とりあえず『利用者に合わせたサービス提供』にしておこうか エイズと社会ウェブ版491

国際エイズ学会(IAS)の公式サイトにCOVID-19時代のdifferentiated service deliveryについて特集したページが開設されています。 www.differentiatedservicedelivery.org 以前は differentiated care などとも呼ばれていました。新型コロナウイルス感染症C…

雲流れ梅雨明け間近花の寺

首都圏では再び、新型コロナウイルスの感染報告が増えてきました。西日本は豪雨に見舞われ、大きな被害が伝えられています。7月の滑り出しも心落ち着かない日々が続きます。鎌倉もどうも雲行きが怪しい。激しい風雨に見舞われる前に買い物をすませ、帰りに駅…

東京で再び、COVID-19の新規報告が100人を超えた日 エイズと社会ウェッブ版490

小池さんの政治手法には、個人的にあまり賛成できないことも多いのですが、東京で新型コロナウイルス感染症COVID-19の1日当たり新規感染者報告数が100人を超えたことを伝える7月2日の記者会見は専門家の現状認識を踏まえて行われたものであり、妥当な見解を…

『低・中所得国のHIV治療に使われるジェネリック抗レトロウイルス薬の供給と価格に対し、COVID-19対策がもたらす影響』 エイズと社会ウェブ版489

新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行が社会に及ぼす影響は大きく分けて二つあります。一つは病気そのものによる直接の影響。そして、もう一つがその拡大を抑えるための対策がもたらす影響です。 ちょっと前までならともかく、いまはもう、説明するまでも…

これは必読『「医薬品特許プール」ができたわけ』

40年近くに及ぶHIV/エイズの流行は世界の様々な仕組みや認識を変えてきました。といいつつおもむろに個人的な話になって恐縮ですが、例えば、性についての考え方は私の場合、激しく変わったと思います。いまなお、心の中にホモフォビアの傾向があるおじさん…

『ラグビーとCOVID-19 プレー再開のガイドライン』

ワールドラグビーが作成した『ラグビーとCOVID-19 プレー再開のガイドライン』をコンパクトにまとめたフライヤーがあります。しかも日本語版。 ラグビー日本代表のFacebookに紹介されていました。 www.facebook.com 練習や試合の再開に向けた指針ですね。練…

『現在進行形のパンデミック』 TOP-HAT News 第142号

あまり話題にはなっていませんが、HIV/エイズの流行はこの6月で40年目に入りました。 米国で最初の症例報告があったのが1981年6月5日で、この日をエイズ流行の出発点として39年が経過し、いまは40年目という計算です。 もちろん、気が付かなかったけれど、そ…

弱音は吐くまい・・・ 東京都エイズ通信第154号

メルマガ東京都エイズ通信の第154号(2020年6月26日)が配信されました。今年1月1日から6月21日までの東京の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 ************************************* 令和2年1月1日…

『HIVの教訓を生かしCOVID-19のパンデミックへの関与強める』 UNAIDS エイズと社会ウェブ版488

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の最高議決機関であるプログラム調整理事会(PCB)の第47回会合が6月23日から3日間にわたって開かれました。・・・といっても今回は、新型コロナウイルス感染症COVID-19パンデミックの影響で初のバーチャル会議となり、初日の23…

抗レトロウイルス薬の供給と価格に対するCOVID-19の影響 UNAIDSが分析報告 エイズと社会ウェブ487版

新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行で、低・中所得国のHIV治療も大きな影響を受ける恐れがある。これまでもしばしば指摘されていたことですが、じゃあ、どのくらいの影響なのかということで、国連合同エイズ計画(UNAIDS)がインドを中心にジェネリッ…

駅から近いアジサイ名所 妙本寺

鎌倉の町を歩いていると、この土日は人の数がぐっと増えた感じがします。ただし、アジサイはそろそろしおれ始めている印象。2020年は何事も期待通りにはいかない年のようですね。 そんな中で大町一丁目の妙本寺はまだ見ごろでした。鎌倉駅からでも徒歩6~7分…

止まらないぞ、これは・・・

土曜日だし、天気はいいし、県境を越えた移動も解禁になったし・・・ということで鎌倉の砂浜はもう海水浴場状態でした。材木座海岸から由比ガ浜を望む。 神奈川県内では今年、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、すべての海水浴場が開設されないという…

COVID-19とグローバルファンド サンズ事務局長が日本の国会議員にブリーフィング エイズと社会ウェブ版486

グローバルファンド日本委員会(FGFJ)は、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の活動を支援する日本国内の応援団です。 『エイズ、結核、マラリアと いう世界の三大感染症の克服のために日本がより大きな国際的役割を果たせるよう、…

『COVID-19対策に向けたHIVからの10の教訓』 エイズと社会ウェブ版485

投資家のジョージ・ソロス氏が設立したオープン・ソサエティ財団(OSF)は、世界各地で社会正義の実現や教育、公衆衛生、メディアの活動などを支援しています。最近はとくに新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行を「かつてない試練」ととらえ、社会的に弱…

『密集を避け、つながりを保つ』 エイズと社会ウェブ版484

懐かしいな~などと言ったらたちまちお叱りを受けるだろうし、受けて当然だとも思うけれど、最近の世の中の雰囲気は、かつてHIV/エイズで経験した長い試練の時期を思い出します。繰り返したくないけれど、変に懐かしいといいますか。正直なところHIV/エイズ…

おずおずとバラも館も雨の中

梅雨に入りましたね。鎌倉も昨日は一日中、雨が強かったけれど、今日は昼前からあがりました。時折、小雨がパラパラ程度。 新型コロナの影響で休館中だった長谷の鎌倉文学館が6月9日(火)から再開されているので、ちょっとお散歩に。『井上ひさし、鎌倉の日…

『キーポピュレーションに対するCOVID-19の影響を軽減する』 エイズと社会ウェブ版483

HIV/エイズ対策のキーポピュレーション(成否のカギを握る人口集団)には、ゲイ・バイセクシュアル男性、薬物使用者、セックスワーカー、トランスジェンダーの人たちなどが含まれています。国によって流行の事情も社会の在り方も異なるので、キーポピュレー…

国際エイズ学会(IAS)声明:人種差別終結は私たちすべての使命(要旨) エイズと社会ウェブ版482 

米ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に殺害された事件をきっかけに世界中で人種差別に基づく暴力への抗議が広がる中で、国際エイズ学会(IAS)も6月5日、「人種差別終結は私たちすべての使命(Ending racism involves us all)」とする…

苦しかったのはいまだけじゃない akta本日再開 エイズと社会ウェブ版481

東京・新宿二丁目のコミュニティセンターaktaが6月5日(金)、再開しました。5月29・31日の試験再開を経たうえでの慎重な再始動です。セクシャルマイノリティのためのHIV/エイズ啓発や性の健康支援に取り組む全国6カ所のコミュニティセンターは、新型コロナ…

COVID-19とHIV予防に関する3つの解説文書 エイズと社会ウェッブ版 480

新型コロナウイルス感染症COVID-19の予防対策にHIV/エイズの教訓をどう生かしていくか。国連合同エイズ計画(UNAIDS)が『過去30年以上にわたるHIV対策の経験』を踏まえ、世界HIV予防連合(GPC)と協力して3点の解説文書を発表しました。その日本語仮訳がAPI…

専門家の皆さん、夜の街は同志ですよ エイズと社会ウェッブ版479

Face bookでも書いたけれど、だんだん夜の街クラスターに焦点があたってきそうなので、ブログにも載せておこう。まず、こちらは本日(6月2日)のNHKのニュース。 www3.nhk.or.jp 『都内で新型コロナウイルスに感染した人のなかで、いわゆる夜の繁華街での接…

海水浴場もお休みに(追加あり)

追加です(6月2日)。こちらは江の島・藤沢のポータルサイトえのぽ から。 www.enopo.jp 《「ここまで広域的な中止は過去にない」(県生活衛生課)という異例の夏》になります。 《夏の海を無秩序状態にしないための安全対策が急務》ということですが、神奈…

連帯のディスタンス TOP-HAT News第141号

コロナウイルス感染症COVID-19対策として、Social Distancing(社会的距離、人と人との間隔を開けること)が強調されています。COVID-19の原因となるウイルス(SARS-COV-2)の場合、2メートルの間隔があれば飛沫感染を防げる。だったら、緊急措置として人に…

4カ月の連続セッションに HIV2020 エイズと社会ウェブ版478

メキシコシティーで2020年7月5日から7日まで開催予定だった国際会議HIV2020は、新型コロナウイルス感染症COVID-19の影響で主催者が中止を決定し、公式サイトには「大急ぎで代替策を検討しています」というお知らせが掲載されていました。 気が付くのが少し遅…

ラリー・クレイマー氏を称え、UNAIDSが追悼の報道声明 エイズと社会ウェブ版477

5月27日に亡くなったラリー・クレイマー氏を悼み、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が28日、プレス声明を発表しました。 www.unaids.org ACT UPで活動していたHIV陽性者らが、後にUNAIDSで重要な職務を担ってきた事例はあり、アクティビストとしてのマインドや…

米東部時間午後8時からメモリアル集会と行進 ACT UP NY追悼声明 エイズと社会ウェブ版476

著名な劇作家であり、ニューヨークのゲイメンズ・ヘルスクライシス、ACT UP NYという団体の創設者でもあったラリー・クレイマー氏が肺炎のため84歳で亡くなりました。ニューヨークのメディアは現地時間27日に報じ、時差があるので日本に伝えられたのは28日に…

HIV感染の報告は減り、エイズ患者報告は増加、その意味は・・・

メルマガ東京都エイズ通信の第153号(2020年5月27日)が配信されました。今年1月1日から5月24日までの東京の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。昨年同時期と比べると合計報告数はほぼ2割の減少です。 ******************…

『COVID-19の流行の中でHIVコミュニティワーカーは対策の不可欠な担い手』続き

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のプレス声明『COVID-19の流行の中でHIVコミュニティワーカーは対策の不可欠な担い手』は5月19日付の当ブログでも紹介しましたが、コミュニティセンターaktaの協力を得て、新たに日本語PDF版を作成しました。API-Net(エイズ予…

COVID-19の流行の中でHIVコミュニティワーカーは対策の不可欠な担い手 UNAIDSプレス声明

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトにコミュニティ主導の保健医療サービスの提供を充実させるよう各国に求めるプレス声明が掲載されました。途上国のHIV/エイズ対策を支えてきたコミュニティ・ヘルスワーカーの存在を認め、その活動をより充実させる…

世界エイズデーのキャンペーンテーマ案と意見を募集中 エイズと社会ウェブ版475

世の中の関心は新型コロナウイルス感染症COVID-19に集中している印象ですが、そうだからといって他の疾病がなくなったわけではありません。コロナへの関心が高まったことで、COVID-19対策が他の疾病の拡大要因になってしまうことがあれば、それもまた困った…