『パリ声明:HIV科学研究の重要性』 エイズと社会ウェブ版276

7月23日(日)から26日(水)まで、パリで開かれる第9回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS2017)の公式サイトにパリ声明『The Paris Statement: HIV Science Matters』が掲載されました。 その日本語仮訳です。タイトルは少し意訳気味に『HIV…

UNAIDS報告書『エイズ終結を目指す:90-90-90目標への前進』 エイズと社会ウェブ版275

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が7月20日、HIV/エイズに関する最新の推計を基にした報告書『エイズ終結を目指す:90-90-90目標への前進』を発表しました。そのプレスリリースの日本語仮訳です。 あくまで推計値ですが、世界中で抗レトロウイルス治療を受けて…

HIVによる免疫機能障害の認定基準見直しを求め要望書 JaNP+、ぷれいす東京

「日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス」と「ぷれいす東京」の2つの特定非営利活動法人が7月13日、『ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害の認定基準に関する要望書』を連名で厚労省に提出しました。コミュニティアクションでも紹介した原稿に少し…

『偏見は恐怖/沈黙は死』 いまもなお・・・

現代性教育研究ジャーナルの連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』で、7月はキース・へリングのポスター「IGNORANCE = FEAR / SILENCE = DEATH(偏見は恐怖/沈黙は死)」を取り上げました。ブログでも昨日紹介したばかりですが、改めて。 『三…

『三猿は四猿だった』 

連載コラム『多様な性のゆくえ One side/No side』の4回目です。7月15日発行の現代性教育研究ジャーナルNo76の13ページに掲載されています。 http://www.jase.faje.or.jp/jigyo/kyoiku_journal.html 『現実を見ず、情報を閉ざし、何も言わずに黙っている。…

UPDATE! よろしく

厚労省と公益財団法人エイズ予防財団が主唱する2017年度世界エイズデー国内キャンペーンのテーマが決まりました。 この決定を受け、コミュニティアクション(Community Action on AIDS)のキャンペーンテーマ欄もさっそく、2017年バージョンに「UPDATE!」し…

保健医療の場で差別を解消するための国連機関共同声明 

世界保健機関(WHO)や国連合同エイズ計画(UNAIDS)など国連12機関が、保健医療の場における差別解消を目指して発表した共同声明のことは、7月3日の当ブログでも紹介しました。その声明本文の日本語仮訳PDF版です。API-Netに掲載されました。 《保健医療の…

アイハバ・ゴール ウッ!

PPAPといえばペンパイナップル・・・う~んと何だっけ ? と思っていたら、ピコ太郎さんが登場してますます混乱に拍車をかけてきます。困った人だね。 しかも後ろ盾は外務省とあっては、権威に弱いおじさんとしては対抗するすべもありません。 これからはPPAP…

誰のために、そして何のために・・・ TOP-HAT News第106号

TOP-HAT News第106号(2017年6月)です。発行付きを大幅に超えてしまいました。もう梅雨明け猛暑の印象ですね。東京都のHIV検査・相談月間も終わっています。それでも改めて。『HIV検査や相談が重要なのは6月だけではないので、この機会にHIV検査は誰のため…

今日も今日とて鎌倉祇園

七夕が終わったと思ったら大町まつりですね。鎌倉祇園とよばれる大町・八雲神社の例大祭。 初日の8日、夜のおみこし担ぎには、たくさんの人が集まりました。提灯を掲げた四社のおみこしが横一列になって町内を進みます。 お神輿ではなく、小さなお子さんを担…

願いごとは・・・

七夕の夕暮れ、鶴岡八幡宮に繰り出しました。午後6時ごろだったと思うけれど、まだあかるいですね。 昼間の熱が少しずつ下がっていき、海からの風がさわやかでした。 石段の上から舞殿とその向こうに海岸まで延びる若宮大路を望む。定番ですが、絶景、絶景。…

老人暇なし、でも忙中閑ありということで・・・極楽寺駅にて

浪人暮らしも1週間を経過し、昨日は江ノ電の1日乗車券を購入して藤沢のハローワークへ。退職後の手続きも何かと大変です。 帰りに極楽寺駅で降りて、駅から徒歩2分ぐらいのパン屋さんで注文しておいた食パンをピックアップ。その帰り道、駅のホームで単線の…

『時代の流れをつかみ、最大限の成果をあげる』 エイズと社会ウェブ版275

世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のマーク・ダイブル事務局長の離任演説(日本語仮訳版)がグローバルファンド日本委員会の公式サイトに掲載されています。 fgfj.jcie.or.jp ダイブル氏は米国の医師、行政官で、米大統領緊急エイズ…

感染報告は減っているけど・・・ 東京都エイズ通信第118号(再)

メルマガ東京都エイズ通信の第118号が発行されました。5月末発行の第117号と比べてみると・・・。 5月末(ちょと前の)時点では、HIV新規感染者が昨年同時期よりも少し多くの報告されていました。6月末(ちょっと前の)段階では逆に昨年同時期よりわず…

国連12機関が保健医療の場での差別解消に協力して取り組むことを約束 エイズと社会ウェブ版274

国連合同エイズ計画(UNAIDS)や世界保健機関(WHO)など12の国連機関が6月30日に共同で、保健医療の場における差別解消に取り組む声明を発表しました。UNAIDSのサイトに掲載されたその紹介記事の日本語仮訳です。英文はこちら。 『保健医療の場における差別…

研修期間満了のごあいさつ

6月末をもちまして産経新聞社を退職しました。在職中は公私にわたり温かいご指導と格別なご厚情を賜り、まことにありがとうございました。 一部の方には、メールでもご挨拶を差し上げたのですが、「研修期間満了のごあいさつ」といういかにも怪しげなタイト…

アジサイもまだまだnot over

雨が上がりましたね。本日は午後1時半から鎌倉の世界遺産登録をめざす市民の会の総会がありました。 その会場である扇ガ谷の鎌倉風致保存会に向かう途中といいますか、敷地周辺のアジサイも雨上がりで鮮やかでした。右手の柵の向こうにはJR横須賀線の線路が…

エイズ予防指針改正案参考 JASAフォーラム(2017.3.21)から

エイズ予防指針・性感染症予防指針の改正案に対する意見募集(パブリック)が行われているので、参考までに3月21日(火)に開催されたエイズ&ソサエティ研究会議第125回フォーラム「エイズ予防指針見直し傍聴報告」のスライド資料を掲載します。 第3回小委…

あらら、パブコメ募集が始まっていました エイズ予防指針改正案

感染症法に基づくエイズ予防指針と性感染症予防指針の改正案について、厚生労働省がパブリックコメントを募集しています。 エイズ予防指針 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495170067&Mode=0 性感染症予防指針 http://s…

「レガシー」を生み出す変化

現代性教育研究ジャーナルNo75(2017年6月15日)が発行されました。不肖私の連載コラム・多様な性のゆくえ One side/No side(3)《「レガシー」を生み出す変化》も掲載されています。日本性教育協会の公式サイトでpdf版がダウンロードできます。 www.jase.fa…

名前だけではありません:AIDS.govがHIV.govに移行 エイズと社会ウェブ版273

米国政府のHIV/エイズ啓発サイトAIDS.govの名称が、6月5日付でHIV.govに変わりました。あわせてサイトのリニューアルも行われています。 http:// https://www.hiv.gov/ どうして名前を変更したのか、その理由については6月5日付のプレスリリース「名前だけで…

エイズキルト・オンラインが始動 エイズと社会ウェブ版272

年間のHIV新規感染がいまも拡大を続けている地域の一つである東欧・中央アジア地域で、メモリアルキルトをデジタル化して紹介する新たなプロジェクトが発足しました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載されたお知らせの日本語仮訳です。 プロ…

大いなる不安の中で TOP-HAT News第105号(2017年5月)

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)が東京都の委託を受けて編集しているTOP-HAT Newsの第104号(2017年4月)が発行されました。HATプロジェクトのブログでもご覧いただけますが、ここでも再掲しておきます。 ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆ 1 はじめに 大いなる不安の中で …

ババトゥンデ・オショティメインUNFPA事務局長が急死

国連人口基金(UNFPA)のババトゥンデ・オショティメイン事務局長が6月5日夜(米東部時間)、ニューヨークの自宅で急逝しました。68歳でした。お悔やみ申し上げます。 UNFPA東京事務所の公式サイトに死去のお知らせが掲載されています。 http://www.unfpa.or…

たどり着いたら、ここも閉店

先週の金曜日の話です。お昼はおにぎりでもと思って、由比ガ浜通りに新しくできたおにぎり屋さんに行ったら、なんと金曜日は定休日。それならと本覚寺前の谷口屋さんまで遠征を敢行しましたが、これがまた、なんとに輪をかけて、なんと・・・。 えっ、2日前…

『エイズの流行は終わるのか キーワードで見るHIV/エイズの現状と課題』 続き

T as Pについて、もう一回、箇条書きにして整理します。 できるだけ早く検査を受けて感染を知り、治療を始める。それが本人にも社会にも利益をもたらす。 それなら・・・ということで米CDCは2006年、OPT-OUT検査に踏み切るよう全米の医療機関に勧告を出しま…

『エイズの流行は終わるのか キーワードで見るHIV/エイズの現状と課題』

(注)2017年6月3日午後、釧路労災病院で開催された道東HIV拠点病院等連絡協議会研修会の講演原稿です。事前に用意していたものですが、参考までにアップします。 寄る年波と言いますか、老眼が進み、演壇上では字があまりよく読めなかったので、実際の講演…

店主急逝につき・・・。

大船は果物が安く購入できるので、ときどきリュックをかついで買い出しに行きます。5月の中頃だったでしょうか、買い出し途中に遭遇した張り紙。シャッターが降りていたので定休日なのかと思ったら・・・。 小さな食堂でしたがお昼時にはいつも行列ができて…

見ようとすれば見えるものへの対応 エイズと社会ウエブ版271 

昨日(6月1日)はCNN制作の『UNSEEN ENEMY(グローバル時代に潜む脅威:感染症時代のパンデミック)」というドキュメンタリーの上映会がありました。90分ぐらいの映画の短縮バージョン(30分)だそうです。 『グローバリゼーションが進む現代においては、ひ…

Tの前はSでしょう・・・ということでとりあえず明日から6月 エイズと社会ウェブ版270

メルマガ東京都エイズ通信の第117号が配信されました。 http://archives.mag2.com/0001002629/ 平成29年1月2日から平成29年5月28日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 147件 (142件) AIDS患者 36件 ( 39件) 合計 183件 …

UNAIDSとグローバルファンドがHIV人権プログラムの手引きを発表

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の『Fast-Track and human rights』およびグローバルファンドの『HIV, human rights and gender equality』という2つの文書の共同発表会が29日、ジュネーブのUNAIDSビルで行われました。UNAIDS公式サイトに載っていたその報告の…

UNAIDS、グローバルファンドが歓迎声明 WHO新事務局長

エチオピアのテドロス元外相が世界保健機関(WHO)の新事務局長に決定したことに対し、UNAIDSがプレス声明を発表しました。就任を歓迎し、今後は緊密に協力していきたい・・・ということで、ま、当然ながらありきたりの内容です。 グローバルファンドも歓迎…

WHO新事務局長にエチオピアのテドロス元外相・保健相

世界保健機関(WHO)の新事務局長にエチオピアのテドロス元外相が選ばれました。任期は7月1日から5年間です。個人的な感想で申しわけありませんが、マーガレット・チャン現事務局長は偉そうなことを言うわりに国際機関を率いていくガバナンスの能力はいまひ…

鎌倉度かなりディープです ドラマ『ツバキ文具店』

このところ金曜の夜は午後10時からNHKドラマ10『ツバキ文具店』を観るのが習慣になっています。鎌倉の古い文具店の本業が実は手紙の代書で・・・というお話ですね。内容については私があれこれ説明するよりも、NHKの番組サイトを観ていただいた方がよさそう…

国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日に際し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が差別ゼロを要請

こういう切り出し方をすると、たちまち顰蹙を買いそうですが、アイダホというと中高年のおじさん層の中には、ついつい条件反射的に「ポテト」を連想してしまう人が多いのではないかと思います。一般論に解消するのではなく、私自身がそうであることを認めな…

またも煮え切らない宣伝

NPO法人ぷれいす東京の2016年度総会と活動報告会が5月28日(日)に開かれます。 www.ca-aids.jp 2017年5月28日(日)14:00~16:30(開場13:45)、新宿NPO協働推進センター1階多目的室(東京都新宿区高田馬場4-36-12) 参加費無料(事前申込み不要) ・・・…

『オーランド銃乱射事件を振り返る』

現代性教育研究ジャーナルNo74が発行されました。9ページに連載コラム《多様な性のゆくえ One side/No side》の2回目が掲載されています。 www.jase.faje.or.jp 連載第2回のタイトルは『オーランド銃乱射事件を振り返る』。米フロリダ州オーランドのナイト…

『キャンペーンテーマを乗っ取ろう』・・・ エイズと社会ウェブ版269

というぐらいの気迫で参加していただけると、それはそれで嬉しいし、どちらかというと気迫は希薄で、そこまで構えなくてもと思っている人も、もちろん気楽にご参加いただけます。 毎年12月1日の世界エイズデーを中心に展開される国内啓発キャンペーンのテー…

HIV検査普及週間(6月1~7日)

12月1日の世界エイズデーの対角といいますか・・・。官製のキャンペーンは地味だし、おもしろみはないし、ということで、きらびやかな諸々の話題に伍していけず、埋没することになりがちです。それでも地味な部分を担える機能も世の中には必要。キャンペーン…

どっちが重要ということではなく・・・ エイズと社会ウェブ版268

実施はずっと先になりますが、【TOKYO AIDS WEEKS 2017】のメインイベントのお知らせをコミュニティアクションのイベント情報欄にも掲載しました。 www.ca-aids.jp 実施期間は第31回日本エイズ学会学術集会・総会と同じ2017年11月24日(金)~26日(日)で、…

夜も更けて、なんだなんだの人の波 GW余話

昨日午後7時頃、コピーの必要な書類があったので海岸のコンビニに行きました。店内は何と大混雑。レジの前もトイレの前も大変な行列です。いかにGWとはいえ、この時間にこの混雑はちょっとおかしい。どうなってるの? コピー機の前には行列もできていなかっ…

TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要 UPDATE YOUR REALITY

世界エイズデー(12月1日)の前後に様々なNGOやグループと連携してHIV/AIDSに関する情報発信を行う【TOKYO AIDS WEEKS 2017 】のメインイベント開催概要がTAW2017実行委員会から発表されました。 TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要【会期】2017…

CDC HIVの基礎知識 PrEP

HIV感染に対する曝露前予防服薬(PrEP)は数年前から、新たな予防対策のツールとして国際的に注目されています。日本で導入すべきかどうかについては、これから研究班を作って検討が始まるのではないかと考えられています(注:ここで受け身表現を使うと主語…

しょうがないと町を歩けば緑も鯉も

昨日は、ぼったくりにあうこともなく、無事帰還を果たしたので、本日は鎌倉から出ずに、のんびり一日を過ごすことに・・・。とはいえ、大変な人ですね。 鎌倉駅西口。新緑シーズン恒例といいますか。江ノ電鎌倉駅構内に入れない乗客が駅前の広場を囲む歩道に…

安全 安心 ロマンスの街

昨日は家庭の事情といいますか、所用につき、東京は池袋まで繰り出しました。それにしてもまあ、GWはどこもかしこも大変な人ですね。雑踏を逃れ、池袋三原堂2階の甘味処でひと休みしましょう。 顧客平均年齢が高いせいか、店内は少々レトロで落ち着いた雰囲…

CDC HIVの基礎知識 検査

こちらは米疾病予防管理センター(CDC)のサイトから。HIV検査基礎知識。 www.cdc.gov 『HIVに感染しているかどうかを確認する唯一の方法は検査を受けることです。CDCは13歳から64歳までのすべての人に健康管理の一環として、少なくとも一度はHIV検査を受け…

OPT-OUT検査について 米国のAIDS.govサイトから

あくまで米国ではこういう考え方に基づいて対策が進められているということで、そっくりそのまま日本に当てはめられるものではありませんが、参考にはなります。まずはAIDS.Govに掲載されているOpt-Out検査の説明から。 2006年の勧告がいまも生きているよう…

ブルジンスキ氏はなぜUNAIDSに入ったのか エイズと社会ウェブ版267 

グローバルファンド日本委員会のFGFJレポートNo.12(April 2017)に国連合同エイズ計画(UNAIDS)のリチャード・ブルジンスキ上級顧問(人権・ジェンダー・予防・コミュニティ担当)のインタビュー『HIV/エイズ流行収束への道 コミュニティのたゆまぬ努力』…

Living Togetherの今日性 TOP-HAT News第104号 

エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)が東京都の委託を受けて編集しているTOP-HAT Newsの第104号(2017年4月)が発行されました。HATプロジェクトのブログでもご覧いただけますが、ここでも再掲しておきます。 ◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆1 はじめに Living Togetherの今日…

東京都エイズ通信第116号

メルマガ東京都エイズ通信の第116号(2017年4月)が発行されました。 archives.mag2.com 今年に入ってから4月23日までの都内の感染者報告数は以下のようになっています。 ( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 111件 (118件) AIDS患者 31件 (34件) 合計 …