信第158号

メルマガ東京都エイズ通信の第158号が配信されました。 ************************************* ● 令和2年1月1日から令和2年10月25日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 241件 (…

『COVID-19とHIV』

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトのトップに『COVID-19 and HIV』という特設ページのバナーが掲載されています。 https://www.unaids.org/en クリックすると『WHAT PEOPLE LIVING WITH HIV NEED TO KNOW ABOUT HIV AND COVID-19(HIVとCOVID-19につ…

-楽しむ!学ぶ!- エイズ啓発ジャズフェスティバル開催! 

第1回エイズ啓発大阪ジャズフェスティバルは2年前の2018年12月2日(世界エイズデーの翌日)、第32回日本エイズ学会学術集会・総会の関連イベントとして開催されました。www.c-linkage.co.jp 会場は中之島の大阪市中央公会堂でした。 今年はvol.3ですね。 11…

この機会は生かせるのか TOP-HAT News第145号 

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2020年版年次報告書『この機会をつかむ』について、TOP-HAT Newsでは、7月の第143号でも少し紹介していますが、9月の第145号ではさらに詳しく取り上げています。各章の内容を短くまとめた概要版の日本語仮訳を公益財団法人エ…

確かに減ってはいるけれど・・・報告の読み方が難しい  東京都エイズ通信第157号

メルマガ 東京都エイズ通信の第157号(2020年9月28日)が発行されました。 ************************************* 令和2年1月1日から令和2年9月20日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染…

UNAIDSの次期世界戦略策定に向けて

国連合同エイズ計画(UNAIDS)は次期世界エイズ戦略(2021~2025年)の策定作業を進めています。今年5月から8月にかけて進められた策定プロセスの第一段階は、広範な関係者からの意見集約に力が注がれ、現行戦略(2016~2021)の優先課題を基本的に継承しつ…

見かけの減少は増加のサイン? 東京都エイズ通信第156号

メルマガ東京都エイズ通信第156号が8月28日、発行されました。 ************************************ 令和2年1月1日から令和2年8月23日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 184件 …

第27回AIDS文化フォーラムin横浜開幕

今年は梅雨が長引いたので、どうかなと思っていましたが、期待通りというか、残念ながらといいますか、第27回AIDS文化フォーラムin横浜は8月7日(金)、例年通り恐るべき暑さの中で開幕しました。 abf-yokohama.org ただし、例年通りではなかったのは、オン…

『この機会をつかむ』 TOP HAT News 143号

ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のピーター・ピオット学長は、エボラウイルス発見者の一人であり、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の初代事務局長として最も繰しい時期に世界のエイズ対策を牽引してきました。ウイルス感染症対策の分野では世界有数の権威の一人…