花の影 メジロはどこだ 春うらら

 朝のうちはまだ激しい雨と風が吹き荒れていたのが嘘のようですね。9月か10月だったら台風一過の秋晴れといったところでしょうか。一気に気温が上昇し・・・。

 

f:id:miyatak:20180301162949j:plain

 早咲きの桜だと思いますが、春爛漫であります。ああ、こんなに咲いていたんだと改めて驚く。もちろん今日一日で一気に開花したわけではなく、何日か前から咲いていたのでしょうね。でも体が縮こまって花をめでる余裕もなく、気付けなかった。そういうもんなのよ、人生は。

 

f:id:miyatak:20180301163213j:plain

 若宮大路の段葛の前の交差点です。ウォーリーを探せではありませんが、左下に阿吽の狛犬。右上の枝にはなんと、メジロがとんできました。わっかるかなあ。

 

f:id:miyatak:20180301163442j:plain

 これはアップで撮らなきゃ!と思ったけれど・・・花の影に顔が隠れてしまいますね。さすがに暖かくなると鳥も動きが素早い。

 

f:id:miyatak:20180301163527j:plain

 もう一枚。ああ、やっぱりだめだ。♪15、16、17と~、夢は夜開く・・・まごまごしているうちに飛んで行っちゃったよ。

 

f:id:miyatak:20180301163807j:plain

 参考までに段葛の桜並木も撮っておきましょう。こちらはまだ冬晴れモード。3年目の春なので若木もかなり成長してきましたが、開花はだいぶ先でしょうね。ここまできたらもう、ゆっくり待つか。

尼寺の 塀の向こうに 春を待つ


 2月最後の1日。今日は暖かいという触れ込みでしたが、油断はできません。2月はやっぱり2月ですね。

 

f:id:miyatak:20180228180305j:plain

 扇ケ谷の英勝寺です。鎌倉では現在、唯一の尼寺。水戸徳川家初代の息女が開山ということで、水戸家の姫君が代々、住職を務めたそうです。

 

f:id:miyatak:20180228180342j:plain


 花の寺としても人気のスポット。門前の花だより。親切ですね。所要があって風致保存会に行く途中だったので、塀の外から鑑賞させていただきました。

 

f:id:miyatak:20180228180526j:plain

 明日から3月。明け方は荒れ模様で、その後、いきなり気温が上昇するそうです。ま、長くは続かないけれど。はやく本当の春が来てほしい。体がよれよれです。

減少の傾向はみられる・・・とはいえ 東京都の今年2か月のHIV感染者・エイズ患者報告数

 

メルマガ東京都エイズ通信の第126号(20182月号)が228日に発行されました。

 

archives.mag2.com

 今年11日から225日までの感染者報告数(東京都)は以下のようになっています。

   ◇

平成30年1月1日から平成30年2月25日までの感染者報告数(東京都)

  ※( )は昨年同時期の報告数

 

 HIV感染者          48件   (49件)

 AIDS患者               7件   (16件)

  合計                    55件   (65件)

          

 昨年同時期と比べると、HIV感染報告は1件、AIDS患者報告は9件少なくなっています。合計すると2割弱の減少なので、短期の数字としては減少傾向が一応、みられるというべきでしょう。ただし、これまでの流れも含めて考えれば、即断はできません。まあ横ばいの状態が続いているかなあという印象です。まだ滑りだしの2カ月なので、あれこれ想像をめぐらすのは、お預けにしておきましょう・・・。

 

セクハラ疑惑の影響か? ルイス・ロレスUNAIDS事務局次長が退任へ

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)のルイス・ロレス事務局次長(プログラム担当)が3月末で退任することになりました。UNAIDSの公式サイトにプレス発表が掲載されています。

www.unaids.org

 3月末で任期満了となり、再任を求めないことをミシェル・シディベ事務局長に伝えたということです。
 ブラジル出身のお医者さんで、UNAIDSではシディベ事務局長に次ぐNo2の立場の方です。22年間、UNAIDSで働いていたそうですから、発足当時からのスタッフだったことになります。そうか、そろそろ引き際なのかなと思って発表文を読んでいたのですが、念のために最近のニュースを検索してみると、どうもそうではなさそうですね。
 職員に対するセクシャルハラスメントの疑いがかけられ、内部調査では一応、その疑いは晴れたということになっていますが、報道では調査に対する疑問も出ていて、そうしたことが今回の退任劇の背景にはあるようです。

 参考までに英紙ガーディアンのウェブサイトに掲載されている記事も紹介しておきましょう。
 『Top UN official accused of sexual harassment stands down』(セクシャルハラスメントの疑いをかけられた国連幹部が辞任へ)
 

www.theguardian.com

 記事は英文ですが、悪しからず。

 ロレス事務局次長は昨年11月の第31回日本エイズ学会学術集会・総会にも招かれ、全体会議で講演を行っています。HIV陽性者のグループやHIV/エイズ関係のNPOのメンバーとの交流にも積極的で、私もお会いして好印象を受けていたのですが、う~ん、つらいですね。
 日本記者クラブで22日に開かれたUNAIDSの記者会見は会見者が急遽、ミシェル・シディベ事務局長からカッカティル局長に代わっています。理由がよく分からなかったのですが、こういう事情だったのかと改めて想像する次第。ジャーナリストとしてはあまりにもうかつでありました。ま、うかつなのは今に始まったことではないし、個人的にはそれを認めざるを得ないことも含め、重ねて、つらいなあと思っています。

 

『エイズはまだ終わっていない。でも終結は可能』 UNAIDSドナー関係・パートナーシップ局のカッカティル局長が会見 


 国連合同エイズ計画(UNAIDS)ドナー関係・パートナーシップ局長のプラディープ・カッカティルさんが昨日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見を行いました。
 その会見報告とYou tube日本記者クラブチャンネルの会見動画がこちらに載っているのでご覧ください。

 『エイズはまだ終わっていない。でも終結は可能』

www.jnpc.or.jp


 1994年の第10回国際エイズ会議(横浜)についても言及し「あの会議がターニングポイントだった」と語っています。うわ、懐かしいね(私は出ていなかったけれど)。

 実はこの会見は当初、ミシェル・シディベUNAIDS事務局長にお願いしていたのですが、事務局長が急遽、ジュネーブに戻らなければならなくなり、ドタキャンならぬ、ドタチェンでカッカティルさんにお願いすることになりました。
 トークが苦手なことでは定評がある司会者が、状況に対応できず、おろおろ、おたおたしているのとは対照的にカッカティルさんのお話は見事なものでした。シディベ事務局長には申し訳ありませんが、代わってもらって、かえってよかったかも(それはないか)。
 会見報告は昨夜、大急ぎで書き、出稿しました。スペースの関係もあり、紹介し損ねている話題もあるので、そのあたりはいずれまた、当ブログで書きたいと思います。
 私の方もなんだか、仕事がどかどかと舞い込んで(もちろん一時的だとは思いますが)急に忙しくなってしまったので、とりあえず会見のご紹介だけ。

 

待ちかねて 素足の砂浜 水平線

 今日はお天気がいいし、風も穏やかだし、材木座の魚屋さんでアジのお刺身でも買ってこよう・・・と海岸に出ました。

 

f:id:miyatak:20180220164943j:plain

 滑川河口も人が多いですね。使用言語から察するに中国、台湾からの春節旅行の方もけっこういらっしゃったようです。

 

f:id:miyatak:20180220165059j:plain

 水ぬるむといいますか。靴は脱いで、靴下も脱いで・・・。

 

f:id:miyatak:20180220165141j:plain

 あれ、この方はいつも素足。先日も書きましたが、すっかり主です。

第2回調査結果のサマリー(概要)を公表 「Futures Japan~HIV陽性者のためのウェブ調査~」

 HIV陽性者の大規模なウェブアンケート調査「Futures Japan~HIV陽性者のためのウェブ調査~」の第2回調査結果のサマリー(概要)がウェブ上で公表されています。

Futures Japan HIV陽性者のためのウェブ調査

f:id:miyatak:20180219173656j:plain

 

 HIV陽性者への支援ニーズを把握するために『HIV陽性であることが検査ですでにわかっている日本国内在住のHIV陽性者』を対象にして実施したアンケート調査で、調査項目はかなり詳細かつ広範です。
 第2回調査は最初の調査(2013~14年)から3年を経て、2016年12月25日から2017年7月25日までの間に行われ、1110人の回答がありました。集計では『不正回答・重複回答・日本国外在住者の除外の作業を行い、1038人の回答を有効回答と判断し、分析対象』としたそうです。

 サマリーとはいえ、報告は以下のように多くの項目にわたっています。したがって、ここでサマリーのサマリーを試みるというような暴挙にはあえて挑まず、「公表されましたよ」という報告にとどめたいと思います。詳しくは公開されている報告書をご覧ください。

1 あなたご自身のこと
2 健康状態
3 通院・入院
4 恋愛・性の健康
5 薬物使用
6 子どもを持つこと
7 周囲の人々や社会との関係
8 こころの健康
9 健康管理・福祉について


 いずれ報告会もあるでしょうね。