エイズと社会 国際感染症関係論

この部屋の片隅に星を エイズと社会ウェッブ版316

関西を中心に活動を続けるCHARM(Center for Health and Rights of Migrants)の公式サイトに《女性HIV陽性者交流会交通費のためのパロル販売と寄附のお願い》が掲載されています。 女性HIV陽性者交流会交通費のためのパロル販売と寄附のお願い – CHARM 受け…

『いま HIVでは 死にません』 エイズと社会ウェブ版315

大阪でHIV検査を受けるにはどこへ行けばいいのか、その検索ができるサイトです。トップページにはなぜか国立病院機構大阪医療センターの白阪琢磨先生が白衣姿で登場しています。HIVのIをやすやすと抑え込んでいる印象ですね。 osaka.hivkensa.jp 「死にませ…

来年は「チューリップ革命」かな エイズと社会ウェッブ版314 

それとも、チューリップ・バブル?・・・などと憎まれ口をたたいてはいけませんね。老人閑居してひと言余分。ぼちぼち来年の話も始めましょうか。もういくつ寝ると2018年になり、7月には第22回国際エイズ会議(AIDS2018)がオランダのアムステルダムで開かれ…

「こけしオカン」はなぜ参上したのか エイズと社会ウェブ版313

コミュニティアクションのFeatures欄に昨日、《こけしオカン 一部で人気沸騰中》というニュースを掲載しました。さすがに沸騰しているのは『一部』なので、まだ知らない人の方が多そうですね。 www.ca-aids.jp 公益財団法人エイズ予防財団の「男性向けHIV検…

極私的『BPM』試写会報告 エイズと社会ウェブ版312

TOKYO AIDS WEEKS 2017(東京エイズウィークス)のオープニングイベントとして、映画『BPM (Beats Per Minute)』の特別試写会が23日夜、なかのZEROホールで開かれました。 1990年代前半のACT UP パリの活動の様子を描いた映画です。といってもノンフィクシ…

♪夜明けのコーヒー~  中野駅にもレッドリボン エイズと社会ウェブ版311

中野駅北口と駅前の中野サンモール商店街にレッドリボンのバナーが登場しました。こちらは駅の改札口の前。 シャッターが半分、降りています。いつもたくさんの人が行きかうステーションがしばしの休息にまどろむとき。状況から察するに18日の未明でしょうか…

「CAPRISA004 予防効果39%の背景」 エイズと社会ウェブ版309

現代性教育研究ジャーナルNo80に掲載された連載コラムOne side/No sideの第8回です。こちらでPDF版をご覧ください。 www.jase.faje.or.jp 例によって知ったかぶりをして書いていますが、CAPRISAが南アフリカ・エイズ研究センターの略称であることも最近にな…

ラヴズ・ボディ エイズの時代の表現 再録(下) エイズと社会ウェブ版308 

7年前のラヴズ・ボディ報告はこれでひとまず終わりです。東京都写真美術館で開かれた作品展からスペシャルイベントが生まれたのはおそらく、張由紀夫/ハスラー・アキラとジャンジさんを含むアーティストたちのネットワークがあったからではないでしょうか。…

ラヴズ・ボディ エイズの時代の表現 再録(中) エイズと社会ウェブ版307 

◎言葉には尽くせない落差 ラヴズ・ボディ3 エイズと社会ウエブ版33 (2010.10.8) オーストラリア人以上にオーストラリア人らしくあれ。1943年にオーストラリアのノース・クイーンズランドで生まれたウイリアム・ヤンは、少年時代に母親からこう言われて育っ…

こんな時こそ、そんな時 大阪エイズウィークス2017 エイズと社会ウェブ版305

「こんな時ナンやけど」と言い始めたら、いつだって「こんな時」です。最近は世の中、いろいろあり過ぎて、常に「ナンやけど」状態なんやけど・・・、そんなときでも大阪のおばちゃんはド迫力! おっと失礼、元気ですね。 大阪エイズウィークス(11.18~12.1…

UNAIDSキャンペーン 『My health, my right(私の健康、私の権利)』 エイズと社会ウェブ版304

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が今年の世界エイズデー(12月1日)に向けた啓発キャンペーン『My health, my right(私の健康、私の権利)』の概要を発表しました。今年は『Right to Health(健康の権利)』を掲げ、すでに11月6日(月)からキャンペーンが展…

Alone が Together する夜 エイズと社会ウェブ版303

ライブパフォーマンスとHIV陽性者の手記朗読、そして医療の専門家を交えたトークショーと盛りだくさんの2時間でした。寒風吹きすさぶ晩秋の帰り道、JR田町駅に向かってとぼとぼとカナルに架かる橋を渡る間も、余熱がなかなか冷めない。何というのかなあ、熱…

 エイズ学会・東京エイズウィークス記者会見報告(というか言い訳) エイズと社会ウェブ版302

第31回日本エイズ学会学術集会・総会の生島嗣会長(特定非営利活動法人ぷれいす東京代表)とTOKYO AIDS WEEKS2017(東京エイズウィークス)の事務局を担当する特定非営利活動法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス、高久陽介代表が11月1日(水)午…

『VCT@WORK 就労者のための個人情報を守る自発的HIV検査とカウンセリング』から その2 エイズと社会ウェブ版301

国際労働機関(ILO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)の報告書『VCT@WORK 就労者のための個人情報を守る自発的HIV検査とカウンセリング』の日本語仮訳の続きです。 前回は最初の2ページちょっとでした。基本戦略などを説明した部分ですね。今回は間を少し飛ば…

職場で何が必要か VCT@WORKのHIV検査戦略から エイズと社会ウェブ版300 

昨日、プレスリリースを紹介した国際労働機関(ILO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)の報告書『VCT@WORK 就労者のための個人情報を守る自発的HIV検査とカウンセリング』の最初の部分を日本語に訳してみました。 ILOの公式サイトにPDF版で掲載されている報告…

グローバルファンドのヴェインロクス事務局長代行と國井局長が記者会見 エイズと社会ウェブ版299 

世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のマライケ・ヴェインロクス事務局長代行と國井修 戦略・投資・効果局長が17日夕、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見を行いました。 グローバルファンドの事務局長は5月末にマーク・ダイブル…

改めてEnding the AIDS epidemicとは UNAIDSが公式サイトをリニューアル エイズと社会ウェブ版298

先ほどアクセスして初めて気が付いたのですが、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトがリニューアルされていました。 www.unaids.org トップページには「our goal(私たちの目標)」として、Ending the AIDS epidemic by 2030(2030年のエイズ流行終結…

どうしてオリンピックなのか エイズと社会ウェブ版298

掲載時期がたまたま総選挙の真っ最中になってしまいました。意図したわけではありませんが、現代性教育研究ジャーナルの連載コラム One Side/No sideの7回目《「アジェンダ2020」に向けて》は東京五輪関連の話題です。 《前回も紹介した7月9日の『性的マイノ…

HIV陽性者はなぜ予防に取り組むのか ローレル・スプレイグGNP+事務局長演説から エイズと社会ウェブ版297

世界HIV予防連合の創設会合については先日、国連合同エイズ計画(UNAIDS)と国連人口基金(UNFPA)のプレスリリースの日本語仮訳で少し紹介しました。 その創設会合には、世界HIV陽性者ネットワーク(GNP+)も参加し、ローレル・スプレイグ事務局長が演説を…

混乱の中での同意 強引にエイズ対策と解散総選挙を結びつける視点 エイズと社会ウェブ版296

先ほどHIV検査に関連して「Informed Consent(インフォームドコンセント)」のことを少し書きました。世界保健機関(WHO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)はHIV検査サービスに関する共同声明の中で、次のように説明しています。 『HIV 検査のプロセスとその…

5つのCとインフォームドコンセント 『HIV検査サービスに関するWHO・UNAIDS声明』から エイズと社会ウェブ版295 

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)の第126回フォーラムがいよいよ明日午後7時から、東京・四谷三丁目の『ねぎし内科診療所』で開かれます。今回テーマは検査普及の選択肢として期待される郵送検査をめぐる課題です。 『90-90-90ターゲットとHIV郵送検査』 h…

どう違う? 「使いやすさ」と「受けやすさ」 エイズと社会ウェッブ版294

世の中は総選挙に向けて騒然としていますね。ま、そちらの方はその道のステークホルダー(利害関係者)の皆さんにお任せして・・・と書くと、有権者こそ最大のステークホルダーではないのかという突っ込みがすかさず入りそうですね。 もちろん、その通り、個…

『国連活動が優先すべきもの』 エイズと社会ウェブ版293

当然のことだとは思いますが、今年の国連総会は安全保障に焦点が当てられています。もちろん国際保健や新興感染症対策も広い意味での安全保障課題ではあるのですが、現時点で国際社会の主要な関心事項はもっと対象を限定した意味での安全保障課題です。 そう…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 その3 エイズと社会ウェブ版292  

ぷれいす東京の生島さんから『東京都がおこなっているアジアの共同調査の会合で発表された、ロシアのトムスクからの報告』という資料を紹介していただきました。 たぶん、この会議でしょうね。うかつにも、見過ごしていましたが、東京都福祉保健局、「グッジ…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 その2 エイズと社会ウェブ版291

2014年5月にロシアのモスクワで開かれた第4回東欧・中央アジア地域エイズ会議(EECAAC)の開会式で、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長が行ったスピーチ原稿の日本語仮訳をHATプロジェクトのブログに掲載しました。 http://asajp.at…

警戒すべき拡大の背景・ロシアのHIV流行 エイズと社会ウェッブ版290

ロシアでHIV陽性者の支援活動を続けているThe Russian AIDS Center Foundation(ロシア人エイズセンター財団)の紹介記事が9月15日付で国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されています。その日本語仮訳を作成し、HATプロジェクトのブログに載せ…

『性的マイノリティとトイレ』 エイズと社会ウェッブ版289

好評のうちに・・・かどうかはまったく分かりませんが、現代性教育研究ジャーナルの連載コラム One Side/No sideも6回目に到達しました。9月15日発行のNo78の後ろの方に控え目に載っています。妥当な扱いだと思います。及び腰ながらよく半年も続いたもんだ・…

世界はそれに立ち向かった グローバルファンド2017成果報告 エイズと社会ウェブ版288 

世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)が2017年の成果報告書を発表しました。2002年の設立から2016年まで15年間の推計では、グローバルファンドが支援するプログラムにより、低・中所得国で2200万人の生命が救われたということです。 fg…

カメレオンの教訓・・・ エイズと社会ウェブ版 287

イルファー釧路代表、宮城島先生のブログ『代表徒然草』に『NO TIME TO LOSE』の書評第2弾が掲載されています。 イルファー釧路:カメレオンのように生き抜く - livedoor Blog(ブログ) アフリカの長老のエピソードが紹介されています。なぜ、カメレオンなの…

『政治を抜きにした科学は影響力を持てず、科学を無視した政治には危険が伴う』 エイズと社会ウェブ版286

北海道釧路市で息の長いHIV/エイズ対策の講演・啓発活動を展開しているイルファー釧路の宮城島拓人代表(釧路労災病院副院長)が、公式サイトのブログ『代表徒然草』で、ピーター・ピオット著『NO TIME TO LOSE エボラとエイズと国際政治』(慶應義塾大学出…