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いよいよ明日開催。『エイズ予防指針見直し傍聴報告』

改めてもう一度、お知らせしておきましょう。明日(3月21日)午後7時からです。ふるってご参加下さい。 エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)第125回フォーラム『エイズ予防指針見直し傍聴報告』 《感染症法に基づくエイズ予防指針は1989年に告示されて以来、…

『いま資金を投入すれば将来負担は軽減』 IAS年次書簡2017 その3

国際エイズ学会(IAS)の公式サイトに掲載されている2017年年次書簡『力強い科学 果敢なアクティビズム』の続き(3回目)です。「いまここで予防対策への資投入をためらっていたら、あとで大きなツケを払うことになりますよ」ということは前々から指摘されて…

『3つの優先事項』 IAS年次書簡2017 その2

国際エイズ学会(IAS)の2017年年次書簡『力強い科学 果敢なアクティビズム』の続きです。比較的短い第2章の『3つの優先事項』と第3章『HIV予防を真剣に考える』を日本語に訳しました。要約すると『HIV治療と予防の両方に一層、力を入れていく必要があり、そ…

力強い科学、果敢なアクティビズム  国際エイズ学会(IAS)年次書簡2017

国際エイズ学会(IAS)の公式サイトに2017年の年次書簡が掲載されました。時期的に見て年頭にあたってのメッセージという感じでしょうか。その冒頭のオーウェン・ライアン事務局長あいさつの日本語仮訳です。 《地球上のいくつかの地域がナショナリズムと外…

『保健医療分野の差別ゼロに向けた課題』 UNAIDS

2017年3月1日の差別ゼロデーに向けて、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が作成した資料《AGEDA FOR ZERO DISCRIMINATION IN HEALTH-CARE SETTINGS》の日本語仮訳です。訳文だけ見ると堅苦しい印象ですが、元の英文資料はカラフルでビジュアルな体裁です。UNAIDS…

HIV陽性者参加支援スカラシップ、最後の報告会 TOP-HAT News第102号(2017年2月)

《日本エイズ学会へのHIV陽性者参加支援スカラシップは2006年に東京で開かれた第20回学会の際に創設されました。「医療従事者だけでなく、HIV感染の当事者にも開かれた学会にしたい」ということで、『自ら動き出したHIV陽性者たち』と題したシンポジウムが企…

横ばい傾向続く 東京都HIV感染者報告

メルマガ東京都エイズ通信の第114号が発行されました。今年1月2日から2月21日までの東京のHIV感染者報告数が紹介されています。 http://archives.mag2.com/0001002629/?l=nzj09bf662 平成29年1月2日から平成29年2月21日までの感染者報告数(東京都) ※()は…

「HIV.gov」に名称変更へ 

米国政府のHIV/エイズ啓発サイト「AIDS.gov」の名称がこの春から「HIV.gov」に変更になるそうです。昨年の世界エイズデー(12月1日)の前日にAIDS.govのコミュニケーション担当の方が公式サイトのブログで変更方針を発表しました。その日本語仮訳です。 春と…

「はじめに」で綴るエイズ対策史 その5

《課長と部下2人が残業をしていた。部下の1人が指先を切って出血したので、もう1人が手当をしようとすると、指を切った部下があわてて「さわっちゃだめ」と制止する。会社には黙っていたが、HIVに感染しているのだという。HIV陽性者であることをカミングアウ…

米国内の新規HIV感染は6年前より18%減少 CDC

全米のHIV新規感染は《2008年には推計4万5700人だったのが14年には3万7600人になっている》ということで、年間ベースの比較では18%の減ということです。 米国政府のエイズ啓発サイトAIDS.govのブログに2月14日付で掲載されたCDC報告の日本語仮訳。昨年末か今…

『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』 基本メッセージとコンセンサス声明

前置き 昨日も声明本体を含む前半部を紹介しましたが、米国のU=Uキャンペーンなどが発表している『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』というコンセンサス声明の日本語仮訳です。英文はPrevention Access Campaignというサイトに…

『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』 コンセンサス声明

米国のU=Uキャンペーンなどが発表している『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』というコンセンサス声明の日本語仮訳です。 翻訳リクエストもいただいているので、取り急ぎ声明部分および冒頭の基本メッセージだけ紹介します。専…

《先日の記事『 恐怖と感染性と検出限界以下について』のフォローアップ》GNP+

2月8日付で『 恐怖と感染性と検出限界以下について』という声明を発表した世界HIV陽性者ネットワーク(GNP+)が1週間後の15日付で公式サイトにフォローアップの文書を発表しています。その日本語仮訳です。 声明の中で批判的に紹介しているU=U(Undetectable…

どうやって訳すかな Make Some Noise

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が3月1日の差別ゼロデーに向けた今年のキャンペーンを発表しました。 http://www.unaids.org/en/ UNAIDSの公式サイトからスピーチバブルという吹き出しカードのようなものをダウンロードして、何かノイズを書き(あるいは描き)…

3月9日(木)にHIVcheck報告会

2015年から続けられていた『UNAIDSが掲げる臨床評価指標90-90-90達成のための男性同性愛者に対する新しいHIV検査システムの構築に関する研究』の成果報告会が3月9日(木)の夕方、国立国際医療研究センター(東京都新宿区戸山1-21-1)で開かれます。 http://…

UNAIDSがコンドームを必要とする人へのアクセス改善を呼びかける声明

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が2月13日、コンドームの利用拡大を呼びかけるプレス声明を発表しました。内容的にはこれまでのメッセージの繰り返しですが、T as Pだとか、PrEPだとかに入れ込み気味の時期にまたどうしてわざわざ声明なのか・・・と思って訳し…

《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その4

TOP-HAT Forum(東京都HIV/AIDS談話室)の資料室に《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その4を掲載しました。2009年9月から2010年3月までの4本(第16~19号)です。 http://www.tophat.jp/material/d4.html 《アジアの女性5000万人に親密なパートナーからのH…

TOP-HAT News 第101号(2017年1月)

特定非営利活動法人エイズ&ソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて毎月発行しているTOP-HAT Newsの第101号(2017年1月)です。HATプロジェクトのブログに掲載しました。当ブログにも再掲しますので、よかったらお読みください。 昨年12月に第100号の節目…

90-90-90ってなに? 第2回エイズ性感染症に関する小委員会報告3

少し間があいてしまいましたが、1月23日(月)の第2回エイズ・性感染症に関する小委員会の報告を続けます。ほぼ5年ごとのエイズ予防指針と性感染症予防指針改訂に向けた検討を進めている小委員会です。私の関心はエイズ予防指針なので、そちらの報告が中心に…

WHOがHIV自己検査推奨 Policy Brief(政策解説)

もうひとつ資料紹介です。世界保健機関(WHO)は2016年の世界エイズデーの直前(11月29日)にHIVの自己検査の推奨とパートナー告知に関するガイドライン(Guidelines on HIV self-testing and partner notification)を発表しました。このうち自己検査推奨に…

『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』の日本語仮訳PDF版 第2回エイズ・性感染症に関する小委員会報告番外編

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のパンフレット『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』の日本語仮訳PDF版がAPI-Net(エイズ情報ネット)にアップされました。昨年6月の「エイズ終結に向けた国連総会ハイレベル会合」で採択された政治宣言の約束…

第2回エイズ・性感染症に関する小委員会報告2 発生の予防及びまん延の防止(前置き的感想)

あらかじめ言い訳です。すいません。説明がだらだらと長くなるのは、すきっと理解できていないからでしょうね、きっと。1月23日に厚生労働省で開かれた第2回エイズ・性感染症に関する小委員会の報告の続きです。要領を得ない感想を書き連ねた文章で恐縮です…

予防指針追加編 第1回エイズ・性感染症に関する小委員会資料

12月20日に開催された第1回エイズ・性感染症に関する小委員会の資料が厚労省の公式サイトにアップされています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000148004.html 発生動向と対策の現状、参考人として報告された熊本大学の松下修三先生のパワーポイント…

『高速対応 2030年のエイズ流行終結に向けた10の約束』 UNAIDS

昨年6月の「エイズ終結に関する国連総会ハイレベル会合」で採択された政治宣言の約束を10項目にまとめた資料が国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトにPDF版で紹介されています。その日本語仮訳です。英文PDF版はこちらでご覧下さい。 http://www.unaids…

 いまこそ必読 『新エイズ予防指針と私たち―続けよう、HIVとの闘い』

前回は2005年のエイズ予防指針見直しについて紹介しました。では、その次の2011年の見直しに関する議論(改正告示は2012年1月)は、どうだったのか。 よくぞ聞いていただきました・・・え、聞いていない? そんなことを言わずに、こちらが参考にしていただけ…

エイズは「不死の病」か 2005年のエイズ予防指針見直しの議論から

エイズ予防指針の見直し作業が昨年の暮れから、現在進行形で進められています。帷幄研究の成果や社会の対応などの変化を対策に反映させるための見直しは今回で3回目になります。1回目の見直しは2005年でした。当時の議論はどんな様子だったのか。古い資料を…

 ローズパレードでPulse銃乱射事件の犠牲者を偲ぶ

カリフォルニア州パサデナのローズパレードは、米カレッジフォットボールの試合、ローズボウルの前に行われる盛大なパレードです。例年なら1月1日なのですが、今年は1日が日曜日だったため、翌2日に第128回ローズパレードが華々しく展開されました。ローズボ…

グローバルファンドのトップもかわります 今年の漢字は『外』追加編

HIV/エイズ分野では、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のマーク・ダイブル事務局長が2017年5月末で退任します。もともと1期限りという約束での就任だったそうで、新事務局長の選出プロセスがすでに開始されています。グローバルエ…

2016年を振り返る TOP-HAT News第100号

東京都エイズ通信にも後ろの方に載せてもらっていますが、TOP-HAT Newsの第100号(2016年12月)をHATプロジェクトのブログにアップしました。 記念すべき100号ですが、いろいろあった2016年の総括も必要ということで、節目が重なってしまい、熟慮の末、年末…

【ノロウイルス】手を洗い水分補給しよう

おっと、日付が変わる前に紹介しておきましょう。本日(28日)付産経新聞の主張(社説)です。【ノロウイルス】手を洗い水分補給しよう 年末年始の休暇を控えて、体調の変化に注意したい。 医療機関の診療体制も手薄になるので、感染症の予防にも普段以上に…

予防指針と世界の動き 第1回エイズ・性感染症に関する小委員会 傍聴記3

予防指針改正に向けた議論はスタートしたばかりなので、外野席からあれこれ注文をつけるのもはばかられるのですが、憎まれっ子、世にはばかるというしゃれにならない現実もあります。この際、気が付いたこと、感じたことはメモにしておきましょう。 予防指針…

2つの指針はどう違う 第1回エイズ・性感染症に関する小委員会 傍聴記続編

昨日のエイズ・性感染症に関する小委員会の続きです。厚労省の冒頭説明には現在のエイズ予防指針と性感染症予防指針のそれぞれの項目も示されています。 どちらも2012年1月19日に直近の改正大臣告示があり、エイズ予防指針は9項目立て、性感染症予防指針は6…

第1回エイズ・性感染症に関する小委員会 傍聴記

ほぼ5年おきに行われるエイズ予防指針の見直し作業が始まりました。今回はエイズ予防指針と性感染症予防指針が改正に向け、厚生科学審議会感染症部会のエイズ・性感染症小委員会(岩本愛吉委員長)で同時に検討されています。 第1回エイズ・性感染症に関する…

国際公務員のアクティビスト魂 東京で世界エイズデーを過ごす

本日(12月13日)付のビジネスアイ紙に掲載されたコラムです。 ところで、コラムの内容からは少し離れますが、リチャードはHIV感染予防の有効策として抗レトロウイルス薬の曝露前予防服薬(PrEP)の普及に非常に熱心な印象でした。私は日本国内におけるPrEP…

HIV自己検査推奨のPolicy Brief(政策解説) 世界保健機関

世界保健機関(WHO)は2016年の世界エイズデーの直前(11月29日)にHIVの自己検査を推奨するガイドライン(Guidelines on HIV self-testing and partner notification)を発表しました。確か1年前に発表されている『HIV検査サービスに関する統合ガイドライン…

世界エイズデーを前に世界保健機関(WHO)がHIV自己検査に関する新たなガイダンス(手引き)を発表 

(解説) 検査サイトに行かなくても、自分の唾液や血液で、自ら検査を行える「自己検査」を推奨していくためにWHOが新たな手引きを発表しました。そのニュースリリースの日本語仮訳です。 HIVに感染した人が早期に治療を開始するには、検査の普及が大切であ…

『HIV予防の投資ギャップを埋める』 UNAIDS

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のHands-Upキャンペーン、Week1(11月28~30日の3日間)はHIV感染の予防対策への投資がテーマです。予防への投資が少ないということでUNAIDS公式サイトに掲載された28日付Feature Storyの日本語仮訳。成人の年間新規HIV感染がこ…

キーポピュレーションのHIV予防

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のキーポピュレーションに関するFeature storyの日本語仮訳です。前半は先日紹介したHANDS UPキャンペーンの「キーポピュレーションと予防」と同じ文章でした。後半もどこかで訳したような記憶がありますが、ともかく紹介してお…

【世界エイズデー】治療と支援で流行終結を

もうすぐ・・・ということで11月28日付け産経新聞に掲載された主張(社説)です。 【世界エイズデー】 治療と支援で流行終結を 12月1日の世界エイズデーは、世界で最も知名度の高い記念日といわれることがあった。だが、最近はその知名度が低下してきた。…

『個人的な健康情報の秘密保持と安全管理』 

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2016年世界エイズデー予防啓発キャンペーンは週替わりで予防のテーマを特集しています。そのテーマのひとつ「キーポピュレーション」に関連し、公式サイトに紹介されている特集記事の日本語仮訳です。 個人の保健医療データを…

「おしおき」よりも支援 UNAIDSキャンペーンWeek2は「キーポピュレーション」

手のひらにメッセージを書いて伝える国連合同エイズ計画(UNAIDS)の世界エイズデー・キャンペーン《Hands up for #HIVprevention》、Week2(11月21~27日)のテーマはキーポピュレーションです。 www.unaids.org 英語では複数になっていますね。そうしたポ…

『高速軌道に乗る:HIVに対するライフサイクル・アプローチ』 UNAIDS報告書

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が11月21日、新たな報告書『高速軌道に乗る:HIVに対するライフサイクル・アプローチ』を発表しました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 UNAIDSは毎年12月1日の世界エイズデーを前に世界のエイズの流行概要とともに報告書…

Week3は「検査を受け、ウイルス量を抑える」 UNAIDS世界エイズデーキャンペーン

世界エイズデー(12月1日)が近づいてきました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)のキャンペーン《Hands up for #HIVprevention》はWEEK9、WEEK8 ・・・とカウントダウン式に週替わりテーマが設定されていて、14日(月)からは WEEK3(TESTING VIRAL SUPPRESSIO…

トランプ政権の保健医療政策はどうなるのか ローリー・ギャレットさんの論評を一部紹介 (上)

厚生労働省で国際保健(グローバルヘルス)を担当する方が、Facebookでトランプ次期政権がもたらす米国の医療政策の影響について、「グローバルヘルスのご意見番」(ということです)で米外交問題評議会のローリー・ギャレットさんによる論評を紹介していま…

イルミネーションでベンツにレッドリボン はままつフルーツパーク時之栖に登場

浜松市北区の「はままつフルーツパーク時之栖」で11月12日(土)からウィンターイルミネーションがスタートしました。来年1月15日(金)までの約2カ月間にわたって開催されています。 www.tokinosumika.com 日本最大級といわれる噴水イルミネーションショー…

Week4は「若い女性少女を力づける」

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2016世界エイズデーキャンペーンHands up for #HIVprevention(HIV予防に手を上げよう)のWeek4(11月7日~13日)は「若い女性、少女のエンパワメント」です。Empowermentは「力づける」と訳しました。日本語に訳しにくい単語…

『HIV予防の新手段の潜在力を最大限に生かす:PrEP』 UNAIDSキャンペーンから

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の世界エイズデーキャンペーンで今週は、曝露前予防投薬(PrEP)の集中週間になっていることから、キャンペーン特設サイトには11月1日付けでPrEP解説のFeature Story(特集記事)が掲載されました。その日本語仮訳です。HATプロ…

Week5は曝露前予防投薬(PrEP)

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2016世界エイズデーキャンペーンHands up for #HIVprevention(HIV予防に手を上げよう)のWeek5(10月31~11月6日)は、曝露前予防投薬(PrEP)の集中週間です。曝露前というのはHIVに感染する前ということですね。つまり、HI…

米国内でクラミジア、淋病、梅毒の3つの性感染症報告が増加

ニューヨークのApicha コミュニティヘルスセンターのFacebookに10月20日のワシントンポストのサイトの健康記事がシェアされています。米国ではクラミジア、淋病、梅毒の3つの性感染症の報告件数が過去最高を記録して増えているという内容です。 https://www.…

3週目はVMMC UNAIDSキャンペーン 追記あり

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2016世界エイズデーキャンペーン『Hands Up for #HIV Prevention』、第3週はVMMCの特集です。え、何のことと思われる方もいるかもしれませんね。英語の『Voluntary Medical Male Circumcision』の頭文字です。『男性の自発的…