『先頭を歩く人』 エイズと社会ウェブ版393

現代性教育研究ジャーナルの連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の26回目です。No99(2019年6月15日発行)に掲載されました。日本性教育協会のサイトでPDF版をダウンロードしてご覧ください。10ページに載っています。 https://www.jase.faje.o…

在庫不足で多数の子供が治療を開始できず パキスタンでHIV感染アウトブレーク(続き)

パキスタンのHIV感染アウトブレークに関する追加情報です。世界保健機関(WHO)も公式サイトで6月13日付け現地報告を掲載しています。 www.emro.who.int 6月2日までの集計でアウトブレークの現場であるシンド州では2万6041人がHIVスクリーニング検査を受け、…

パキスタンでHIV感染アウトブレーク

5月の下旬から日本国内でもニュースで報じられていますが、パキスタンの地方の街で4月にHIV感染のアウトブレークが確認され、わずか6週間余りの間に検査で750人以上の感染が判明しています。その大半は子供だということです。 国連機関とパキスタン政府、地…

アジサイに人も潤う切通し

梅雨に入ると人の集中度がますます高くなる。これが観光都市としての鎌倉の魅力であり、住民にとっては少々、つらいところでもあります。この季節は、どこへ行っても人とアジサイですね。雨上がりの午後、久々に食パンの買い出しに出かけた帰り道。北鎌倉と…

《HIVとオリンピック・パラリンピック》 第128回エイズ &ソサエティ研究会議フォーラムのお知らせ

ちょっとさぼり気味で間隔があいてしまいましたが、私が事務局長をおおせつかっております特定非営利活動法人エイズ &ソサエティ研究会議(JASA)の第128回フォーラムを開催します。テーマは《HIVとオリンピック・パラリンピック》です。 前回フォーラムは昨…

38年前の今月今夜・・・じゃなかった6月5日に何があったのか エイズと社会ウェッブ版392

米国政府のHIV/エイズ啓発サイトHIV.govを久々に覗いたら、RememberingJune5th(6月5日を振り返る)と題したブログがちょうど6月5日付で掲載されていました。 Today we recognize that, 38 years ago, the CDC published the first report of what would come …

『10年間の進歩を経て、エイズ終結の野心的目標に向け対応の再活性化を』 国連事務総長報告2019

2016年6月の『エイズ終結に関する国連総会ハイレベル会合』で国連全加盟国が一致して採択した政治宣言に基づき、国連事務総長は毎年、宣言に盛り込まれた約束(コミットメント)の履行進捗状況を報告書にして、総会に提出しています。その2019年版が6月3日に…

グローバルファンドに5年間で10億円の寄付 タケダイニシアティブ2

武田薬品工業(武田薬品)は6月3日、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)に対し、2020年から5年間で10億円を拠出することを発表しました。『武田薬品がグローバルファンドの増資への拠出を民間企業として初めて表明』という見出しのニ…

『各国における医薬品その他の医療用品の地元生産促進に関する国際機関共通声明』

保健分野に関係する6つの国連機関・国際機関が、低・中所得国(LMICs)による医薬品や医療用品の国内生産促進について声明を連名で発表しました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されたプレス声明の日本語仮訳を作成したので紹介しておきま…

梅雨はまだ わっしょいわっしょい 夏神輿

アジサイはもうあちらこちらで咲いていますが、梅雨入りはもう少し先でしょうか。初夏の風の中、鎌倉の6月は祭りで明けました。 六地蔵の複雑な交差点の角にある由比ガ浜公会堂前です。大小三基の神輿が並び、テントの両脇に葛原岡神社の提灯。ああ、懐かし…

必要な情報を分かりやすく TOP-HAT News 第129号

T as P 予防としての治療 U=U 検出限界値以下なら感染しない Living Together 私たちはもう一緒に生きている 同じようなメッセージを伝えているように見えますが、同じではない部分もあります。逆にいえば、同じでない部分もあるということは、メッセージと…

「UPDATE! エイズ治療のこと HIV検査のこと」6月1、2日にFM放送

エフエム東京の番組担当の方からコミュニティアクションのサイトに以下のご連絡をいただきました。 TOKYO FMをはじめとした全国38局ネット番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan」(政府広報番組)で6月1日、2日に「UPDATE! エイズ治療のこと HIV検査のこと」を…

報告の横ばい傾向続く 東京都エイズ通信141号(2019年5月)

メルマガ東京都エイズ通信の第141号(2019年5月)が発行されました。5月27日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告数は、前年同時期と比較するとわずかに上回っています。しかし、その差はHIV感染者報告数で4件、エイズ患者報告数で2件ですから、依然として横…

アジサイの色も微かに雨模様

猛暑が和らいだので雨が降ったのか、雨が降ったので暑さが和らいだのか。お天気のメカニズムはよく分かりませんが、雨が降ってようやく暑さが和らぎました(思えば、こういうどっちつかずの表現で生き延びてきた人生・・・ま、それはどうでもいいか)。昨日…

よっこらしょ、切通しにも夏は来ぬ

ホトトギスは鳴いていなかったけれど、ウグイスが気持ちよさそうでした。一気に夏は来ぬですね。 久しぶりに亀ケ谷坂切通しを通って・・・といっても、例によって食パンの買い出し兼健康管理であります。 自宅から歩いて北鎌倉のブーンベーカリーで食パンを…

『もちろん法律も変わっている』 エイズと社会ウェブ版391

現代性教育研究ジャーナルの連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の25回目です。No98(2019年5月15日発行)に掲載されました。 日本性教育協会のサイトでNo.98号のPDF版をダウンロードしてご覧ください。7ページに載っています。 www.jase.faje.…

HIV/エイズに言及せずにパートナーシップ? エイズと社会ウェブ版390(続き)

プライドハウス東京からもプレスリリースが出されましたね。 《「国連合同エイズ計画(UNAIDS)」と「プライドハウス東京」が覚書締結しました!》 http://pridehouse.jp/news/392/ UNAIDSのFeature Storyを仮訳した際には、MOUを基本合意文書と訳しましたが…

2020年東京五輪を控え、UNAIDSとプライドハウス東京がパートナーシップ協定 エイズと社会ウェブ版390

来年のオリンピック・パラリンピック東京開催を控え、国連合同エイズ計画(UNAIDS)とプライドハウス東京がパートナーシップ協定を結び、反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOT)の5月17日、スイスのジュネーブで基本合意文書(MOU)…

『結核に影響を受けている人のための権利宣言』を発表

結核に影響を受けた人(People Affected by Tuberculosis)は、結核を発症して治療を受けている人に加え、過去に結核治療を受け、回復した人や、結核罹患者の家族など周囲の親しい人たちを指すのでしょうか。さまざまなかたちでの権利侵害が診断や治療へのア…

『差別的な法律を撤廃し、人びとを差別から守る法律の制定を』 UNAIDSが各国に要請

5月17日の国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOT)を前にUNAIDSがプレス声明を発表しました。14日に発表したLGBTIウェブ調査のプレスリリースとも重なる内容です。 もう少しさかのぼれば、3月1日の差別ゼロデーにスタートしたキャ…

UNAIDSとLGBT財団が17言語で世界的なウェッブ調査 エイズと社会ウェッブ版389

国連合同エイズ計画(UNAIDS)とLGBT財団が、LGBTIの人たちを対象にした世界的なウェッブ調査の開始を発表しました。そのプレスリリースがUNAIDSの公式サイトに掲載されています。 https://www.unaids.org/en/resources/presscentre/pressreleaseandstatemen…

 五月雨に時代の波も聞き分けん

先ほども少し紹介しましたが、高浜虚子は1910年(明治43年)から亡くなる1959年まで由比ガ浜に居を構えていたそうです。 雨がやんだかと思ったら、またパラつきだし、早々と梅雨が来たような一日でしたが、それでもまあ、近所でもあるし・・・ということで、…

由比ヶ浜vs七里ヶ浜 江ノ電が海沿いを走るのはどっち?

昨夜遅くになって降り始めた雨が昼過ぎまで・・・ということで、小人が閑居していると、ろくなことは考えませんね。 いわんや、小人未満のおじさんおや、さっきから細かいことが気になっています。 昨日の「稲村ヶ崎・磯づたいのみち」でお見かけした、高浜…

 鎌倉やかつお卯の花初電車

夕方になって雲が垂れ込めてきました。散歩に出ると、風も冷たい。 青空と新緑に慣れた目には、稲村ケ崎を望む海辺の風景もどこか荒涼とした雰囲気に変わっています。冬景色とまでは言わないけれど・・・初夏の空はうつろいやすいのでしょうか。 回れ右をし…

あれ、いつの間に UNAIDSのシディベ事務局長がマリの保健社会福祉相に就任 エイズと社会ウェブ版388

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長が退任し、出身国であるマリの保健社会福祉相に就任しました。すでにUNAIDSの事務局があるジュネーブを離れ、マリに戻って母国の大臣になっているそうです。 どうなっているの!?という感じですね。…

焼け跡に 人影も絶え・・・

ほかにやることはないのか、とお叱りを受けそうですが、仕事の合間にちょっとだけ昨日の火災現場の様子を見てきました。現場百遍ならぬ、一遍だけです。 もう誰もいませんね。もともと無人の物置小屋でしたから。それでも巻き添えにあって負傷する人もなく、…

『抗レトロウイルス治療のHIV感染防止効果に関する追加的エビデンスを歓迎』UNAIDS エイズと社会ウェブ版387

抗レトロウイルス治療によるHIV感染予防の効果に関するPARTNER2研究の結果が英医学誌LANCETに掲載されました。治療を継続し、体内のウイルスが抑制されているHIV陽性者からは、他の人にHIV性感染することはないということを欧州のゲイカップル約1000組の調査…

最終日どこか寂しい10連休

どこかに出勤しているわけではないので、あまり関係ないと思っていた10連休でしたが、個人的には何もないようでいろいろとありました。そうそう、お休みの間に元号も平成から令和に代わっていましたね。 10連休昭和は遠くなりにけり ちょっと盗作っぽいけど…

HIVとオリンピック・パラリンピック総集編 + 五輪とHIV関連年表

日本エイズ学会誌2019年2月号に掲載していただいた『HIVとオリンピック・パラリンピック』の原稿に加筆し、当ブログでも7回に分けて紹介しました。最初から通して読みたいという方は、もちろんそれほど多くはいないのでしょうが、少しはいるかもしれません。…

HIVとオリンピック・パラリンピック 7 『「ギャグ」ではすまない現実』

◆「ギャグ」ではすまない現実 エイズの流行は政治的課題としてとらえなければならない。流行の初期段階から常に指摘され続けてきたことではあるが、国際エイズ学会(IAS)は2018年の年次書簡で、この古くて新しい課題をあえて取り上げ、(いまなお)と強調し…