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エイズ・感染症

国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日に際し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が差別ゼロを要請

こういう切り出し方をすると、たちまち顰蹙を買いそうですが、アイダホというと中高年のおじさん層の中には、ついつい条件反射的に「ポテト」を連想してしまう人が多いのではないかと思います。一般論に解消するのではなく、私自身がそうであることを認めな…

またも煮え切らない宣伝

NPO法人ぷれいす東京の2016年度総会と活動報告会が5月28日(日)に開かれます。 www.ca-aids.jp 2017年5月28日(日)14:00~16:30(開場13:45)、新宿NPO協働推進センター1階多目的室(東京都新宿区高田馬場4-36-12) 参加費無料(事前申込み不要) ・・・…

HIV検査普及週間(6月1~7日)

12月1日の世界エイズデーの対角といいますか・・・。官製のキャンペーンは地味だし、おもしろみはないし、ということで、きらびやかな諸々の話題に伍していけず、埋没することになりがちです。それでも地味な部分を担える機能も世の中には必要。キャンペーン…

TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要 UPDATE YOUR REALITY

世界エイズデー(12月1日)の前後に様々なNGOやグループと連携してHIV/AIDSに関する情報発信を行う【TOKYO AIDS WEEKS 2017 】のメインイベント開催概要がTAW2017実行委員会から発表されました。 TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要【会期】2017…

CDC HIVの基礎知識 PrEP

HIV感染に対する曝露前予防服薬(PrEP)は数年前から、新たな予防対策のツールとして国際的に注目されています。日本で導入すべきかどうかについては、これから研究班を作って検討が始まるのではないかと考えられています(注:ここで受け身表現を使うと主語…

CDC HIVの基礎知識 検査

こちらは米疾病予防管理センター(CDC)のサイトから。HIV検査基礎知識。 www.cdc.gov 『HIVに感染しているかどうかを確認する唯一の方法は検査を受けることです。CDCは13歳から64歳までのすべての人に健康管理の一環として、少なくとも一度はHIV検査を受け…

OPT-OUT検査について 米国のAIDS.govサイトから

あくまで米国ではこういう考え方に基づいて対策が進められているということで、そっくりそのまま日本に当てはめられるものではありませんが、参考にはなります。まずはAIDS.Govに掲載されているOpt-Out検査の説明から。 2006年の勧告がいまも生きているよう…

Living Togetherの今日性 TOP-HAT News第104号 

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)が東京都の委託を受けて編集しているTOP-HAT Newsの第104号(2017年4月)が発行されました。HATプロジェクトのブログでもご覧いただけますが、ここでも再掲しておきます。 ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆1 はじめに Living Togetherの今日…

トランプ予算案に強い危機感 追加情報 どうなるフォガティセンター

すいません。あまりにも知識が不足したままにトランプさんの予算提案を紹介してしまったので、フォローします。ネットで少し関連情報を調べました。依然として掘り下げ不足、表面をなぞっただけの追加情報ではありますが、補足しておきます。 トランプ大統領…

トランプ予算案に強い危機感 国際エイズ学会(IAS)

トランプ政権の発足で、米国はどう変わるか。少なくとも国際保健の分野では、かなり困った事態が進行しつつあるようです。国際エイズ学会(IAS)もともと科学の側に立つ組織なので、言わずもがなの感もなくはないのですが、科学擁護論の特集ページを設け、三…

こっちはもっと目立たないと・・・

「世界エイズデー」キャンペーンテーマフォーラム『一緒にテーマを考えよう』 日時:5月20日(土)午後5時~6時半 場所:コミュニティセンターakta(東京都新宿区新宿2-15-13、第二中江ビル301) 参加費:無料(充実感あり) なお、API-Net(エイズ予防情報…

個別施策層の表記をどうするか 第4回エイズ・性感染症に関する小委員会傍聴記その3

4月11日の小委員会で示された改正案のたたき台について、もう少し感想を書きます。前文には個別施策層に言及したくだりがあります。外国人を対象から外したかたちで別途、記載すべきか、あるいは引き続き個別施策層に含めるべきか。この点については、第4回…

本命は自己検査? 『HIV検査革命』続き

コメント集の中で、ミシェル・シディベUNAIDS事務局長は『HIV検査は保健医療施設からコミュニティへと移していく必要があります』と語り、ジンバブエの保健大臣が『自己検査のような新たな形式の検査を導入すれば、最初の90は実現できるのです』と自己検査に…

『HIV検査革命』を提唱 UNAIDS科学技術専門委員会

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の科学技術専門委員会が4月9、10日に会議を開き、2020年の90-90-90ターゲット実現に向けて「HIV検査革命」の必要性を強調する勧告をまとめました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 HIV検査の革命とは何か。リリースを読む…

郵送検査をどう考えるか 第4回エイズ・性感染症に関する小委員会の傍聴記その2 

4月11日の第4回エイズ・性感染症に関する小委員会の傍聴記の続きです。厚労省の公式サイトには、エイズおよび性感染症のそれぞれの予防指針改正案について、資料として当日、配布された「たたき台」がアップされました。 『検査・相談体制』の項を見ると、『…

「はじめに」で綴るエイズ対策史 その6 (2010年8月~2010年11月)

TOP-HAT FORUM(東京都HIV/AIDS談話室)の公式サイトの資料室欄に《「はじめに」で綴るエイズ対策史 その6(2010年8月~2010年11月)》を掲載しました。 《「続けよう」》(第24号 2010年8月) 《シディベ氏、東京を走る》(第25号 2010年9月) 《デフレに負け…

2020年目標は90-90-90なんだけど

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに90-90-90治療ターゲットの特集ページがあります。ただし、90-90-90は、2020年までにHIVに感染している人の73%が抗レトロウイルス治療継続の結果として、体内のHIV量を検出限界以下の状態に保てるようにすることが…

第4回エイズ・性感染症に関する小委員会傍聴記

厚生科学審議会感染症部会の第4回エイズ・性感染症に関する小委員会が4月11日(火)午後、厚生労働省で開催されました。エイズ予防指針と性感染症予防指針の改正に向けた議論も4回目となり、厚労省からは改正案のたたき台が示されました。 今回の小委員会は…

今年11月にはモスクワで閣僚級世界結核会議

一日遅れですが、日本語バージョンも紹介しておきましょう。国連合同エイズ計画(UNAIDS)のインフォグラフィック『結核とHIV』の日本語仮訳版です。 参考までに付け加えておくと、結核に関しては2018年に国連ハイレベル会合が開催されることが決まっていま…

インフォグラフィック『結核とHIV』

今年の世界結核デーについては、当ブログでも《本日は世界結核デー エイズと社会ウェブ版262》(3月24日)、《世界結核デーでUNAIDSがプレスリリース エイズと社会ウェブ版263》(3月25日)と2日連続で紹介しました。 国連合同エイズ計画(UNAIDS)も指摘し…

東京都エイズ通信115号

メルマガ東京都エイズ通信の第115号(2017年3月)が発行されました。 archives.mag2.com 今年の東京都内の感染者報告数(3月28日まで)は以下のようになっています。 ※()は昨年同時期の報告数 HIV感染者 82件 (86件) エイズ患者 20件 (23件) 合計 102…

2016年速報値 エイズ動向委員会報告

厚生労働省のエイズ動向委員会が3月29日(水)に開かれ、昨年(2016年)の新規HIV感染者・エイズ患者報告の速報値が委員会終了後の記者会見で発表されました。私は記者会見に出られなかったのでAPI-Net(エイズ予防情報ネット)のエイズ動向委員会報告欄から…

『力強い科学、果敢なアクティビズム』 IAS2017年次書簡その5

IAS書簡2017の最後のまとめの部分です。書簡全体のタイトルもここから取ったのですね。IASが今年取り組む優先事項を「科学」「人」「前進」の3点にくくって示しています。 《エイズ運動の歴史はクライアントと保健医療従事者、アクティビストと政策決定者、…

いよいよ明日開催。『エイズ予防指針見直し傍聴報告』

改めてもう一度、お知らせしておきましょう。明日(3月21日)午後7時からです。ふるってご参加下さい。 エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)第125回フォーラム『エイズ予防指針見直し傍聴報告』 《感染症法に基づくエイズ予防指針は1989年に告示されて以来、…

『薬の価格を下げる』 IAS2017年次書簡その4

国際エイズ学会(IAS)の年次書簡2017『力強い科学 果敢なアクティビズム』。日本語仮訳の4回目です。限りある資金で最大限の成果を収めるには、抗レトロウイルス薬の価格引き下げが急務という指摘です。まったくもってその通り・・・ではありますが、これも…

『いま資金を投入すれば将来負担は軽減』 IAS年次書簡2017 その3

国際エイズ学会(IAS)の公式サイトに掲載されている2017年年次書簡『力強い科学 果敢なアクティビズム』の続き(3回目)です。「いまここで予防対策への資投入をためらっていたら、あとで大きなツケを払うことになりますよ」ということは前々から指摘されて…

『3つの優先事項』 IAS年次書簡2017 その2

国際エイズ学会(IAS)の2017年年次書簡『力強い科学 果敢なアクティビズム』の続きです。比較的短い第2章の『3つの優先事項』と第3章『HIV予防を真剣に考える』を日本語に訳しました。要約すると『HIV治療と予防の両方に一層、力を入れていく必要があり、そ…

力強い科学、果敢なアクティビズム  国際エイズ学会(IAS)年次書簡2017

国際エイズ学会(IAS)の公式サイトに2017年の年次書簡が掲載されました。時期的に見て年頭にあたってのメッセージという感じでしょうか。その冒頭のオーウェン・ライアン事務局長あいさつの日本語仮訳です。 《地球上のいくつかの地域がナショナリズムと外…

『保健医療分野の差別ゼロに向けた課題』 UNAIDS

2017年3月1日の差別ゼロデーに向けて、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が作成した資料《AGEDA FOR ZERO DISCRIMINATION IN HEALTH-CARE SETTINGS》の日本語仮訳です。訳文だけ見ると堅苦しい印象ですが、元の英文資料はカラフルでビジュアルな体裁です。UNAIDS…

HIV陽性者参加支援スカラシップ、最後の報告会 TOP-HAT News第102号(2017年2月)

《日本エイズ学会へのHIV陽性者参加支援スカラシップは2006年に東京で開かれた第20回学会の際に創設されました。「医療従事者だけでなく、HIV感染の当事者にも開かれた学会にしたい」ということで、『自ら動き出したHIV陽性者たち』と題したシンポジウムが企…

横ばい傾向続く 東京都HIV感染者報告

メルマガ東京都エイズ通信の第114号が発行されました。今年1月2日から2月21日までの東京のHIV感染者報告数が紹介されています。 http://archives.mag2.com/0001002629/?l=nzj09bf662 平成29年1月2日から平成29年2月21日までの感染者報告数(東京都) ※()は…

「HIV.gov」に名称変更へ 

米国政府のHIV/エイズ啓発サイト「AIDS.gov」の名称がこの春から「HIV.gov」に変更になるそうです。昨年の世界エイズデー(12月1日)の前日にAIDS.govのコミュニケーション担当の方が公式サイトのブログで変更方針を発表しました。その日本語仮訳です。 春と…

「はじめに」で綴るエイズ対策史 その5

《課長と部下2人が残業をしていた。部下の1人が指先を切って出血したので、もう1人が手当をしようとすると、指を切った部下があわてて「さわっちゃだめ」と制止する。会社には黙っていたが、HIVに感染しているのだという。HIV陽性者であることをカミングアウ…

米国内の新規HIV感染は6年前より18%減少 CDC

全米のHIV新規感染は《2008年には推計4万5700人だったのが14年には3万7600人になっている》ということで、年間ベースの比較では18%の減ということです。 米国政府のエイズ啓発サイトAIDS.govのブログに2月14日付で掲載されたCDC報告の日本語仮訳。昨年末か今…

『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』 基本メッセージとコンセンサス声明

前置き 昨日も声明本体を含む前半部を紹介しましたが、米国のU=Uキャンペーンなどが発表している『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』というコンセンサス声明の日本語仮訳です。英文はPrevention Access Campaignというサイトに…

『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』 コンセンサス声明

米国のU=Uキャンペーンなどが発表している『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』というコンセンサス声明の日本語仮訳です。 翻訳リクエストもいただいているので、取り急ぎ声明部分および冒頭の基本メッセージだけ紹介します。専…

《先日の記事『 恐怖と感染性と検出限界以下について』のフォローアップ》GNP+

2月8日付で『 恐怖と感染性と検出限界以下について』という声明を発表した世界HIV陽性者ネットワーク(GNP+)が1週間後の15日付で公式サイトにフォローアップの文書を発表しています。その日本語仮訳です。 声明の中で批判的に紹介しているU=U(Undetectable…

どうやって訳すかな Make Some Noise

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が3月1日の差別ゼロデーに向けた今年のキャンペーンを発表しました。 http://www.unaids.org/en/ UNAIDSの公式サイトからスピーチバブルという吹き出しカードのようなものをダウンロードして、何かノイズを書き(あるいは描き)…

3月9日(木)にHIVcheck報告会

2015年から続けられていた『UNAIDSが掲げる臨床評価指標90-90-90達成のための男性同性愛者に対する新しいHIV検査システムの構築に関する研究』の成果報告会が3月9日(木)の夕方、国立国際医療研究センター(東京都新宿区戸山1-21-1)で開かれます。 http://…

UNAIDSがコンドームを必要とする人へのアクセス改善を呼びかける声明

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が2月13日、コンドームの利用拡大を呼びかけるプレス声明を発表しました。内容的にはこれまでのメッセージの繰り返しですが、T as Pだとか、PrEPだとかに入れ込み気味の時期にまたどうしてわざわざ声明なのか・・・と思って訳し…

《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その4

TOP-HAT Forum(東京都HIV/AIDS談話室)の資料室に《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その4を掲載しました。2009年9月から2010年3月までの4本(第16~19号)です。 http://www.tophat.jp/material/d4.html 《アジアの女性5000万人に親密なパートナーからのH…

TOP-HAT News 第101号(2017年1月)

特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて毎月発行しているTOP-HAT Newsの第101号(2017年1月)です。HATプロジェクトのブログに掲載しました。当ブログにも再掲しますので、よかったらお読みください。 昨年12月に第100号の節目…

90-90-90ってなに? 第2回エイズ性感染症に関する小委員会報告3

少し間があいてしまいましたが、1月23日(月)の第2回エイズ・性感染症に関する小委員会の報告を続けます。ほぼ5年ごとのエイズ予防指針と性感染症予防指針改訂に向けた検討を進めている小委員会です。私の関心はエイズ予防指針なので、そちらの報告が中心に…

WHOがHIV自己検査推奨 Policy Brief(政策解説)

もうひとつ資料紹介です。世界保健機関(WHO)は2016年の世界エイズデーの直前(11月29日)にHIVの自己検査の推奨とパートナー告知に関するガイドライン(Guidelines on HIV self-testing and partner notification)を発表しました。このうち自己検査推奨に…

『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』の日本語仮訳PDF版 第2回エイズ・性感染症に関する小委員会報告番外編

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のパンフレット『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』の日本語仮訳PDF版がAPI-Net(エイズ情報ネット)にアップされました。昨年6月の「エイズ終結に向けた国連総会ハイレベル会合」で採択された政治宣言の約束…

第2回エイズ・性感染症に関する小委員会報告2 発生の予防及びまん延の防止(前置き的感想)

あらかじめ言い訳です。すいません。説明がだらだらと長くなるのは、すきっと理解できていないからでしょうね、きっと。1月23日に厚生労働省で開かれた第2回エイズ・性感染症に関する小委員会の報告の続きです。要領を得ない感想を書き連ねた文章で恐縮です…

予防指針追加編 第1回エイズ・性感染症に関する小委員会資料

12月20日に開催された第1回エイズ・性感染症に関する小委員会の資料が厚労省の公式サイトにアップされています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000148004.html 発生動向と対策の現状、参考人として報告された熊本大学の松下修三先生のパワーポイント…

『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』 UNAIDS

昨年6月の「エイズ終結に関する国連総会ハイレベル会合」で採択された政治宣言の約束を10項目にまとめた資料が国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトにPDF版で紹介されています。その日本語仮訳です。英文PDF版はこちらでご覧下さい。 http://www.unaids…

 いまこそ必読 『新エイズ予防指針と私たち―続けよう、HIVとの闘い』

前回は2005年のエイズ予防指針見直しについて紹介しました。では、その次の2011年の見直しに関する議論(改正告示は2012年1月)は、どうだったのか。 よくぞ聞いていただきました・・・え、聞いていない? そんなことを言わずに、こちらが参考にしていただけ…

エイズは「不死の病」か 2005年のエイズ予防指針見直しの議論から

エイズ予防指針の見直し作業が昨年の暮れから、現在進行形で進められています。帷幄研究の成果や社会の対応などの変化を対策に反映させるための見直しは今回で3回目になります。1回目の見直しは2005年でした。当時の議論はどんな様子だったのか。古い資料を…