エイズ・感染症

7月は一転して増加 東京都エイズ通信第119号 

メルマガ東京都エイズ通信の第119号が発行されました。今年に入ってから7月30日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告件数は272件で昨年同時期より10件多くなっています。 6月末段階では昨年の方が18件多かったのですが、逆転しました。とくにHIV感染者報告数…

『2016年のHIV対策政府拠出資金は7%減少。2010年以降最低レベルに』

米国の保健政策や国際保健に関する調査、報告を行っている非営利組織、カイザー・ファミリー財団と国連合同エイズ計画(UNAIDS)が7月21日、低・中所得国に対するHIV/エイズ対策への国際的な資金拠出について報告書を発表しました。そのプレスリリースの日本…

HIVによる免疫機能障害の認定基準見直しを求め要望書 JaNP+、ぷれいす東京

「日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス」と「ぷれいす東京」の2つの特定非営利活動法人が7月13日、『ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害の認定基準に関する要望書』を連名で厚労省に提出しました。コミュニティアクションでも紹介した原稿に少し…

『偏見は恐怖/沈黙は死』 いまもなお・・・

現代性教育研究ジャーナルの連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』で、7月はキース・へリングのポスター「IGNORANCE = FEAR / SILENCE = DEATH(偏見は恐怖/沈黙は死)」を取り上げました。ブログでも昨日紹介したばかりですが、改めて。 『三…

UPDATE! よろしく

厚労省と公益財団法人エイズ予防財団が主唱する2017年度世界エイズデー国内キャンペーンのテーマが決まりました。 この決定を受け、コミュニティアクション(Community Action on AIDS)のキャンペーンテーマ欄もさっそく、2017年バージョンに「UPDATE!」し…

保健医療の場で差別を解消するための国連機関共同声明 

世界保健機関(WHO)や国連合同エイズ計画(UNAIDS)など国連12機関が、保健医療の場における差別解消を目指して発表した共同声明のことは、7月3日の当ブログでも紹介しました。その声明本文の日本語仮訳PDF版です。API-Netに掲載されました。 《保健医療の…

アイハバ・ゴール ウッ!

PPAPといえばペンパイナップル・・・う~んと何だっけ ? と思っていたら、ピコ太郎さんが登場してますます混乱に拍車をかけてきます。困った人だね。 しかも後ろ盾は外務省とあっては、権威に弱いおじさんとしては対抗するすべもありません。 これからはPPAP…

誰のために、そして何のために・・・ TOP-HAT News第106号

TOP-HAT News第106号(2017年6月)です。発行付きを大幅に超えてしまいました。もう梅雨明け猛暑の印象ですね。東京都のHIV検査・相談月間も終わっています。それでも改めて。『HIV検査や相談が重要なのは6月だけではないので、この機会にHIV検査は誰のため…

エイズ予防指針改正案参考 JASAフォーラム(2017.3.21)から

エイズ予防指針・性感染症予防指針の改正案に対する意見募集(パブリック)が行われているので、参考までに3月21日(火)に開催されたエイズ&ソサエティ研究会議第125回フォーラム「エイズ予防指針見直し傍聴報告」のスライド資料を掲載します。 第3回小委…

あらら、パブコメ募集が始まっていました エイズ予防指針改正案

感染症法に基づくエイズ予防指針と性感染症予防指針の改正案について、厚生労働省がパブリックコメントを募集しています。 エイズ予防指針 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495170067&Mode=0 性感染症予防指針 http://s…

「レガシー」を生み出す変化

現代性教育研究ジャーナルNo75(2017年6月15日)が発行されました。不肖私の連載コラム・多様な性のゆくえ One side/No side(3)《「レガシー」を生み出す変化》も掲載されています。日本性教育協会の公式サイトでpdf版がダウンロードできます。 www.jase.fa…

大いなる不安の中で TOP-HAT News第105号(2017年5月)

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)が東京都の委託を受けて編集しているTOP-HAT Newsの第104号(2017年4月)が発行されました。HATプロジェクトのブログでもご覧いただけますが、ここでも再掲しておきます。 ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆ 1 はじめに 大いなる不安の中で …

ババトゥンデ・オショティメインUNFPA事務局長が急死

国連人口基金(UNFPA)のババトゥンデ・オショティメイン事務局長が6月5日夜(米東部時間)、ニューヨークの自宅で急逝しました。68歳でした。お悔やみ申し上げます。 UNFPA東京事務所の公式サイトに死去のお知らせが掲載されています。 http://www.unfpa.or…

『エイズの流行は終わるのか キーワードで見るHIV/エイズの現状と課題』 続き

T as Pについて、もう一回、箇条書きにして整理します。 できるだけ早く検査を受けて感染を知り、治療を始める。それが本人にも社会にも利益をもたらす。 それなら・・・ということで米CDCは2006年、OPT-OUT検査に踏み切るよう全米の医療機関に勧告を出しま…

『エイズの流行は終わるのか キーワードで見るHIV/エイズの現状と課題』

(注)2017年6月3日午後、釧路労災病院で開催された道東HIV拠点病院等連絡協議会研修会の講演原稿です。事前に用意していたものですが、参考までにアップします。 寄る年波と言いますか、老眼が進み、演壇上では字があまりよく読めなかったので、実際の講演…

UNAIDSとグローバルファンドがHIV人権プログラムの手引きを発表

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の『Fast-Track and human rights』およびグローバルファンドの『HIV, human rights and gender equality』という2つの文書の共同発表会が29日、ジュネーブのUNAIDSビルで行われました。UNAIDS公式サイトに載っていたその報告の…

国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日に際し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が差別ゼロを要請

こういう切り出し方をすると、たちまち顰蹙を買いそうですが、アイダホというと中高年のおじさん層の中には、ついつい条件反射的に「ポテト」を連想してしまう人が多いのではないかと思います。一般論に解消するのではなく、私自身がそうであることを認めな…

またも煮え切らない宣伝

NPO法人ぷれいす東京の2016年度総会と活動報告会が5月28日(日)に開かれます。 www.ca-aids.jp 2017年5月28日(日)14:00~16:30(開場13:45)、新宿NPO協働推進センター1階多目的室(東京都新宿区高田馬場4-36-12) 参加費無料(事前申込み不要) ・・・…

HIV検査普及週間(6月1~7日)

12月1日の世界エイズデーの対角といいますか・・・。官製のキャンペーンは地味だし、おもしろみはないし、ということで、きらびやかな諸々の話題に伍していけず、埋没することになりがちです。それでも地味な部分を担える機能も世の中には必要。キャンペーン…

TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要 UPDATE YOUR REALITY

世界エイズデー(12月1日)の前後に様々なNGOやグループと連携してHIV/AIDSに関する情報発信を行う【TOKYO AIDS WEEKS 2017 】のメインイベント開催概要がTAW2017実行委員会から発表されました。 TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要【会期】2017…

CDC HIVの基礎知識 PrEP

HIV感染に対する曝露前予防服薬(PrEP)は数年前から、新たな予防対策のツールとして国際的に注目されています。日本で導入すべきかどうかについては、これから研究班を作って検討が始まるのではないかと考えられています(注:ここで受け身表現を使うと主語…

CDC HIVの基礎知識 検査

こちらは米疾病予防管理センター(CDC)のサイトから。HIV検査基礎知識。 www.cdc.gov 『HIVに感染しているかどうかを確認する唯一の方法は検査を受けることです。CDCは13歳から64歳までのすべての人に健康管理の一環として、少なくとも一度はHIV検査を受け…

OPT-OUT検査について 米国のAIDS.govサイトから

あくまで米国ではこういう考え方に基づいて対策が進められているということで、そっくりそのまま日本に当てはめられるものではありませんが、参考にはなります。まずはAIDS.Govに掲載されているOpt-Out検査の説明から。 2006年の勧告がいまも生きているよう…

Living Togetherの今日性 TOP-HAT News第104号 

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)が東京都の委託を受けて編集しているTOP-HAT Newsの第104号(2017年4月)が発行されました。HATプロジェクトのブログでもご覧いただけますが、ここでも再掲しておきます。 ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆1 はじめに Living Togetherの今日…

トランプ予算案に強い危機感 追加情報 どうなるフォガティセンター

すいません。あまりにも知識が不足したままにトランプさんの予算提案を紹介してしまったので、フォローします。ネットで少し関連情報を調べました。依然として掘り下げ不足、表面をなぞっただけの追加情報ではありますが、補足しておきます。 トランプ大統領…

トランプ予算案に強い危機感 国際エイズ学会(IAS)

トランプ政権の発足で、米国はどう変わるか。少なくとも国際保健の分野では、かなり困った事態が進行しつつあるようです。国際エイズ学会(IAS)もともと科学の側に立つ組織なので、言わずもがなの感もなくはないのですが、科学擁護論の特集ページを設け、三…

こっちはもっと目立たないと・・・

「世界エイズデー」キャンペーンテーマフォーラム『一緒にテーマを考えよう』 日時:5月20日(土)午後5時~6時半 場所:コミュニティセンターakta(東京都新宿区新宿2-15-13、第二中江ビル301) 参加費:無料(充実感あり) なお、API-Net(エイズ予防情報…

個別施策層の表記をどうするか 第4回エイズ・性感染症に関する小委員会傍聴記その3

4月11日の小委員会で示された改正案のたたき台について、もう少し感想を書きます。前文には個別施策層に言及したくだりがあります。外国人を対象から外したかたちで別途、記載すべきか、あるいは引き続き個別施策層に含めるべきか。この点については、第4回…

本命は自己検査? 『HIV検査革命』続き

コメント集の中で、ミシェル・シディベUNAIDS事務局長は『HIV検査は保健医療施設からコミュニティへと移していく必要があります』と語り、ジンバブエの保健大臣が『自己検査のような新たな形式の検査を導入すれば、最初の90は実現できるのです』と自己検査に…

『HIV検査革命』を提唱 UNAIDS科学技術専門委員会

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の科学技術専門委員会が4月9、10日に会議を開き、2020年の90-90-90ターゲット実現に向けて「HIV検査革命」の必要性を強調する勧告をまとめました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 HIV検査の革命とは何か。リリースを読む…