エイズ・感染症

2020年東京五輪を控え、UNAIDSとプライドハウス東京がパートナーシップ協定 エイズと社会ウェブ版390

来年のオリンピック・パラリンピック東京開催を控え、国連合同エイズ計画(UNAIDS)とプライドハウス東京がパートナーシップ協定を結び、反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOT)の5月17日、スイスのジュネーブで基本合意文書(MOU)…

『結核に影響を受けている人のための権利宣言』を発表

結核に影響を受けた人(People Affected by Tuberculosis)は、結核を発症して治療を受けている人に加え、過去に結核治療を受け、回復した人や、結核罹患者の家族など周囲の親しい人たちを指すのでしょうか。さまざまなかたちでの権利侵害が診断や治療へのア…

『差別的な法律を撤廃し、人びとを差別から守る法律の制定を』 UNAIDSが各国に要請

5月17日の国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOT)を前にUNAIDSがプレス声明を発表しました。14日に発表したLGBTIウェブ調査のプレスリリースとも重なる内容です。 もう少しさかのぼれば、3月1日の差別ゼロデーにスタートしたキャ…

第3回野口英世アフリカ賞 ムエンベ=タムフム、オマスワ両博士に

アフリカにおける感染症などの疾病対策に大きく貢献した人を表彰する野口英世アフリカ賞の第3回受賞者が内閣府から発表されました。以下のお二人です。【医学研究分野】ジャン=ジャック・ムエンベ=タムフム博士(コンゴ民主共和国)【医療活動分野】 フラ…

手掛かりは歩道橋 謎の関係者を追え

・・・って別に追う必要はないんですが、コミュニティセンターaktaのサイトにもLiving Togetherフロートの写真が掲載されました。たくさんありますね。 akta.jp ただし、一連の写真をつぶさに見ていくと、少なくとも一人、気配を消し、姿が写っていない謎の…

空に虹 地上も虹の 大梯団 Living Together 随行記

東京レインボープライド2019のパレードが4月28日(日)午後、東京の渋谷・原宿の目抜き通りをカラフルに行進しました。主催者発表によると、今年は41梯団1万915人が参加し、TRP史上初めて1万人を超える大行進となりました。 HIV/エイズをテーマにした『Lving…

やっぱり横ばい傾向かなあ・・・ 東京都エイズ通信第140号

メルマガ東京都エイズ通信の第140号(2019年4月)が発行されました。先月末の段階では前年同時期との比較で、HIV感染者・エイズ患者報告数の合計が減少から増加へと転じていましたが、4月21日現在の集計でも引き続き、前年より増えています。しかし、増加幅…

『HIVサイエンス新時代』とは・・・

第33回日本エイズ学会学術集会・総会の公式サイトに松下修三会長(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター)の主催者挨拶が掲載されました。 http://www.c-linkage.co.jp/aids33/ 『第33回日本エイズ学会は、早期診断と治療開始を柱とする全員治療を…

『薬物使用者:いまも取り残されている人たち』 UNAIDS

国連合同エイズ計画(UNAIDS)公式サイトのUPDATE欄には、折にふれ最新データによるグラフが紹介されています。今回は薬物使用者の間での新規HIV感染件数の年次推移。世界全体の新規感染はこのところ減少傾向にある中で、注射薬物使用者の間での感染は逆に増…

HIV/エイズ対策からみた平成の30年 TOP-HAT News第127号

平成の最後を飾る都内の桜は、新元号の発表よりも早く満開となったものの、本日はまた、恐るべき寒さでしたね。金曜日の夜桜見物に繰り出した方は、どうか風邪をひかないように暖かくして、ま、速やかに近隣のお店で大小宴会のパート2に移行した方がよさそう…

小さいけれど、ちょっと気になる変化 東京都エイズ通信第139号

メルマガ東京都エイズ通信の第139号(2019年3月)が発行されました。毎月掲載されている最新の新規HIV感染者報告数とエイズ患者報告数を見ると、ちょっと異変が・・・。 先月まで減少傾向が続いていた新規HIV感染者報告が、今回は昨年同時期と比較して増加に…

『いまこそ動こう 法律から 差別をなくすために』

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の差別ゼロデー2019キャンペーンについては、当ブログでも3月1日(差別ゼロデー当日)にプレスリリースを紹介しました。 miyatak.hatenablog.com その時に『鋭意、翻訳を進めています』と控えめにPRしていた啓発用キャンペーン…

フィリピンは他山の石なのか TOP-HAT News第126号(2019年2月)

2月最後の1日は冷たい雨でしたね。テレビは米朝首脳会談のニュースで持ちきりでした。そもそも何らかの合意が成立するなどということがあり得るのだろうかと疑っていたので、会談の結果については、当然なのではないかと思います。 ノーベル賞はないよね、い…

『差別的な法律を変えよう』 UNAIDS差別ゼロデー2019キャンペーン(追加あり)

(追加)キャンペーンのテーマは『差別的な法律を変えよう』と訳しましたが、どうも啓発冊子やポスターを見ると、しっくりきません。キャッチコピーが以下のように3段に分かれ、なおかつ3段目には取り消し線が引かれているからです。 ACT TO CHANGE LAWS THA…

『十分な蓋然性の説明』

現代性教育研究ジャーナルのNo95(2018年2月15日発行)にコラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の22回目が掲載されました。こちらは表紙ですね。不肖・私のコラムは10ページに載せていただきました。 www.jase.faje.or.jp 《したがって、セクシャルハ…

『HIVのウイルス量と感染可能性 検出限界値未満なら感染はしない』 米3博士がU=U解説記事

『U=U』については当ブログでも何度か取り上げていますが、まだ日本では「何それ?」という人の方が圧倒的に多いのではないかと思います。多少の濃淡はあるものの、実はアメリカでもそうなのかもしれませんね。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のRober…

今年はどうなる? 東京都エイズ通信137号

メルマガ東京都エイズ通信の137号が発行されました。新規HIV感染者・エイズ患者報告の減少傾向は今年に入ってからも続くのでしょうか。期待は持てるものの、最初の1カ月だけではまだ、何とも言えません。報告の推移を注意深く見ていくことにしましょう。 arc…

『改めて5つのCを問う』

現代性教育研究ジャーナルのNo93(2018年1月15日発行)にコラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の21回目が掲載されました。 www.jase.faje.or.jp 12ページに載っています。連載はもう少し続けさせていただけるようなので、引き続きご愛読のほど、よろ…

2020年からの3年間で140億ドルが必要 グローバルファンドが投資計画書

エイズ、結核、マラリアの世界三大感染症を克服するための資金を確保するため、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)が1月11日、パリで第6次増資に向けた投資計画書『Step Up the Fight - Investment Case Summary, Six Replenishment …

ぷれいすコラム「女性用のピルとPrEP」

ぷれいす東京の公式サイトに掲載されている『ぷれいすコラム』で、新旧代表が白熱のトークバトル・・・おっと、反省、反省。たくさんの人に読んでもらいたいと思い、ついつい煽り気味になってしまいました。注目の対談です。 不肖・私は女性用のピルにもPrEP…

『2020年に何が起きるのか』

現代性教育研究ジャーナルのNo93(2018年12月15日発行)が配信されました。14ページに連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の20回目が掲載されています。 www.jase.faje.or.jp 2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年ですが、それだけで…

HIV関連のスティグマと差別をなくす世界パートナーシップが発足

12月10日は国連総会が世界人権宣言を採択して70周年の記念日ということで、ジュネーブでは記念行事が開かれ、その席上で『あらゆるかたちのHIV関連スティグマ・差別を解消するための世界パートナーシップ』が発足しました。このことを伝えるUNAIDSのFeature …

『日本 UNAIDSの大切なパートナー』

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が日本向けファクトシート『JAPAN A valued Partner of UNAIDS(日本 UNAIDSの大切なパートナー)』を作成しました。裏表2ページのチラシスタイルで、UNAIDSが国際社会の共通目標として掲げる90-90-90ターゲットの達成状況や世…

世界エイズデー30周年に寄せて TOP-HAT News 第123号(2018年11月)

エイズ学会が終了し、大阪から昨晩、帰ってきました。疲労困憊の状態です。齢を取ると遠征はきついね。TOP-HAT News 第123号、遅ればせながら掲載します。12月1日は世界エイズデー30周年でした。どうして世界エイズデーは12月1日になったのか。巻頭ではその…

期間限定チャリティグッズ発売 ぷれいす東京とJAMMINがコラボ

特定非営利活動法人ぷれいす東京から期間限定のチャリティTシャツ発売のお知らせをいただきました。 『京都のブランド「JAMMIN(ジャミン)」とのコラボで、ぷれいす東京の活動や理念をイメージしてデザインしてくれたオリジナルTシャツ、トートバックなど…

2018世界エイズデーに際し UNAIDS事務局長がプレス声明

さすがに世界エイズデーが近づいてくると、情報が増えてきますね。国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトには、報告書に続き、世界エイズデーに寄せるミシェル・シディベ事務局長のメッセージが、プレス声明として発表されました。ビデオのメッセージも…

《自らの感染を知っているHIV陽性者は75% UNAIDSが最新報告書を発表》 

世界エイズデーを前に国連合同エイズ計画(UNAIDS)が11月22日、新たな報告書『Knowledge is power』(知ることが力になる)を発表しました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。今年のキャンペーンテーマ『Know your status』(感染の有無を知ろう)と連…

『LIVE LIFE POSITIVELY(ポジティブに生きる)』 世界エイズデー30周年のUNAIDSメッセージ

創設30年の節目を迎える世界エイズデー(12月1日)に向けて、国連合同エイズ計画 (UNAIDS)が公式サイトにキャンペーンのページを開設しました。テーマはすでに《Know your HIV status》であることが発表されていましたが、キャンペーンサイトでは、もう一…

《付き合って16年目のカップル》

現代性教育研究ジャーナルのNo92(2018年11月15日発行)です。13ページに連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の19回目が掲載されました。 www.jase.faje.or.jp 《付き合って16年目のカップル》 『郁さんが感染を知った経緯、義さんに伝えた時期…

U=Uをどう伝えるのか TOP-HAT News第122号(2018年10月号) 

抗レトロウイルス治療の成果として、HIVに感染している人が治療によって体内のウイルス量を低く抑える状態を維持できれば、その人から他の人に性行為でHIVが感染するリスクは実質的にゼロになる。 これがU=U(Undetectable = Untransmittable、検出限界以下…