夜も更けて、なんだなんだの人の波 GW余話

 昨日午後7時頃、コピーの必要な書類があったので海岸のコンビニに行きました。店内は何と大混雑。レジの前もトイレの前も大変な行列です。いかにGWとはいえ、この時間にこの混雑はちょっとおかしい。どうなってるの?

 コピー機の前には行列もできていなかったので、その点は助かったけれど、店舗前の駐車場や海に向かう国道134号の信号付近もざわざわと異様な雰囲気です。
 どういうわけか家族連れも多い。信号を渡り、滑川河口の海岸に降りて見ると、砂浜にもこの人・・・。

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 ああ、分かった。皆さん、夜光虫を見に来たのですね。一緒になって私も海に目をこらす。波頭がどこか青白く光っているような、単に波が砕けているような・・・。日が長くなり午後7時過ぎでも空はまだうっすらと明るいので、ちょっと判定が難しい(審判じゃないんだから)。

 昼の海に赤潮発生が確認されると、その夜はプランクトンが妖しく光って幻想的な海を演出するそうです。前日も夜光虫が観察できたので、情報を伝え聞いた近所の人たちも、遠くの人たちも続々と繰り出して来たようです。交通渋滞まで起きていました。
 便乗観察のおじさんは、じっと暗くなるのを待つ根性もなく、風も強かったことからいったん自宅に戻り、午後8時過ぎに満を持して(というほどではなかったけれど)再チャレンジ。見えました。今度はしかと見届けましたよ。沖の波頭が青白く光り、広がっては消えていく。こりゃあ、写真を撮っておかねばとは思ったものの、写っていたのは真っ暗な海と空だけ。残念!(ギター侍かあんたは)。私の腕では無理ですからぁ~。悪しからず。

TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要 UPDATE YOUR REALITY

 世界エイズデー(12月1日)の前後に様々なNGOやグループと連携してHIV/AIDSに関する情報発信を行う【TOKYO AIDS WEEKS 2017 】のメインイベント開催概要がTAW2017実行委員会から発表されました。

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 TOKYO AIDS WEEKS 2017 メインイベント 開催概要

【会期】2017年11月24日(金)〜26日(日)
【会場】中野区産業振興センター(東京都中野区2-13-14)
    なかのZEROホール(東京都中野区2-9-7)
【主催】TOKYO AIDS WEEKS実行委員会
【共催】中野区

 公式サイトはこちらです。

TOKYO AIDS WEEKS 2017 – UPDATE YOUR REALITY – HIV/エイズをめぐる現実はものすごいスピードで変化している。
【TOKYO AIDS WEEKS とは?】
 12月1日の世界エイズデーの前後の期間に様々なNGOやグループと連携しながら情報発信を行います。この時期にぜひHIV/エイズに関する最新の知識やリアルな声に触れてみてください。あなたのイメージを最新のものにアップデートしていただく一助になれば幸いです。

 5月6日(土)、7日(日)、つまり今日と明日の2日間は、東京・代々木で開催される「TOKYO RAINBOW PRIDE 2017」のパレード&フェスタにブースを出展。情報把握が遅れ、ぎりぎりになってしまいました。すいません。
 遅れ次いでと言ったら、なおお叱りを受けそうですが、本日5/6(土)13時からはその会場の野外ステージでトークイベントが開かれ、ソウル、台北、東京でゲイ・バイセクシュアル男性向けにHIVの情報発信を行うコミュニティセンタースタッフが集結します。こちらのトークも楽しみ。

 

 

CDC HIVの基礎知識 PrEP

 HIV感染に対する曝露前予防服薬(PrEP)は数年前から、新たな予防対策のツールとして国際的に注目されています。日本で導入すべきかどうかについては、これから研究班を作って検討が始まるのではないかと考えられています(注:ここで受け身表現を使うと主語は誰かという問題が浮上しますね。考えているのは研究者なのか、政府なのか。私にはまだ、そのあたりがはっきり分からないので、大した権威も資格もないけれど一応、私のような外野席の人間でもがそのような観測に至っているといったレベルで受け止めておいて下さい)。

 米疾病予防管理センター(CDC)のサイトからPrEPに関する基礎知識をピックアップし、日本語仮訳を作成しました。

 あくまで、アメリカの現状はこうなっていますという意味での参考情報です。制度が違うので、PrEPを受ける人への資金補助みたいな話は、参考のそのまた参考情報になってしまいますね。ただし、そこだけカットするのも変なので訳しておきました。

 なお、最近は私のような者であっても「お前の意見はどうなんだ」と問われることがあります。困ったなあ・・・。個人的には「日本のHIV流行の現状を考えると、PrEP導入はあまりお勧めできない」と考えています。自分自身に切実なニーズ感覚がないからかもしれません。

 一方で、すでに情報が国内に入り、各国でもう具体的な予防選択肢として実用化に入っているではないか、日本は何をしているんだ・・・といった意見が専門家レベルで強まっていることもまた、承知しています。実際に海外から抗HIV薬を入手し予防目的で使っている人がすでにいますよといったお話も、人づてにではありますが耳にします。「もはやダメ絶対とは言えないなあ」という半ば諦めにも似た気持ちもあり、「お勧めはできないけれど、導入に向けた検討は避けられないであろう」とは考えています。前置きが長くなりすいません。今回の仮訳は、そのためにも必要と思いつつ作成しました。

 

www.cdc.gov

CDC HIVの基礎知識 PrEP

 曝露前予防服薬(PrEP)とは、HIV感染の極めて高いリスクにさらされている人が感染の可能性を減らすために毎日、抗HIV薬を服用することです。PrEPはHIVが体内に定着し、広がるのを阻むことができます。処方通りに服用していれば高い予防効果がありますが、処方通り確実に服薬を続けていないと効果は大きく下がります。

 PrEPを毎日、続けることでHIVの性感染のリスクは90%以上低下します。注射薬物使用者では70%以上低下します。コンドーム使用など他の予防策とPrEPを組み合わせれば、HIVの性感染リスクをさらに下げることができます。

 

PrEP 101(PDF版)

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PrEPとは

・PrEP、曝露前予防薬は、毎日の服薬によりHIV感染の機会を減らすことができます。

HIVが体内に定着し、広がるのを阻むことが可能です。

・毎日、続ければHIVの性感染リスクは90%以上低下します。注射薬物使用者の感染リスクは70%以上低下します。

・コンドーム使用など他の予防策と組み合わせれば、性感染リスクはさらに下がります。

 

PrEPを受けられるのはどんな人でしょうか

 HIV陰性で、以下のいずれかに当てはまる人には有効でしょう。

 ゲイまたはバイセクシャルの男性で、

  ・HIV陽性のパートナーがいる。

  ・複数のパートナーがいる人、パートナーに複数のパートナーがいる人、またはパートナーのHIV感染の有無が分からない人であり、しかも

    -コンドームなしでアナルセックスをしているか

    -性感染症(STD)に最近かかったことがある人。

ヘテロセクシャル

  ・HIV陽性のパートナーがいる人

  ・複数のパートナーがいる人、パートナーに複数のパートナーがいる人、またはパートナーのHIV感染の有無が分からない人であり、しかも

    -注射薬物使用者とのセックスで常にコンドームを使うわけではないか

         -バイセクシャルの男性とのセックスで常にコンドームを使うわけではない人。

 

薬物を注射している人で、

  ・注射の際に注射針や注射器具を共有している人

  ・最近、薬物治療を受けた人

     ・セックスでHIVに感染するリスクがある人

 

主治医と話をして

  ・PrEPが適しているかどうか判断して下さい。

 ・PrEPを受けている人は3カ月ごとにHIV検査を受け、処方薬を補充し、経過観察を受けるようにして下さい。

  ・PrEPを続けている間に何らかの症状でつらくなったり、症状が消えなかったりするときは、主治医と相談して下さい。

 

PrEPの支払いに対する補助を受けるにはどうしたらいいのですか。

 ・民間医療保険および各州のメディケイド(公的医療保険)プランのほとんどはPrEPをカバーしています。メディケイドに入っている人は給付相談員に確認して下さい。

 ・医療保険加入者は製薬会社または患者擁護財団から患者負担に対する補助を受けられるかもしれません。

 ・医療保険非加入者は医療保険マーケットプレイスに入るか、製造者による患者擁護プログラムを受けるか、資格があるなら州のメディケイドプラン加入を考えて下さい。

 ・PrEPの支払いについてさらに詳しく知りたい方はこちらに。

  www.cdc.gov/hiv/pdf/risk/prep/cdc-hiv-paying-for-prep.pdf.

 

 より詳しい情報はこちらで。 www.cdc.gov/hiv 

        2016年8月 

National Center for HIV/AIDS, Viral Hepatitis, STD, and TB Prevention

Division of HIV/AIDS Prevention

 

 

 

CDC HIV Basics PrEP

https://www.cdc.gov/hiv/basics/prep.html

 

Pre-exposure prophylaxis (or PrEP) is when people at very high risk for HIV take HIV medicines daily to lower their chances of getting infected. PrEP can stop HIV from taking hold and spreading throughout your body. It is highly effective for preventing HIV if used as prescribed, but it is much less effective when not taken consistently.

 

Daily PrEP reduces the risk of getting HIV from sex by more than 90%. Among people who inject drugs, it reduces the risk by more than 70%. Your risk of getting HIV from sex can be even lower if you combine PrEP with condoms and other prevention methods.

 

 

PrEP 101

Are you HIV-negative but at very high risk for HIV? Taken everyday, PrEP can help keep you free from HIV.

 

What Is PrEP?

 

  • PrEP, or pre-exposure prophylaxis, is daily medicine that can reduce your chance of getting HIV.
  • PrEP can stop HIV from taking hold and spreading throughout your body.
  • Daily PrEP reduces the risk of getting HIV from sex by more than 90%. Among people who inject drugs, it reduces the risk by more than 70%.
  • Your risk of getting HIV from sex can be even lower if you combine PrEP with condoms and other prevention methods.

 

 

Is PrEP Right For You?

 

PrEP may benefit you if you are HIV-negative and ANY of the following apply to you.

 

You are a gay/bisexual man and

  • have an HIV-positive partner.
  • have multiple partners, a partner with multiple partners, or a partner whose HIV status is unknown –and– you also

ºhave anal sex without a condom, or

ºrecently had a sexually transmitted disease (STD).

 

You are a heterosexual and

  • have an HIV-positive partner.
  • have multiple partners, a partner with multiple partners, or a partner whose HIV status is unknown –and– you also

ºdon’t always use a condom for sex with people who inject drugs, or

ºdon’t always use a condom for sex with bisexual men.

 

You inject drugs and

  • share needles or equipment to inject drugs.
  • recently went to a drug treatment program.
  • are at risk for getting HIV from sex.

 

 

Visit Your Doctor

  • To find out if PrEP is right for you
  • Every 3 months, if you take PrEP, for repeat HIV tests, prescription refills, and follow-up
  • If you have any symptoms while taking PrEP that become severe or don’t go away.

 

 

How Can You Get Help To Pay For PrEP?

  • Most private and state Medicaid plans cover PrEP. If you are on Medicaid, check with your benefits counselo .
  • If you have health insurance, you may receive co-pay assistance from drug manufacturers or patient advocacy foundations.
  • If you are without medical insurance, consider enrolling in an insurance marketplace, manufacturer patient assistance program, or your state’s Medicaid plan, if you are eligible for it.
  • Learn more about paying for PrEP at

www.cdc.gov/hiv/pdf/risk/prep/cdc-hiv-paying-for-prep.pdf.

 

For more information please visit www.cdc.gov/hiv

 

August 2016

National Center for HIV/AIDS, Viral Hepatitis, STD, and TB Prevention

Division of HIV/AIDS Prevention

 

しょうがないと町を歩けば緑も鯉も

 昨日は、ぼったくりにあうこともなく、無事帰還を果たしたので、本日は鎌倉から出ずに、のんびり一日を過ごすことに・・・。とはいえ、大変な人ですね。

 

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 鎌倉駅西口。新緑シーズン恒例といいますか。江ノ電鎌倉駅構内に入れない乗客が駅前の広場を囲む歩道にまで長い列を作りました。写真に移っているのはJR鎌倉駅の西口(裏駅とも呼ばれ、これでも乗降客は東口より遙かに少ない)。江ノ電の駅はその右側にあります。江ノ電最後尾というプラカードを持った警備員が追いつけないほど、列がどんどん後ろに伸びています。

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 「どのくらい待つの?」との質問に、警備員のおじさんが申し訳なさそうに答える。

 「少なくとも1時間は・・・」

 なにもおじさんが恐縮することはないんだけど・・・。長谷寺や大仏までなら歩ける人は歩いた方がよさそうですね。この季節の鎌倉は歩いた方が圧倒的に楽しい。さまざまな事情で電車を使わなければならない人もいるので、うまく歩く人、電車に乗る人の棲み分けができると良いのだけれど・・・。

 

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 ということで、おじさんも本日は人混みを避け、歩き回りました。小町通りを少し外れると、道路もこんなに静か、突き当たりに見えるのは?

 

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 拙宅・・・ではもちろんありません。川喜多映画記念館の庭です。新緑に映えるツツジが見事。 

 

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 こちらは鎌倉五山第三位・寿福寺の参道です。紅葉の季節も良いけど、初夏の木漏れ日もまた素晴らしい。

 

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 雪ノ下から長谷に回って(と簡単に書いたけど、けっこう歩きでがあります)・・・海岸に出ると、国道134号上空を横切るように鯉のぼりが泳いでいました。

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 砂浜で大凧を揚げ、そこに鯉の吹き流しが連なっています。海からの風がけっこう強く、気持ちよさそうに大空を泳いでいますね。海岸では子どもたちが裸足になって波打ち際を走り回っていました。明日はこどもの日。きっと大人にも子どもにも楽しい一日になるでしょう。そうあってほしい。

安全 安心 ロマンスの街

 昨日は家庭の事情といいますか、所用につき、東京は池袋まで繰り出しました。それにしてもまあ、GWはどこもかしこも大変な人ですね。雑踏を逃れ、池袋三原堂2階の甘味処でひと休みしましょう。

 顧客平均年齢が高いせいか、店内は少々レトロで落ち着いた雰囲気。ただし、その窓からは・・・。

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 「暗然」じゃなかった「安全 安心 街づくり」の横断幕ですね。

 『客引きは100% ぼったくり』

 地元の皆さんの並々ならぬ決意と言いますか。インパクトがあります。
 池袋三原堂さんは昭和12年創業の和菓子店で、江戸川乱歩先生がご愛用になったお店だということです。そうでしたか。

 実は私は中学、高校時代に池袋が通学の乗換駅だったので、下校途中に街へ繰り出したことがよくあります。といっても、真面目な中高生が行く先は書店でありまして、さすがにぼったくられることはなかった。

 乱歩先生ご愛顧の三原堂と道路ひとつ隔てた斜め向かいには芳林堂書店があり、よく通ったなあ・・・。
 芳林堂はその後、駅のもっと近くに大きなビルを建てて移り、各地に支店も出すようになった。えらい羽振りが良いなあと思っていたら、いつの間にか消えてしまいました。
 栄枯盛衰は世の習いとはいえ、浮き沈みの激しい時代です。その中で、ロマンス通りはいまなお健在。幸いにして私は、ロマンスにも、ぼったくりにも遭遇することなく、ささやかな人生の晩年を迎えつつあります(ま、悩みはいろいろあるけど・・・)。

CDC HIVの基礎知識 検査

 こちらは米疾病予防管理センター(CDC)のサイトから。HIV検査基礎知識。 

www.cdc.gov

 『HIVに感染しているかどうかを確認する唯一の方法は検査を受けることです。CDCは13歳から64歳までのすべての人に健康管理の一環として、少なくとも一度はHIV検査を受けることを推奨しています。自らのHIV感染の有無を知ることは、自分自身とパートナーの健康状態を保つための重要な情報になります。このセクションでは利用可能な検査の種類とその検査が受けられる場所、検査の結果、予想されることなど、HIV検査に関し最もよくある質問に答えます』

 

HIV検査101』というPDF版もあります。『101』は入門講座といった意味でしょうか。

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以下、日本語仮訳

 

HIV検査101

現在のHIV検査の多くは、迅速かつ無料で痛みもありません。

 

検査は受けるべきですか?

 13歳から64歳までのすべての人は少なくとも一度は検査を受けるべきです。

 ・性的に活発なゲイ、バイセクシャル男性はもっと頻繁(3~6カ月ごと)に検査を受けた方がいいでしょう。

 ・妊娠しているか、妊娠予定の人は、赤ちゃんを守るためにできるだけ早く検査を受けて下さい。

 ・以下の人は少なくとも年に1回は検査を受けるべきです;

     -性的に活発なゲイ、バイセクシュアル男性

  -HIV陽性のパートナーとセックスをした人

  -最後にHIV検査を受けた後で1人以上の相手とセックスをした人

  -薬物注射の針や用具を共有した人

  -薬物やお金を得てセックスをした人

  -他の性感染症や肝炎、結核にかかっている人

  -上記該当者とセックスしたか、過去の性体験が分からない相手とセックスした人

 

 検査はどこで受けられますか。

 主治医に尋ねるか、以下の方法で近くの検査サイトを探して下さい。

 ・gettested.cdc.gov を見る。

 ・郵便番号でKNOW IT (566948)を探す。

 ・1-800-CDC-INFO (232-4636)に電話する。

 検査所の多くは無料、匿名です。また、薬局やオンラインで自己検査キットを購入することもできます。ほとんどのHIV検査は健康保険でカバーされます。

 

 検査結果が陰性だったら

 ・それでもHIVに感染している可能性は残ります。「ウィンドウ・ピリオッド」について主治医に尋ねて下さい。HIVに感染しても検査では陽性と出ない期間です。

 ・陰性を維持するために、HIV予防策をとりましょう。

  さらに詳しい情報は www.cdc.gov/hiv/basics で。

 

検査結果が陽性だったら

確認検査を受けることになります。

HIV感染を知るのは恐ろしいかもしれません。しかし、きちんと対応すれば健康な日々を過ごすことができます。

HIVに感染していたら、すぐに治療を始めます。HIV治療により何年も健康な状態で暮らし、他の人にウイルスが感染する可能性も減らすことができます。

 さらに詳しい情報は www.cdc.gov/HIVTreatmentWorks で。

 

 詳細情報は www.cdc.gov/hiv でご覧下さい。

 

 

CDC HIV Basics Testing

https://www.cdc.gov/hiv/basics/testing.html

 

The only way to know for sure whether you have HIV is to get tested. CDC recommends that everyone between the ages of 13 and 64 get tested for HIV at least once as part of routine health care. Knowing your HIV status gives you powerful information to help you take steps to keep you and your partner healthy. This section answers some of the most common questions related to HIV testing, including the types of tests available, where to get one, and what to expect when you get tested.

 

 

HIV Testing 101 

Many HIV tests are now quick, FREE, and painless.

 

Should I Get Tested For HIV?

Everyone ages 13 to 64 should get tested for HIV at least once.

  • Some sexually active gay and bisexual men may benefit from more frequent testing (every 3 to 6 months).
  • If you’re pregnant or planning to get pregnant, get tested as early as possible to protect your baby.
  • You should get tested at least once a year if:

ºYou’re a sexually active gay or bisexual man.

ºYou’ve had sex with an HIV-positive partner.

ºYou’ve had more than one partner since your last HIV test.

ºYou’ve shared needles or works to inject drugs.

ºYou’ve exchanged sex for drugs or money.

ºYou have another sexually transmitted disease, hepatitis, or tuberculosis.

ºYou’ve had sex with anyone who has done anything listed above or with someone whose sexual history you don’t know.

 

Where Can I Get Tested?

Ask your doctor for an HIV test, or find a testing site near you by

  • visiting gettested.cdc.gov
  • texting your ZIP code to KNOW IT (566948), or
  • calling 1-800-CDC-INFO (232-4636).

Many testing locations are FREE and confidential. You can also buy a home testing kit at a pharmacy or online. Most HIV tests are covered by health insurance.

 

What If My Test Result Is Negative? 

  You could still have HIV. Ask your doctor about the “window period,” a period of time after a person is infected during which they won’t test positive.

  • To stay negative, take actions to prevent HIV.

Visit www.cdc.gov/hiv/basics to learn more.

 

What If My Test Result Is Positive?

You may be given a follow-up test to confirm the result.

  • Finding out you have HIV can be scary, but you can still live a healthy life if you take action.
  • If you have HIV, start medical care right away. HIV treatment can keep you healthy for many years and reduce your chance of transmitting the virus to others. Learn more at www.cdc.gov/HIVTreatmentWorks.

 

For more information please visit www.cdc.gov/hiv

 

OPT-OUT検査について 米国のAIDS.govサイトから

 あくまで米国ではこういう考え方に基づいて対策が進められているということで、そっくりそのまま日本に当てはめられるものではありませんが、参考にはなります。まずはAIDS.Govに掲載されているOpt-Out検査の説明から。

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 2006年の勧告がいまも生きているようですね。Q&Aでは検査カウンセリングもインフォームドコンセントも不要とする考え方が示されています。

《CDCによると、予防カウンセリング廃止の背景には、保健医療機関における検査の妨げになるものをなくす、もしくは減らす意図があります。HIV検査は、すべての医療サービスを対象にした一般的な承諾書(同意書)でカバーできるとCDCは考えています》

 ちょっと意地悪な言い方をすれば、ごちゃごちゃ言っていないで、邪魔なものはさっさとなくせという扱いでしょうか。相当乱暴な印象も受けますが、日本のお医者さんの間にも最近は、こうした考え方への待望論が広がっているように思います。

     ◇

オプト・アウト検査 (AIDS.govのHIV/AIDS BASICS から)

 CDCは2006年に保健医療機関における成人、若者、妊婦に対するHIV検査のための改正勧告 https://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr5514a1.htm を発表し、保健医療提供者に以下の助言を行っています:

・13歳から64歳までのすべての人、および妊婦を対象にルーティンHIV検査を行う方針を採用する。

HIVのオプト・アウト・スクリーニングを実施する ― つまり、患者がはっきりとHIV検査を拒否しない限り、HIV検査をルティン(日常的)に行う。

・検査前カウンセリング、インフォームドコンセント、検査後カウンセリングは必要としない。

 

 「オプト・アウト検査」は、あなたが必ずHIV検査を受けなければならないという意味ではありません。一般論としていえば、あなたにはHIV検査を断る権利があります。(ただし、血液提供者や臓器提供者、兵役志願者、現役兵士、一定条件下における連邦および州刑務所の収監者、いくつかの州における新生児、外国からの移住者は除く)

 CDCはオプト・アウト・スクリーニングを以下のように考えています:

 ・より多くの人が自らのHIV感染を確認することを助ける。

 ・HIV感染をより早く知り、治療効果を高める。

 ・HIVに感染して生まれてくる赤ちゃんをさらに減らせる。

 ・HIV検査に伴うステイグマを減らせる。

 ・HIVに感染している人がパートナーの健康を守るための対応を取れるようになる。

 

よくある質問

 CDC勧告がオプト・アウトHIVスクリーニングをルティン(日常的)に実施する対象を13歳からにしているのはどうしてですか。

 10代で性的に活発な人の割合は相当高く、必然的にHIVを含めた性感染症の高い感染リスクにさらされていることがこれまでの研究で示されています。日常的HIV検査スクリーニングなら、多数の10代の若者が、両親に性的な活動を明かすことなく検査を受けられるようになります。(10代の性リスク行動に関する最新情報はCDCのDepartment of Adolescent and School Health  で)

 

 保健医療機関において、検査前/予防カウンセリングとインフォームドコンセントがもはや推奨されなくなっているのはどうしてですか。

 CDCによると、予防カウンセリング廃止の背景には、保健医療機関における検査の妨げになるものをなくす、もしくは減らす意図があります。HIV検査は、すべての医療サービスを対象にした一般的な承諾書(同意書)でカバーできると考えています。

詳しくはCDCのHIV Testing in Clinical Settings で。

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OPT-OUT TESTING

 

In 2006, the CDC released its Revised Recommendations for HIV Testing of Adults, Adolescents, and Pregnant Women in Health-Care Settings, which advise providers in healthcare settings to:

  • Adopt a policy of routine HIV testing for everyone between the ages of 13-64 and all pregnant women
  • Use opt-out screening for HIV—meaning that HIV tests will be done routinely unless a patient explicitly refuses to take an HIV test
  • Eliminate the requirements for pretest counseling, informed consent, and post-test counseling

 

“Opt-out testing” does not mean that you MUST take an HIV test. In general, you have the right to refuse an HIV test. (Exceptions include blood and organ donors, military applicants and active duty personnel, Federal and state prison inmates under certain circumstances, newborns in some states, and immigrants.)

 

The CDC believes that opt-out screening for HIV:

 

    Will help more people find out if they have HIV

    Will help those infected with HIV find out earlier, when treatment works best

    Can further decrease the number of babies born with HIV

    Can reduce stigma associated with HIV testing

    Will enable those who are infected to take steps to protect the health of their partners

 

Frequently Asked Questions

Why does the CDC recommend that routine, opt-out HIV screening start with 13-year-olds?

 

Research indicates that a significant percentage of teens are sexually active, which automatically puts them at risk for contracting STDs, including HIV. Routine HIV screening also allows many teens to get tested for HIV, without having to disclose their sexual activity to their parents. (For current information on teen sexual risk behavior, see CDC’s Department of Adolescent and School Health.)

 

Why are pretest/prevention counseling and informed consent no longer recommended in healthcare settings?

 

According to the CDC, the intention behind eliminating prevention counseling was to reduce or end barriers to testing in healthcare settings. CDC believes HIV testing can be covered under a general permission form (consent form) that is signed for all medical care.

 

 For more information, see CDC’s HIV Testing in Clinical Settings.