エイズと社会 国際感染症関係論

グローバルファンドのヴェインロクス事務局長代行と國井局長が記者会見 エイズと社会ウェブ版299 

世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のマライケ・ヴェインロクス事務局長代行と國井修 戦略・投資・効果局長が17日夕、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見を行いました。 グローバルファンドの事務局長は5月末にマーク・ダイブル…

改めてEnding the AIDS epidemicとは UNAIDSが公式サイトをリニューアル エイズと社会ウェブ版298

先ほどアクセスして初めて気が付いたのですが、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトがリニューアルされていました。 www.unaids.org トップページには「our goal(私たちの目標)」として、Ending the AIDS epidemic by 2030(2030年のエイズ流行終結…

どうしてオリンピックなのか エイズと社会ウェブ版298

掲載時期がたまたま総選挙の真っ最中になってしまいました。意図したわけではありませんが、現代性教育研究ジャーナルの連載コラム One Side/No sideの7回目《「アジェンダ2020」に向けて》は東京五輪関連の話題です。 《前回も紹介した7月9日の『性的マイノ…

HIV陽性者はなぜ予防に取り組むのか ローレル・スプレイグGNP+事務局長演説から エイズと社会ウェブ版297

世界HIV予防連合の創設会合については先日、国連合同エイズ計画(UNAIDS)と国連人口基金(UNFPA)のプレスリリースの日本語仮訳で少し紹介しました。 その創設会合には、世界HIV陽性者ネットワーク(GNP+)も参加し、ローレル・スプレイグ事務局長が演説を…

混乱の中での同意 強引にエイズ対策と解散総選挙を結びつける視点 エイズと社会ウェブ版296

先ほどHIV検査に関連して「Informed Consent(インフォームドコンセント)」のことを少し書きました。世界保健機関(WHO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)はHIV検査サービスに関する共同声明の中で、次のように説明しています。 『HIV 検査のプロセスとその…

5つのCとインフォームドコンセント 『HIV検査サービスに関するWHO・UNAIDS声明』から エイズと社会ウェブ版295 

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)の第126回フォーラムがいよいよ明日午後7時から、東京・四谷三丁目の『ねぎし内科診療所』で開かれます。今回テーマは検査普及の選択肢として期待される郵送検査をめぐる課題です。 『90-90-90ターゲットとHIV郵送検査』 h…

どう違う? 「使いやすさ」と「受けやすさ」 エイズと社会ウェッブ版294

世の中は総選挙に向けて騒然としていますね。ま、そちらの方はその道のステークホルダー(利害関係者)の皆さんにお任せして・・・と書くと、有権者こそ最大のステークホルダーではないのかという突っ込みがすかさず入りそうですね。 もちろん、その通り、個…

『国連活動が優先すべきもの』 エイズと社会ウェブ版293

当然のことだとは思いますが、今年の国連総会は安全保障に焦点が当てられています。もちろん国際保健や新興感染症対策も広い意味での安全保障課題ではあるのですが、現時点で国際社会の主要な関心事項はもっと対象を限定した意味での安全保障課題です。 そう…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 その3 エイズと社会ウェブ版292  

ぷれいす東京の生島さんから『東京都がおこなっているアジアの共同調査の会合で発表された、ロシアのトムスクからの報告』という資料を紹介していただきました。 たぶん、この会議でしょうね。うかつにも、見過ごしていましたが、東京都福祉保健局、「グッジ…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 その2 エイズと社会ウェブ版291

1994年5月にロシアのモスクワで開かれた第4回東欧・中央アジア地域エイズ会議(EECAAC)の開会式で、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長が行ったスピーチ原稿の日本語仮訳をHATプロジェクトのブログに掲載しました。 http://asajp.at…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 エイズと社会ウェッブ版290

ロシアでHIV陽性者の支援活動を続けているThe Russian AIDS Center Foundation(ロシア人エイズセンター財団)の紹介記事が9月15日付で国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されています。その日本語仮訳を作成し、HATプロジェクトのブログに載せ…

『性的マイノリティとトイレ』 エイズと社会ウェッブ版289

好評のうちに・・・かどうかはまったく分かりませんが、現代性教育研究ジャーナルの連載コラム One Side/No sideも6回目に到達しました。9月15日発行のNo78の後ろの方に控え目に載っています。妥当な扱いだと思います。及び腰ながらよく半年も続いたもんだ・…

世界はそれに立ち向かった グローバルファンド2017成果報告 エイズと社会ウェブ版288 

世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)が2017年の成果報告書を発表しました。2002年の設立から2016年まで15年間の推計では、グローバルファンドが支援するプログラムにより、低・中所得国で2200万人の生命が救われたということです。 fg…

カメレオンの教訓・・・ エイズと社会ウェブ版 287

イルファー釧路代表、宮城島先生のブログ『代表徒然草』に『NO TIME TO LOSE』の書評第2弾が掲載されています。 イルファー釧路:カメレオンのように生き抜く - livedoor Blog(ブログ) アフリカの長老のエピソードが紹介されています。なぜ、カメレオンなの…

『政治を抜きにした科学は影響力を持てず、科学を無視した政治には危険が伴う』 エイズと社会ウェブ版286

北海道釧路市で息の長いHIV/エイズ対策の講演・啓発活動を展開しているイルファー釧路の宮城島拓人代表(釧路労災病院副院長)が、公式サイトのブログ『代表徒然草』で、ピーター・ピオット著『NO TIME TO LOSE エボラとエイズと国際政治』(慶應義塾大学出…

「エイズ流行終結」と効果50%のワクチン エイズと社会ウェブ版285

世界のHIV/エイズ対策はいま、2020年の90-90-90ターゲット達成を当面の戦略目標にしています。 (1)HIVに感染している人の90%が検査を受けて自らの感染を知り、 (2)感染を知った人の90%が抗レトロウイルス治療を始め、 (3)さらにその90%は治療を継続し…

『検査サービスに関するWHO・UNAIDS共同声明:新たな機会と継続的な課題』   エイズと社会ウェブ版284

HIV検査について、世界保健機関(WHO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)が8月28日、共同で声明を発表しました。それぞれの公式サイトにプレスリリースが載っています。どちらも短いので、両方、訳しました。 90-90-90ターゲットの入り口ともいうべき最初の90…

脆弱性とは何か サリム・アブドル・カリム博士講演会から エイズと社会ウェブ版283

南アフリカのエイズ研究センター長で、米国のコロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院教授でもあるサリム・アブドル・カリム博士のセミナー(講演会)が8月23日夕、東京・築地の聖路加国際大学日野原ホールで開かれました。 博士には肩書がたくさんあり過ぎ…

『高速対応と人権』  エイズと社会ウェブ版282

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の報告書『高速対応と人権』(Fast-Track and human rights)の日本語仮訳pdf版がAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に掲載されました。 http://api-net.jfap.or.jp/ 《公衆衛生上の脅威としてのエイズ流行終結を目指し、国連総会…

『虹の旗はなぜ6色なのか』 エイズと社会ウェブ版281

現代性教育研究ジャーナルNo77(2017年8月15日)が発行されました。巻頭は大阪府立大学の東優子教授が『性の健康への権利について 学ぶ、語る、国際会議』です。5月にチェコのプラハで開かれた第23回WAS(World Association for Sexual Health)国際会議の参…

♪馬鹿言ってんじゃないよ~、3年前の・・・ エイズと社会ウェブ版280

暑いですね。と思ったら今日は涼しい朝でした。現金なもので、昨日の暑さすら忘れてしまうそうですね。 ましてや、3年前の夏のことなど・・・、どんな様子だったっけ、と思い出そうとしても、すっかり忘れてしまっている情けない状態です。これはまずいね。…

『HIV/AIDSのいまとこれから』 エイズと社会ウェブ版279

第24回AIDS文化フォーラムin横浜が閉幕しました。最終日の6日(日)はこれぞ横浜の文化フォーラムといいたくなるような猛暑が戻ってきましたね。 午後には『HIV/AIDSのいまとこれから』と題したセッションがあり、今年の日本エイズ学会学術集会・総会の会長…

《ニュースとAVが抱える『リアルな壁』》 エイズと社会ウェブ版278

「リアルとであう」をテーマにした第24回AIDS文化フォーラムin横浜が4日(金)、横浜駅西口の「かながわ県民センター」で開幕しました。毎年8月の最初の金~土曜日に開かれているので、駅から会場まで毎年、汗だくになりながら通った記憶が強いのですが、今…

コンビネーション予防とは エイズと社会ウェブ版277

性来のものぐさであるうえ、身辺の変化といいますか、退職に伴う個人的な気ぜわしさも手伝って、ずいぶん長い間、中断状態が続いていましたが、ピーター・ピオット著『AIDS BETWEEN SCIEN AND POLITICS』の翻訳を細々と再会しました。その中の一節。コンビネ…

『パリ声明:HIV科学研究の重要性』 エイズと社会ウェブ版276

7月23日(日)から26日(水)まで、パリで開かれる第9回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS2017)の公式サイトにパリ声明『The Paris Statement: HIV Science Matters』が掲載されました。 その日本語仮訳です。タイトルは少し意訳気味に『HIV…

UNAIDS報告書『エイズ終結を目指す:90-90-90目標への前進』 エイズと社会ウェブ版275

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が7月20日、HIV/エイズに関する最新の推計を基にした報告書『エイズ終結を目指す:90-90-90目標への前進』を発表しました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 あくまで推計値ですが、世界中で抗レトロウイルス治療を受けて…

国連12機関が保健医療の場での差別解消に協力して取り組むことを約束 エイズと社会ウェブ版274

国連合同エイズ計画(UNAIDS)や世界保健機関(WHO)など12の国連機関が6月30日に共同で、保健医療の場における差別解消に取り組む声明を発表しました。UNAIDSのサイトに掲載されたその紹介記事の日本語仮訳です。英文はこちら。 『保健医療の場における差別…

名前だけではありません:AIDS.govがHIV.govに移行 エイズと社会ウェブ版273

米国政府のHIV/エイズ啓発サイトAIDS.govの名称が、6月5日付でHIV.govに変わりました。あわせてサイトのリニューアルも行われています。 https://www.hiv.gov/ どうして名前を変更したのか、その理由については6月5日付のプレスリリース「名前だけではありま…

エイズキルト・オンラインが始動 エイズと社会ウェブ版272

年間のHIV新規感染がいまも拡大を続けている地域の一つである東欧・中央アジア地域で、メモリアルキルトをデジタル化して紹介する新たなプロジェクトが発足しました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されたお知らせの日本語仮訳です。 プロ…

見ようとすれば見えるものへの対応 エイズと社会ウエブ版271 

昨日(6月1日)はCNN制作の『UNSEEN ENEMY(グローバル時代に潜む脅威:感染症時代のパンデミック)」というドキュメンタリーの上映会がありました。90分ぐらいの映画の短縮バージョン(30分)だそうです。 『グローバリゼーションが進む現代においては、ひ…