エイズと社会 国際感染症関係論

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 その3 エイズと社会ウェブ版292  

ぷれいす東京の生島さんから『東京都がおこなっているアジアの共同調査の会合で発表された、ロシアのトムスクからの報告』という資料を紹介していただきました。 たぶん、この会議でしょうね。うかつにも、見過ごしていましたが、東京都福祉保健局、「グッジ…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 その2 エイズと社会ウェブ版291

2014年5月にロシアのモスクワで開かれた第4回東欧・中央アジア地域エイズ会議(EECAAC)の開会式で、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長が行ったスピーチ原稿の日本語仮訳をHATプロジェクトのブログに掲載しました。 http://asajp.at…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 エイズと社会ウェッブ版290

ロシアでHIV陽性者の支援活動を続けているThe Russian AIDS Center Foundation(ロシア人エイズセンター財団)の紹介記事が9月15日付で国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されています。その日本語仮訳を作成し、HATプロジェクトのブログに載せ…

『性的マイノリティとトイレ』 エイズと社会ウェッブ版289

好評のうちに・・・かどうかはまったく分かりませんが、現代性教育研究ジャーナルの連載コラム One Side/No sideも6回目に到達しました。9月15日発行のNo78の後ろの方に控え目に載っています。妥当な扱いだと思います。及び腰ながらよく半年も続いたもんだ・…

世界はそれに立ち向かった グローバルファンド2017成果報告 エイズと社会ウェブ版288 

世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)が2017年の成果報告書を発表しました。2002年の設立から2016年まで15年間の推計では、グローバルファンドが支援するプログラムにより、低・中所得国で2200万人の生命が救われたということです。 fg…

カメレオンの教訓・・・ エイズと社会ウェブ版 287

イルファー釧路代表、宮城島先生のブログ『代表徒然草』に『NO TIME TO LOSE』の書評第2弾が掲載されています。 イルファー釧路:カメレオンのように生き抜く - livedoor Blog(ブログ) アフリカの長老のエピソードが紹介されています。なぜ、カメレオンなの…

『政治を抜きにした科学は影響力を持てず、科学を無視した政治には危険が伴う』 エイズと社会ウェブ版286

北海道釧路市で息の長いHIV/エイズ対策の講演・啓発活動を展開しているイルファー釧路の宮城島拓人代表(釧路労災病院副院長)が、公式サイトのブログ『代表徒然草』で、ピーター・ピオット著『NO TIME TO LOSE エボラとエイズと国際政治』(慶應義塾大学出…

「エイズ流行終結」と効果50%のワクチン エイズと社会ウェブ版285

世界のHIV/エイズ対策はいま、2020年の90-90-90ターゲット達成を当面の戦略目標にしています。 (1)HIVに感染している人の90%が検査を受けて自らの感染を知り、 (2)感染を知った人の90%が抗レトロウイルス治療を始め、 (3)さらにその90%は治療を継続し…

『検査サービスに関するWHO・UNAIDS共同声明:新たな機会と継続的な課題』   エイズと社会ウェブ版284

HIV検査について、世界保健機関(WHO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)が8月28日、共同で声明を発表しました。それぞれの公式サイトにプレスリリースが載っています。どちらも短いので、両方、訳しました。 90-90-90ターゲットの入り口ともいうべき最初の90…

脆弱性とは何か サリム・アブドル・カリム博士講演会から エイズと社会ウェブ版283

南アフリカのエイズ研究センター長で、米国のコロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院教授でもあるサリム・アブドル・カリム博士のセミナー(講演会)が8月23日夕、東京・築地の聖路加国際大学日野原ホールで開かれました。 博士には肩書がたくさんあり過ぎ…

『高速対応と人権』  エイズと社会ウェブ版282

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の報告書『高速対応と人権』(Fast-Track and human rights)の日本語仮訳pdf版がAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に掲載されました。 http://api-net.jfap.or.jp/ 《公衆衛生上の脅威としてのエイズ流行終結を目指し、国連総会…

『虹の旗はなぜ6色なのか』 エイズと社会ウェブ版281

現代性教育研究ジャーナルNo77(2017年8月15日)が発行されました。巻頭は大阪府立大学の東優子教授が『性の健康への権利について 学ぶ、語る、国際会議』です。5月にチェコのプラハで開かれた第23回WAS(World Association for Sexual Health)国際会議の参…

♪馬鹿言ってんじゃないよ~、3年前の・・・ エイズと社会ウェブ版280

暑いですね。と思ったら今日は涼しい朝でした。現金なもので、昨日の暑さすら忘れてしまうそうですね。 ましてや、3年前の夏のことなど・・・、どんな様子だったっけ、と思い出そうとしても、すっかり忘れてしまっている情けない状態です。これはまずいね。…

『HIV/AIDSのいまとこれから』 エイズと社会ウェブ版279

第24回AIDS文化フォーラムin横浜が閉幕しました。最終日の6日(日)はこれぞ横浜の文化フォーラムといいたくなるような猛暑が戻ってきましたね。 午後には『HIV/AIDSのいまとこれから』と題したセッションがあり、今年の日本エイズ学会学術集会・総会の会長…

《ニュースとAVが抱える『リアルな壁』》 エイズと社会ウェブ版278

「リアルとであう」をテーマにした第24回AIDS文化フォーラムin横浜が4日(金)、横浜駅西口の「かながわ県民センター」で開幕しました。毎年8月の最初の金~土曜日に開かれているので、駅から会場まで毎年、汗だくになりながら通った記憶が強いのですが、今…

コンビネーション予防とは エイズと社会ウェブ版277

性来のものぐさであるうえ、身辺の変化といいますか、退職に伴う個人的な気ぜわしさも手伝って、ずいぶん長い間、中断状態が続いていましたが、ピーター・ピオット著『AIDS BETWEEN SCIEN AND POLITICS』の翻訳を細々と再会しました。その中の一節。コンビネ…

『パリ声明:HIV科学研究の重要性』 エイズと社会ウェブ版276

7月23日(日)から26日(水)まで、パリで開かれる第9回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS2017)の公式サイトにパリ声明『The Paris Statement: HIV Science Matters』が掲載されました。 その日本語仮訳です。タイトルは少し意訳気味に『HIV…

UNAIDS報告書『エイズ終結を目指す:90-90-90目標への前進』 エイズと社会ウェブ版275

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が7月20日、HIV/エイズに関する最新の推計を基にした報告書『エイズ終結を目指す:90-90-90目標への前進』を発表しました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 あくまで推計値ですが、世界中で抗レトロウイルス治療を受けて…

国連12機関が保健医療の場での差別解消に協力して取り組むことを約束 エイズと社会ウェブ版274

国連合同エイズ計画(UNAIDS)や世界保健機関(WHO)など12の国連機関が6月30日に共同で、保健医療の場における差別解消に取り組む声明を発表しました。UNAIDSのサイトに掲載されたその紹介記事の日本語仮訳です。英文はこちら。 『保健医療の場における差別…

名前だけではありません:AIDS.govがHIV.govに移行 エイズと社会ウェブ版273

米国政府のHIV/エイズ啓発サイトAIDS.govの名称が、6月5日付でHIV.govに変わりました。あわせてサイトのリニューアルも行われています。 https://www.hiv.gov/ どうして名前を変更したのか、その理由については6月5日付のプレスリリース「名前だけではありま…

エイズキルト・オンラインが始動 エイズと社会ウェブ版272

年間のHIV新規感染がいまも拡大を続けている地域の一つである東欧・中央アジア地域で、メモリアルキルトをデジタル化して紹介する新たなプロジェクトが発足しました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されたお知らせの日本語仮訳です。 プロ…

見ようとすれば見えるものへの対応 エイズと社会ウエブ版271 

昨日(6月1日)はCNN制作の『UNSEEN ENEMY(グローバル時代に潜む脅威:感染症時代のパンデミック)」というドキュメンタリーの上映会がありました。90分ぐらいの映画の短縮バージョン(30分)だそうです。 『グローバリゼーションが進む現代においては、ひ…

Tの前はSでしょう・・・ということでとりあえず明日から6月 エイズと社会ウェブ版270

メルマガ東京都エイズ通信の第117号が配信されました。 http://archives.mag2.com/0001002629/ 平成29年1月2日から平成29年5月28日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 147件 (142件) AIDS患者 36件 ( 39件) 合計 183件 …

『キャンペーンテーマを乗っ取ろう』・・・ エイズと社会ウェブ版269

というぐらいの気迫で参加していただけると、それはそれで嬉しいし、どちらかというと気迫は希薄で、そこまで構えなくてもと思っている人も、もちろん気楽にご参加いただけます。 毎年12月1日の世界エイズデーを中心に展開される国内啓発キャンペーンのテー…

どっちが重要ということではなく・・・ エイズと社会ウェブ版268

実施はずっと先になりますが、【TOKYO AIDS WEEKS 2017】のメインイベントのお知らせをコミュニティアクションのイベント情報欄にも掲載しました。 www.ca-aids.jp 実施期間は第31回日本エイズ学会学術集会・総会と同じ2017年11月24日(金)~26日(日)で、…

ブルジンスキ氏はなぜUNAIDSに入ったのか エイズと社会ウェブ版267 

グローバルファンド日本委員会のFGFJレポートNo.12(April 2017)に国連合同エイズ計画(UNAIDS)のリチャード・ブルジンスキ上級顧問(人権・ジェンダー・予防・コミュニティ担当)のインタビュー『HIV/エイズ流行収束への道 コミュニティのたゆまぬ努力』…

ATLAS2018 東京編 エイズと社会ウェブ版266

オランダのアムステルダム近郊にスタジオを持つフリーランスの写真家、マーヨライン・アンネガーンさんが東京を訪れ、4月18日に東京・新宿二丁目のコミュニティセンターaktaで日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス(JaNP+)理事の長谷川博史さんにイン…

『カミングアウトの有無にかかわらず』 エイズと社会ウェブ版 265

大阪府は3月30日付で、公式サイトの報道発表資料ページに『性的マイノリティの人権問題についての理解増進に向けた取組について』という資料を掲載しました。 大阪府/報道発表資料/性的マイノリティの人権問題についての理解増進に向けた取組について 《大…

推計通りなら日本の現状は80-90-90 エイズと社会ウェブ版 264

国内でHIVに感染している人のうち、自らの感染を知らないでいる人は約5800人。厚労省研究班のこんな推計が昨日、NHKニュースで紹介されました。 www3.nhk.or.jp 《厚生労働省によりますと、保健所や医療機関などでHIVの感染が確認された日本人は、去年ま…

世界結核デーでUNAIDSがプレスリリース エイズと社会ウェブ版263

3月24日の世界結核デーにあわせ、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が結核とHIV/エイズのプログラムの一層の強化と統合を求めるプレスリリースを発表しました。その日本語仮訳です。 《結核はHIV陽性者にとって、最大の入院および死亡原因となっている。2015年の…