エイズ・感染症

《なぜコンドームを配るのか》 One Side/No Side 12

現代性教育研究ジャーナルの4月号に掲載された連載コラム One Side/No Sideの12回目です。モハメド・アリは確か、ローマ五輪のボクシング・ライトヘビー級で金メダルを獲得した後、米国に戻り、どこかの飲食店で人種差別的な対応を受け、怒って川に金メダル…

「まずは知識」の重要性 TOP HAT News115号(2018年3月)

東京都の委託を受けてエイズ&ソサエティ研究会議が毎月発行しているTOP-HAT Newsの第115号です。内閣府の世論調査でHIV/エイズが取り上げられました。 治療の進歩を実際の感染予防につなげるにはどうしたらいいのか。HIV/エイズをめぐる社会的な差別や偏見…

『エイズ流行の終息をめざして―2030年までの国際目標達成に向けた科学・コミュニティ・政治の役割を探る―』

エイズ流行の終わりは夢ではない。 しかし、それは対策を倍増させて初めて達成できる。 ということで、公益財団法人 日本国際交流センター/グローバルファンド日本委員会と国際エイズ学会(IAS)が共催してシンポジウムが開かれます。 題して『エイズ流行の…

第一四半期は2割減? 東京都のHIV感染者・エイズ患者報告数

メルマガ東京都エイズ通信の第127号(2018年3月号)が3月30日に発行されました。今年に入ってから3月25日までの報告数が掲載されています。 archives.mag2.com ◇ 平成30年1月1日から平成30年3月25日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時…

第23回国際エイズ会議(AIDS2020)は米西海岸のサンフランシスコとオークランドで開催

第22回国際エイズ会議(AIDS2018)は7月にオランダのアムステルダムで開かれますが、3月13日にはその2年後、つまり2020年の第23回国際エイズ会議(AIDS2020)の開催都市が発表されました。サンフランシスコとそのお隣のオークランドです。サンフアンシスコは…

TOP-HAT News 第114号(2018年2月)

東京都の委託を受けてエイズ&ソサエティ研究会議が毎月発行しているTOP-HAT Newsの第114号です。今回は1月に改正されたエイズ予防指針の紹介を中心にPrEPの話題などを加えました。グローバルファンドのピーター・サンズ次期事務局長は3月に就任予定ですが、…

セクハラ疑惑の影響か? ルイス・ロレスUNAIDS事務局次長が退任へ

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のルイス・ロレス事務局次長(プログラム担当)が3月末で退任することになりました。UNAIDSの公式サイトにプレス発表が掲載されています。 www.unaids.org 3月末で任期満了となり、再任を求めないことをミシェル・シディベ事務…

第2回調査結果のサマリー(概要)を公表 「Futures Japan~HIV陽性者のためのウェブ調査~」

HIV陽性者の大規模なウェブアンケート調査「Futures Japan~HIV陽性者のためのウェブ調査~」の第2回調査結果のサマリー(概要)がウェブ上で公表されています。 Futures Japan HIV陽性者のためのウェブ調査 HIV陽性者への支援ニーズを把握するために『HIV陽…

TOP-HAT News 第113号(2018年1月)

毎月1回発行のTOP-HAT News 第113号です。 巻頭の「はじめに」は昨年11月に東京・中野で開かれた日本エイズ学会の報告です。少々、繰り返しの感がないこともないのですが、HI/エイズ分野の多様な論点が議論されたので、話題はつきません。今年は12月2日(日…

報告数は究極の横ばい 昨年の東京都HIV感染者・AIDS患者報告速報値

メルマガ東京都エイズ通信の第125号(2018年1月号)が1月31日に発行されました。 http://archives.mag2.com/0001002629/ 今年1月1日から28日までの感染者報告数(東京都)は以下のようになっています。 ◇ HIV感染者 15件 (18件) AIDS患者 3件 ( 7件) 合…

エイズ予防指針を改正

わが国のエイズ対策の基本となる『後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針』(エイズ予防指針)が改正されました。厚労省の公式サイトのHIV/エイズ予防対策のページに「施策紹介」として改正の概要と改正指針の全文(2018年1月18日付厚生労働大臣告…

急がず、されど休まず 「はじめに」で綴るエイズ対策史その8

HIV/エイズ分野の話題を中心に毎月1回発行しているTOP-HAT Newsの巻頭報告を集めた《「はじめに」で綴るエイズ対策史》のその8をTOP-HAT Forum(東京都HIV/AIDS談話室)のサイトの資料室欄に掲載しました。東日本大震災の翌月の2011年4月号からエイズ流行30…

年間を通じて横ばい傾向 東京都の新規HIV感染者・エイズ患者報告

メルマガ「東京都エイズ通信」の第124号が発行されました。 archives.mag2.com 毎月発表されているHIV感染者・エイズ患者報告数の速報は以下の通りです。年間を通して横ばいの傾向でした。 ◇ 平成29年1月2日から平成29年12月24日までの感染者報告数(東京都…

『デジタルとソーシャルメディアの2018年トレンドをさぐる』 米サイト HIV.govから

米国政府のHIV啓発サイト HIV.govのブログ欄に『Digital and Social Media Trends to Watch in 2018』というタイトルの投稿がありました。日本語に訳すと『デジタルとソーシャルメディアの2018年トレンドをさぐる』といった感じでしょうか。 投稿者はHIV.gov…

2018年の助成対象事業を公募 エイズ予防財団

すいません。金額は控え目ですが・・・。 HIV/エイズ分野の支援や啓発活動を資金面から支える公益財団法人エイズ予防財団の助成事業が2018年度助成対象の公募を開始しました。 対象となるのは以下の2つの分野です。 (1)エイズ患者・HIV感染者等に対する社…

『HIV予防と治療に過去最高の成果 新たなPEPFAR成果報告を発表』

ドナルド・トランプ大統領の声明と同じ11月30日に米国政府の大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)の公式サイトには、PEPFAR最新成果報告のプレスリリースが掲載されました。その日本語仮訳です。大統領声明とあわせて一本!という感じでしょうか。 PEPFARの支…

2017年12月1日の世界エイズデーに寄せるドナルド・J・トランプ大統領の声明

トランプ政権の発足で米国のHIV/エイズ対策はどうなっちゃうのか。あるいはなっちゃったのか・・・。日本国内でもこの一年、HIV/エイズ対策関係者の間では「ほんとに、どうなっちゃうんでしょうねえ」といった会話が、かなり大きな懸念とともに交わされるこ…

『HIV陽性者はなぜ予防に取り組むのか』 TOP-HAT News 第111号

感染を公表しているかどうかは別にして、私の周囲には、そしておそらくは皆さんの周囲にも、たくさんのHIV陽性者が暮らしています。(あっと、しまった。もちろん、皆さんの中にはHIVに感染している人も、していない人も、しているかいないか知らない人もい…

男性は『Blind Spot(死角)』 UNAIDS世界エイズデー報告書

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が2017年世界エイズデーに発表した報告書『blind spot』は男性に焦点を当てています。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 『女性、少女のHIVリスクを高めている不平等に取り組むこと』が現在のHIV/エイズ対策の最優先事項で…

2018サッカーW杯のUNAIDS特別大使にビクトリア・ロピレヴァさんを任命

2018年のサッカーW杯ロシア大会のグループリーグ組み合わせは世界エイズデーと同じ12月1日午後6時日本時間2日午前零時)からモスクワ郊外のクレムリンパレスというコンサートホールで開かれるそうです。その前日の11月30日に同じくクレムリンパレスでUNAIDS…

横ばいはコメントしづらい・・・などと言わずに

メルマガ「東京都エイズ通信」の第123号が発行されました。 archives.mag2.com 毎月発表されているHIV感染者・エイズ患者報告数の速報は以下の通りです。 ◇ 平成29年1月2日から平成29年11月26日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV…

ミシェル・シディベUNAIDS事務局長がメッセージ 2017世界エイズデー

12月1日の世界エイズデーに向けて、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長のメッセージが、プレスステートメントとして発表されました。 今年のエイズデー・キャンペーンのテーマである『健康の権利』がメッセージでも強調されており、…

どこであれ、健康の権利があいまいにされるところでは、HIVが広がる UNAIDSが新報告書

世界エイズデーを前にして、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が新しい報告書を発表しました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 UNAIDSは毎年この時期に報告書を発表し、世界のどこかでそのお披露目の会合を開いています。プレスリリースを見ると、今年は南…

『世界エイズデー2017の先を見据えて』 今年の米国のテーマは・・・

今年の世界エイズデーに向けた米国のテーマは、Increasing Impact Through Transparency, Accountability, and Partnerships(透明性と説明責任とパートナーシップで成果を上げる)です。米国の啓発サイトHIV gov.は11月1日、テーマの発表に合わせ、米大統領…

「一緒に生きている」というメッセージ TOP-HAT News 第110号

時系列的に言うと、日本記者クラブの記者会見報告と順番が前後してしまいましたが、10月末発行のTOP-HAT News 第110号です。巻頭は第31回日本エイズ学会学術集会・総会とTOKYO AIDS WEEKS 2017の案内です。英語表記で恐縮ですが、それぞれのメッセージから気…

減少を期待したい。でも、現状はまだ分岐点のままかなあ  

メルマガ「東京都エイズ通信」の第122号が発行されました。毎月発表されているHIV感染者・エイズ患者報告数の速報は以下の通りです。前の月と比べると増えたり、減ったりを繰り返しながら推移しているようですね。報告ベースとはいえ、こうした状態から推測…

Living Together / STAND ALONE 堂々11月5日開催

チラシができたようですね。何が書いてあるのかな・・・。 ヒトはみんな それぞれに なにかをかかえて生きている なにかを 伝えることは 時に こわい なにかを うけとめることは 時に 傷つく ・・・ いかん、目がちかちかしてきた。続きはチラシをご覧くださ…

「世界エイズデー」特設ページ開設

昨日はやっと晴れたと思っていたのに、またまた冷たい雨になってしまいましたね。しかも、台風接近中。どうにかしてよ・・・と愚痴の一つや二つや三つぐらいは出てきそうな気分です。選挙も終わったことだし、まあ、気持ちを切り替えていきましょう。 世の中…

事務局長選出大詰め グローバルファンドが最終候補者4人を発表

5月末にマーク・ダイブル氏が退任して以来、空席のままだった世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の事務局長について、グローバルファンド理事会は10月23日、後任候補を4人にしぼり、その名前を発表しました。そのプレスリリースの日…

『ILOのVCT@WORKが600万人に到達』 

自発的なHIV検査とカウンセリングの普及をはかるVCT@WORKというプログラムの成果について、国際労働機関(ILO)が報告書『VCT@WORK:就労者の個人情報を守る自発的HIV検査とカウンセリング』を発表しました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載…